テラーノベル
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閲覧注意
※この作品には生理的嫌悪感を催す表現や、生々しい表現など、人によっては不快になるような表現が含まれています。
苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
私はだれなのか。何ものなのか。そんなコトはどうでもいい。
私は目の前にあるアカく、不定形なものを掴む。
ぐちゅ…とナマ暖かい感触が、私の手のひらに伝う。
匂い。感触。全てが手のひらに残り離れない。
指の隙間から少し溢れ、私は─
口に含む。
………。
生クサい。
生クサい匂いが広がり、
咀嚼するほどに匂いが強まる。
鼻の奥に。シゲキ臭が私の粘膜にこびりつく。
私はただゆっくりと咀嚼し…
嗚咽。
抑え込み、私は…ただゆっくりと咀嚼し、咀嚼し…
咀嚼し
咀しゃくし
そくしゃくし
そしゃく。
嗚咽を抑え込み
私は…
──ゆっくりと嚥下する。
イキモノのような感触が喉を伝い…
私の身体が拒絶し、上がってくるかんしょく。
からだがきょぜつしようが…かまわず飲みこむ。
それがただしいことだろうから
コメント
2件
これは考察しがいがあるぞ………
人間なのか?これ…人肉なら生臭いの他に鉄臭いみたいな描写が有りそうだけど…わたしも短いやつ書いてみようかな?