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こんな最高なストーリー初めてみた🥹 もうほんとに好みすぎて泣く😭 大好きです😭
うん、私の好きな物詰め込みすぎたストーリー!
実はインフル一歳の時にしかなったことなくて インフルかかった人の気持ちが分からない…笑
- ̗̀⚠︎ ̖́-
nmmn
本人様とは関係ありません
꒰ঌ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈໒꒱
桃side
お泊まり会の次の日。
昨日はずーっと起きてゲームをしてた。
朝からゲームとお酒の残骸を片付け
みんなで朝ごはんの準備。
でも、1人だけリビングの布団でまだ夢の中
みんなが起きてから騒がしい中、橙だけ
全然起きないのはこっちがびっくり。
桃『橙ってあんな眠り深かったっけ?』
紫『分かんない…でも、あんな深くは無い』
紫『いつもアラームで起きるでしょ。』
紫『俺たちアラームより騒いでたよ?』
桃『そーだよね…』
青が騒いで、どんどん騒ぎが大きくなるなか
全然起きない橙。
もう既に朝の10時を回っていた
青『橙くん起こしていいー?』
青『もう布団片付けたいし。』
赤『確かに、そろそろ起こさないと。』
青『橙くーん、起きてー!!』
家中に響き渡るくらいの大声で
橙を起こす青。
これは誰がされても目覚めるわ…
橙『…ぁう、….、?』
青『起きて、起きてー』
橙『んはぁ、っ….ッ、』
布団を剥がされ、やっと起き上がる橙。
でも、逆再生するように倒れ込む。
桃『起きろってw布団片付けるから!w』
橙『んぅ、…ッ、…』
俺が声をかけると横にあるソファに寝転ぶ橙。
次はそこかよ。
紫『体調悪い、?』
橙『……、こくっ、…』
紫くんの質問にはっきりと頷く橙。
赤『もしかして、夜中起きてたの橙?』
橙『…………、こくっ、』
赤『そん時から体調悪かった?』
橙『……………ぅ、ん…ッ』
青『熱測ろ。』
家主の青が橙に体温計を渡して
橙が熱を測り始める。
橙の熱の上がり具合が気になって
少し額に手を当てる。
桃『…まだ上がるな…めっちゃくちゃ冷たい』
橙『んふ、っ……ッ、』
布団を剥がされたけど、また布団が戻ってきて
その中に丸まる橙。
布団の中で機械音がなり
橙が俺に体温計を渡してくる。
その体温計には38.3と結構高めの数字が
表示されている。
桃『高いじゃーん。』
橙『ん、…ふ、』
弱りまくってる橙と戯れてると
後ろの方から声が聞こえる。
紫『ちょ、黄くん、?』
紫『包丁で手切っちゃってるよ、?』
黄『ぇ、?…ほんとだ、』
紫『黄くんも体調悪い?』
黄『わかんない、…でも、ぼーっとする…』
紫『黄くんも熱測ろ。』
体温計を目掛けて走る紫くん。
黄も体調が悪いらしい。
紫『ちょ、…ここ座んな?』
ソファが背もたれになるように
黄を座らせ、体温計を脇に挟む。
紫くんが珍しく焦ってたから
落ち着かせ、2人の看病と向き合う。
紫『ありゃ…お熱あるね~…38.1℃。』
黄『ん~…ッ』
青『はい、ここに寝て。寝ろ。』
布団を敷き直して黄を寝せようとする青。
もう何もかもがかなり雑。
青『…僕も寝ていい?』
桃『別いいけど…なんで、?』
青『僕も体だるい…ごほっ、ごほっ…』
桃『……、寝ろ。お前今から熱出るから』
青『あい、ねる、ごほっ、げほっ…』
絶対青も熱出るし、咳も酷いからその症状が
寝てる間にすっと出るように寝かせる。
俺、気付いたんだよ。
3人の症状、インフルだなって。
もう一個気づいた。
絶対みんなに移るなって事。
後、今気づいたけど赤もだいぶ辛そう。
俺の鋭い感は全て当たってて
赤に声をかけると関節が痛くて動けないと。
筋肉痛のような痛みが体を襲ってると。
赤にも体温計で熱を測らせる。
少し微熱があって、多分今から上がる。
赤も青の横に寝かせて、一旦一区切りが付く。
橙も俺らがバタバタしてたらいつの間にか
すやすやと寝てた。
たまに顔顰めるのはみんな共通。
紫『桃くんは大丈夫…?』
桃『うん。俺は全然元気。』
桃『シャトルラン走れるくらい』
紫『んふ、じゃあ、良かった。』
桃『紫くんは大丈夫?』
紫『今のところは。』
桃『きつくなったら言いなよ?』
紫『桃くんもね。』
みんなが起きないように小声で紫くんと話す
紫くんの変化にも気付かないとだな。
俺らもいつ体調悪くなっと分かんないし。
紫『俺、お昼ご飯とか色々買って来ようか?』
桃『お願いしていい?』
紫『うん、行ってくるね。』
荷物を持って家を出ていく紫くん。
俺は昨日のお片付けを再開。
まだ終わってない皿洗いと
机を拭いて綺麗にする。
キッチンの方で皿洗いをしている
じーっと見てくるような視線を感じる。
みんなのいるところを見てみると
こちらをじーっと眺めてきてる橙がいた。
橙の腕には体温計。
熱測ってる間俺見るのかよ、w
桃『おはよ。熱どんぐらい?』
橙『…さんじゅー、きゅーてん…に、』
桃『たっか…暑い?寒い?』
橙『あつい、』
桃『じゃあ、上がりきったな。』
桃『そこにある水飲んで寝とけー』
橙『はぁい、』
素直な橙は水を飲んで
またすやすやタイムに戻る。
橙が寝たと同時に玄関から紫くんが帰ってくる
すっごい時間がかかってたから
途中倒れたんじゃねぇか心配だったが
無事帰宅。
紫『買ってきたぁ…』
桃『すごい遅かったね…』
紫『大きい場所でまとめ買いしたかったから』
紫『2つくらい先のバス停まで乗ったら』
紫『めっちゃ酔っちゃって少し休んでたら…』
桃『そか、今は大丈夫?』
紫『少しムカムカするだけだから大丈夫』
桃『まぁ、吐き気は一気になくならないよね』
桃『きつかったら無理にでも吐けよ?』
紫『はいはーい。』
信用のないお返事をいただき
作業再開。
次いでにみんなの額に熱さまシート貼る。
意外と熱が上がるのが早くて
もうみんな顔が赤いから、熱上がりきったかな
青『うぅ゛…あたまいたぁい、』
紫『辛いねぇ…』
熱さまシートに貼った時に起きた赤と青は
色んな痛みと戦ってる。
黄と橙は全然起きん。
紫『…食べれなくなる前にご飯食べよ』
桃『やっぱ気持ち悪い?』
紫『うん、w…吐いたら食べたくなくなるし』
桃『確かに。』
桃『何食べる?』
紫『……親子丼。』
桃『結構食べるね、w』
紫『元気つけないとだし。』
結構なボリュームの親子丼を温めて
ゆっくりと食べる紫くん。
やっぱりまだ不快感は消えないのだろう。
紫『お水もらっていい、?』
桃『はいどーぞ。無理して食べないでね。』
桃『残ったら俺食べるし。』
紫『ぅ、ん…』
苦しそうな笑顔をこちらに向け
水と一緒に親子丼を流し込む紫くん。
もう紫くんが吐くんじゃねぇかと
ヒヤヒヤして落ち着けないから
袋も近くに用意する。
紫『けほ、っ…ッ、』
咳をした瞬間、口を抑えて
ぼーっと息を止める紫くん。
体が震えてる。
桃『…吐く?』
紫『…………、』
首を横に振るけど答える余裕もないほど
気持ち悪いのだから吐かせた方がいいと判断し
もう、袋を紫くんの口元に添える。
紫『………、』
袋を嫌がるも
もう限界が近づいてきてるのか手すら震えてる
桃『もう限界だろ。背中さするね。』
どんだけ体調が悪くても頑固な性格は
変わらないな。
紫くんの口元に袋を当て、背中をさする。
すると、今まで無理に止めてたものが
紫くんの意思でも止められないくらいの
勢いで袋にばしゃばしゃと落ちる。
数分後、やっと落ち着いて椅子の背もたれに
ぐったりと寄っかかる紫くん。
桃『よしよし…頑張ったね。』
桃『ちょっと体温計挟むね。』
ぼーっと、ぐったりとしてる紫くんに
体温計をぶっ刺し、音を鳴るのを待つ。
音が鳴って、液晶画面を見ると38.2℃。
まだ、これから上がる熱だ。
桃『布団行こ。』
紫『……、ここでい、ぃ、ッ』
親子丼を退かして、机に伏せる紫くん。
いや普通に考えてダメだろ。
桃『だめだって…おきて、!』
もう瞼が下がりきった紫くんに声をかける。
あんまり大きな声は出せないから
耳の近くで声をかける。
紫『も、…ぅ、ごきたくない、…ッ』
桃『じゃあ、次起きた時に移動しようね』
紫『ん、っ……ッ』
机に伏せて寝ちゃった紫くんに
ブランケットをかけて、吐瀉物を片付ける。
青は頭痛薬が効いた隙に寝たが
筋肉痛と関節の痛みが収まらない赤は
さっきからもぞもぞ。
熱も上がりきってたし、頭も痛いだろうけど
もう体の方が痛いのか楽な体制を
探す旅に出てる。
黄『んん、…やだ、ッ…やめて、…』
黄『はぁ、っ…はぁッ…』
赤『黄ちゃーん、起きてー、!』
黄『…ん、ッ…あかぁ、…』
赤『魘されてたけど、…大丈夫、?』
黄『ん、…』
黄は魘されてた模様。
熱あったら変な夢見るもんな…
赤が起こしてくれて良かった。
黄『桃くん…、紫くんどーしたの、?』
上半身を起こし、テーブルが見えたのか
俺に紫くんのことを聞いてくる
ちょっと楽そうな黄。
寝てすっきりしたのだろうか。
桃『紫くん、昼ごはん食べたら吐いちゃって』
桃『熱もあがって、ぐったりしてて』
桃『もう動くのも難しかったから』
桃『そこで寝かせた。』
黄『そか、…青ちゃんたちも、?』
桃『うん、お前ら全員インフルだから』
桃『絶対。』
黄『そーなんら、w』
そう言って、赤と仲良く
じゃれ合い始める黄。
黄は寝て軽くなるのか?w
あいつには薬も飲ませてない。
青と橙もいつの間にか仲良く同じ枕を使って
向かい合わせで寝てる。
少し元気な赤と黄は一緒にYouTube見てる
俺もやることが無くなったから
紫くんが食べ残した親子丼を口に運ぶ。
俺は全て美味しくいただき
ゴミを捨て、少しソファに寝転ぶ。
橙はいつの間にか青の横に移動してて
ソファが空席だったので少し。
少し体がだるいのは内緒。
今はみんなの方が辛いもんね。
紫『ぅえ、ッ、…げほ、ッげほ、…』
赤『ぁ、紫くん吐いた。』
黄『寝ながら吐いちゃった、…かな。』
机にうつ伏せになったことが胃を
圧迫したのかな?
少し締まっちゃうもんね。
紫『ぅ゛ぇ゛、っ…げほ、ッ…ぇ゛…ぅ、…』
桃『紫くん…おきて、…風呂いこ、』
さっき寝っ転がって気が抜けたのか
さっきの元気は戻ってこない。
赤『おまえ、熱あるだろ。寝とけ。』
赤『紫くんは俺と黄くんで無理ない程度に』
赤『処理するから』
桃『まだ熱は無い…体だるいだけ』
赤『それ熱あるのと一緒』
赤『俺らが寝てたところに寝な』
桃『ん、』
もう戦う気力もなく
赤と黄の温かさが残ってる布団の上で
静かに意識を落とした。
全員が熱を出し、インフルの検査をしたら
見事に全てに陽性反応が出る
これは最悪の事態だな。(
⋆͛_𝐞𝐧𝐝_⋆͛
リクエストありがとう👍🏻✨