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「ちょっと聞いててね、涼音♡

__竜胆の薬の効果、きれちまうとか聞いてないんだけどー。どういうことだよヤク中♡」

「__別人格の、能力かも、、、」

私の別人格は、その人の本質を呼び覚ます能力がある。

つまり__こんな怖い性格が、蘭の本性

「あはっwそんな怯えなくてもいいって…..なるべく痛くはしないから♡」

怖い。

せっかく勇気を出せたのに。

「逃げられると思ったのにっ、、、!」

絞り出した声に、鶴蝶は悲しげに顔を歪めた。

「正直いって歪なのは分からない。

俺は根がおかしいから。

でも、お前が苦しんでるのはわかるよ、涼音。

逃げてくれ」

暖かい言葉は失いかけていたアイデンティティと勇気を取り戻すのに充分だった。

「じゃ、はやくこっちに__」

気味の悪い笑顔で差し出された春千夜の手を払い除ける。

「は……?」

私が春千夜に逆らうことが起きるなんて。

「*あんた、邪魔。*」

場の空気が凍りつくくらいつめたい声が出た。

「なっ……!!」

春千夜も驚いている。

そりゃそうだ。当の本人も驚いているのだから。

「私の事、馬鹿にしやがって……!!!私は玩具じゃないんだよ!!人間だよ!

っ!……変わろうとしてる私にとって、春千夜も蘭も邪魔なのよ。」

だから、私は貴方たちが1番苦しむ方法で、私を救うことにした。

「悪くは思わないで?」

カチャリと、私の持っている鈍い光を放つ拳銃は音を出した。

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