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4月 3日 ( 金曜日 )
高校の入学式だった 。
憧れの高校の制服を着て、俺は参加した。
中学の頃の友達は勿論いなかったから、俺は1人で本を読んでいたんだ 。
そしたら 、 1人の綺麗な顔をした男の子が話し掛けてきた 。 名前は「 星川 優 」 。
その子も俺と同じで1人だったらしい 。
俺らはそのまま息統合した 。
連絡先を交換して 、 その日は帰った 。
4月 6日 ( 月曜日 )
入学式後の初登校 。
俺は優に会うのが楽しみだった 。
教室に入ると 、 優が手を振ってくれた 。
だから俺は机の横に荷物を置いて 、 優の方に行った 。
相変わらず 、 優は面白い話を沢山してくれた 。
やっぱり優はいい友達だ 。
5月 22日 ( 水曜日 )
クラスには馴染めた 。
優はクラスの中心的人物になっていた 。
だから 、 優と絡む機会は減ってしまった 。
話す事もあまり無くなってしまったし 、 遊ぶ事も減った 。
でも 、 その代わり新しい友達が3人出来た 。
名前は「 宮下 七美 」( 女 )、 「 早川 雪 」( 女 )、 「 城谷 湊 」( 男 ) 。
いつも4人で行動してる 。
優と話せなくなったのは残念だけど 、 3人がいるからあまり気にしては無い 。
5月 30日 ( 木曜日 )
今日は国語の授業で6月8日の発表の為に2人組で資料集めをするらしい 。
2人組は先生が決めたらしい 。
俺はたまたま優とだった 。 俺が “ よろしく 、 一緒に頑張ろーね 。 ” って言うと 、 無愛想に “ よろしく ” と返ってきた 。
まるで、初めて会ったみたいに 。
休み時間 、 俺はいつもの4人組で話していた 。 でも 、 その時 、 優の話が耳に入ってきた 。
” 俺 、 アイツと一緒になったんだけど 、 マジで最悪ー笑笑 “
俺はそれを聞いた瞬間 、 3人に ” 御手洗い行ってくる “ 、 と行って席を外した 。
俺は個室に入ると 、 そのまま吐いた 。
何度も何度も 。
辛かった 。 優にあんな事を言われるのは 。
苦しかった 。
6月 1日 ( 土曜日 )
その日 、 俺の家で資料集めをする事になった 。
優は面倒くさそうにノートに書き写していた 。
優の顔を見てるとまた吐きそうになる 。あの日言われた事を思い出して 。
視界が少しぼやけた 。 その内 、 俺は倒れてしまったらしい 。
優が俺をベッドに寝かせてくれたらしい 。
優には申し訳ないけど 、 少し気持ち悪い 。
𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹