テラーノベル
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「あー……疲れたぁ……」クロノヴァの白組リーダー・かなめは会議が終わった瞬間、ベッドにダイブした。
『ちょっとw。かなちゃん、まだ朝だよw』
Discordの向こうでれむが笑いながらツッコむ。しかし、その裏に“まだ休ませないよ?”のニュアンスを感じ取り軽く身を震わせた。
『まぁまぁ、最近忙しいし、あんまり眠れてないんじゃないの?ねぇ、かなめ』
しゃるろがそうフォローを入れる。
「あはは……実はそうなんだよねぇ……w」
枕を抱えたまま再びデスクに座る。即刻入眠スタイルだ。突っ伏したら速攻で眠れる。
『もー!ちゃんと寝ないとダメだよ!』
『最年少に注意されてるやんw』
「ゔっ……」
しのの真っ当な正論とうるみやの追い討ちに思わず呻き声をもらしてしまった。
『でも、最近遅刻は減ったよね。かなちゃんもだけどあるちゃんも』
『ん?あぁ、そうだな』
『相変わらず納期は守らないけどね〜?』
れむの言葉にプルプルと震えるかなめ。恐らくARKHEも同じ状態だろう。
「ご、ごめんて……w」
『そう思うならさっさと作業しなよ?』
「はいはい……」
かなめはDiscordは繋いだまま編集アプリを立ち上げる。かなめとれむが軽口を叩いている間にもARKHEはもう既に編集を始めているのだろう。ヤケに静かだ。
(あんまり、どころか昨日“も”全然寝れてないんだけどなぁ……)
対面での会議の際にはメイクをしているため誰も気付かないが、今のすっぴんは一目で寝不足だと分かる顔色をしている。
(今夜は寝れるかなぁ……)
ヴーッ、ヴーッ、ヴーッ……
突如鳴り出した“普段使いじゃない方の”スマホの着信音によって、その思いは虚しくも打ち砕かれたのだった。
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風夜
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コメント
1件
うわ、かなめちゃん、寝不足なのに編集とか絶対無理してるやつ…泣 でもDiscordでのメンバーとの軽い掛け合いが日常感あって、クロノヴァの関係性すごく好きです。れむの“まだ休ませないよ?”みたいなニュアンスとか、しのの正論とその後のうるみやの追い討ちで呻くかなめの流れ、ほんとチームって感じがしてグッときました…。そしてラストの「普段使いじゃない方のスマホ」の着信、一気に不穏になるの最高です…第4話めっちゃ気になる…!