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深夜、源静香は自らの部屋で、昼間の出来事がもたらした異様な昂ぶりと、これまでに経験したことのない身体の疼きに支配されていた。恐怖と屈辱に塗りつぶされたはずの記憶が、熱を帯びた拍動とともに、彼女の理性をじりじりと侵食していく。彼女は音を立てずに家を抜け出し、月明かりを浴びながら剛田武の家へと向かった。夜の静寂が、彼女の内に芽生えた歪な衝動をいっそう際立たせる。裏口から忍び込んだ彼女は、荒い寝息を立てる武の枕元に立った。
眠る武の姿は、昼間の凶暴な怪物ではなく、ただの巨大な少年だった。しかし、静香の視線はその無防備な肉体へと吸い寄せられる。彼女は躊躇なく布団を剥ぎ取り、眠りの中にある彼の象徴を、自らの内へと導き入れた。
突然の異変と重みに、武は飛び起きた。闇の中で自分を跨ぎ、狂気を孕んだ瞳で見下ろしてくる静香の姿に、彼は言葉を失う。「し、静香……?」という震える声は、彼女が腰を沈めた瞬間の衝撃にかき消された。
静香の動きは、復讐のようでもあり、同時に深い悦楽を貪る獣のようでもあった。彼女は武の大きな手を無理やり自分の体に這わせ、彼を再び「加害者」の役割へと引き戻そうとする。武は困惑し、拒絶しようと身をよじったが、彼女の執念とも言える力に抗うことができない。
静香の口からは、昼間の悲鳴とは似ても似つかない、熱を帯びた喘ぎが漏れ出した。彼女は自らの尊厳を奪ったその剛毅な肉体を通じて、自らもまた底なしの情欲へと堕ちていくことを選んだのだ。
一方、武は恐怖した。自分を襲った少女の圧倒的な変貌と、その行為に快楽を見出している自分自身の醜さに。二人の間にあるのは、もはや幼馴染という絆ではなく、共依存という名の深い奈落だった。
夜が明ける頃、二人の関係は修復不可能なほどに変質していた。一方は支配を求め、一方はその支配を貪る。その密室の中で繰り返される行為は、静かな夜の闇に飲み込まれ、誰にも知られることのない地獄を形成していった。