コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
文化祭前夜トーク開幕です。
体育祭の時とは違い、私は重要な役に就いている訳でもなければ、文化祭に対して特別思い入れがある訳でもありません。けれど何となく、この前夜トークを書いてみようと思いました。何となく。
もう文化祭。私はまだ体育祭が終わったばかりの感覚です。余韻に浸る間もなくテスト期間に入ったので、その余韻が後から後から来てたので。
文化祭の醍醐味とも言えるクラス合唱。
つい数日前まで、今年はどうなる事かと思ってました。クラスメイトはやる気のない人ばかり。私はソプラノパートのパートリーダーを務めているのですが、ソプラノは人数が少ない上に声量がある人がいない。ソプラノがほとんど主旋を歌うのに男声に負けてしまう。この状況を何とか変えなければ、そう焦っていました。
しかし3日前ほどの音楽の授業。これが文化祭前最後の音楽の授業でした。そこでクラスメイトの心に火が着いたのです。びっくりしました。
急に声量が出て、録音した音源を聞かされたことで周りの音を気にする事が出来るようになり、レベルがぐっと上がりました。
伴奏者は「急に本気出してくるやん」と不敵な笑みをを浮かべてましたね(笑)。頼もしい仲間の1人です。
今日の朝9時頃、前日最後の練習がありました。担任は吹奏楽部の副顧問の先生を朝イチで捕まえてくれて、優しい指導を受けながら最後の追い込みをしました。
最後の通しで担任が涙を見せたのです。とってもピュアな人だ、と思いました。何としてでも、担任に金賞をあげたいなって思います。
クラスの本気を見せつけてやるぞ!
私が所属している吹奏楽部では、文化祭のパフォーマンスで3年生が引退することになっています。去年は文化祭の後に定期演奏会があり、そこで引退という形になっていたのですが、今年で変わってしまいました。
正直信じたくないです。信じられないです。実感が湧いてません。
今日のリハーサルで、顧問がこう言ったのです。
「3年生と演奏できる最後のコンクール曲です。3年生が引退してしまったら、この音楽はもう2度と演奏できない。」と。
こう聞いた時、胸を強く打たれました。
明日は悔いのない演奏が出来ればいいなと思います。というかしてみせます。
楽しみと緊張詰まった文化祭。
無事成功しますように。