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環達がゲートを通り着いたのはボーダーの本部の屋上だった
そして、環達が帰ってくる事を知っていたのだろう、鏡夜達と荒船達が出迎えた
環
「ただいま帰りました、、って鏡夜怖いよ!」
環
「刀しまってくれ!」
そう環が刀を構えている鏡夜に言うと鏡夜は笑顔で言った
鏡夜
「どの口が言うのかな?、丸二日居なくて、仕事全部押し受けた奴が」
環
「ごめんって!」
そう環と鏡夜が言い合っているとハルヒが半崎達、、と半氷を見て言った
ハルヒ
「お帰りなさい、、って先にやることがあるみたいですね」
ハルヒ
「環先輩!」
とハルヒが環を呼ぶと環は鏡夜に向こうでの出来事を説明し、半氷について話した
鏡夜
「分かった、犬を呼んでくる」
環
「頼んだ」
そう環が話していると荒船達が半崎が二人いる事に驚いている
荒船
「半崎が二人!?」
風間
「これは一体、、」
東
「小荒井!奥寺!これは一体!」
嵐山
「佐鳥!無事か!?」
三輪
「古寺!」
そうそれぞれの隊長達が半崎達に聞くと環が言った
環
「皆さん!、説明は後でするので今は落ち着いて下さい!」
荒船
「落ち着けって無理だ!半崎が二人、、しかも白い髪だし!」
半崎
「荒船さん!、説明は後でするので今は!」
そう半崎が言っていると半氷は倒れた
ハタン
環
「!、半氷くん!」
半氷
「も、、、、、だ、、め、、」
小荒井
「半氷!、しっかりしろ!」
奥寺
「犬!、犬はまだか!」
そう奥寺が叫ぶと鏡夜と犬がやって来た
そして、環は犬へ言った
環
「犬!、直ぐに氷の空間を作れ!」
環
「早く!」
犬は何故かと思ったが半氷を見て全てを察した
犬は素早く氷の空間を作り言った
犬
「首魁様!、早く此方に!」
環
「あぁ!」
環
「半氷くん!しっかり!」
歌川
「環さん!手伝います!」
こうして、半氷は環と歌川によって氷の空間へと保護された
そして、環は上層部、城戸達への報告へ向かった
コンコン
環
「失礼します」
城戸
「入りたまえ、、」
環
「ただいま、帰還しました」
そう環が言うと忍田が本題を聞いた
忍田
「帰還した所悪いが、、半崎団員に似た彼は誰だい?それとあの彼は何やら環くん君が保護したそうだね、、向こうで何が合ったんだい?」
環
「はい、実は、、」
環は平行世界の事、怪異、凍った三門市とボーダーと保護した理由を話した
環
「と言う訳で、保護した次第です」
忍田
「半崎団員、、いや、半氷団員は力のコントロールが出来ず」
林藤
「しかも、触ったら相手を凍らせてしまい人間に戻りたがっていると」
環
「はい、ですので此方で保護させて頂きたいのです、、それにトリオン体の状態での怪異化ですので、、何か起こるか分かりません」
鬼怒田
「だか!、怪異でのトリオン体は初めてだ!研究しなければいかん!」
環
「なら、半氷、、半崎くんに死ねと、、もしあの空間から出してしまえば半崎くんは死んでしまうでしょう、、研究は半崎くんの意思を尊重して下さい、、、鬼怒田さん」
そう環が言うと城戸が環に聞いた
城戸
「環くん、、もし半崎団員のトリガーオフをしたらどうなるか、、」
環
「トリガーオフすれば、、力は暴走するかと」
城戸
「そうか、、」
根付
「暴走とは、、怖いですね」
根付
「もし、此処も凍らせられたら、、たまったゃもんじゃあありませんよ」
根付
「もし、氷に覆われたら、、環くん責任はとれるんですか?」
そう根付が言うと環は根付に言った
環
「責任?、覆われないようにするのが俺達の役目です、、ですかこの役目は大人の、、貴方方の役目でもあります、、」
環
「怪異になっても、、彼は人間です」
環
「化け物扱いを貴方はするんですか?」
根付
「そ、それは、、」
唐沢
「まぁまぁ、環くんそんなに怒らないでくれないか、根付さんだって悪気があって言った訳ではない、そうでしょう?」
そう唐沢が言うと環は何も言うわない
城戸はこれまでの話しを聞いて環に言った
城戸
「分かった、、半崎団員の件は環くん君に預けよう、、話しによれば、、違う世界の君達が迎えにくると言う事だ」
城戸
「それまでに半崎団員を預けよう」
環
「ありがとうございます」
城戸
「しかし、条件がある」
環
「何でしょうか」
城戸
「半崎団員には此処ボーダー内の空間で保護する事、そして、、彼次第だが研究もさせてもらう、、荒船隊の彼らにも合わせる、、これでどうかな」
環
「分かりました」
城戸
「では解散」
そう城戸が言うと忍田達と環は部屋から出ていった
部屋から出たあと環は半氷の元へ向かった
現在半氷がいる空間は荒船隊の部屋に繋げている、そのため半崎などは自由に行き来できる
環
(けど、研究が始まれば行き来が制限されて半氷くんにストレスを与えてしまう、、)
環
(半氷くんには相談しなければな)
そう環は思い荒船隊の部屋のドアを開けると中には荒船と穂刈、加賀美がいた
環
「あれ?、半崎くんはどちらに?」
穂刈
「半崎なら、ついさっき風間さんに呼ばれて出ていった」
加賀美
「どうやら、向こうの世界での事を聞きたいとかで」
環
「そうですか、、」
荒船
「そんな事より、環、、半氷の事だか、、どうなった」
そう荒船が聞くと環は答えた
環
「とりあえず半氷くんは保護できますが条件を出されました」
加賀美
「条件?」
環
「えぇ、ボーダー内の空間で保護する事、研究させる事、、そして、、荒船さん達に会わせる事です」
環
「研究は半氷くん次第ですが、、なるべく研究させたくないんですが、、」
穂刈
「そうか、、半氷を人間に戻せるのか?怪異に一度なれば戻れないのでは?」
環
「ですが、猫と犬に頼めば何とかなるかと」
荒船
「は?、何とかって何だよ」
環
「俺もそんなに詳しくないんですか、、」
そう環達が話していると犬が現れた
犬
「首魁様、半氷殿が会いたいと」
環
「分かった、下がれ」
犬
「は」
犬はそう言うと消えた
環は荒船達に半氷も元へ行くと伝えると荒船が自分もいきたいと言った
環はそれを了承し、空間へ入って行った
空間へ入ると環は荒船に言った
環
「荒船さん、トリオン体になってくださいこれから行く部屋は凄く寒いですので」
荒船
「分かった」
荒船はそう言うとトリオン体へとなり環と一緒に部屋に入った
すると、中は氷のツララと吹雪が舞っていた
環
「半氷くん、、力のコントロールをしていたの?」
環
「ダメじゃあないか、やるときは俺か猫が居るときにやるようにっていったはずだろ?」
そう環が言うと半氷は謝った
半氷
「ご、、ごめんなさい、、ちょと、、でも制御したくて、、」
環
「今日は許すけど次は許さないからね」
環がそう言うと半氷は荒船の存在に気付き直ぐ様距離をとった
荒船
「半、、氷、、」
半氷
「何で荒船さんが居るんですか!?、何で!?」
と半氷が言うの吹雪は強くなり環は説明した
説明すると吹雪は弱くなり段々の収まってきた
半氷
「研究ですか、、」
環
「うん、けど無理時絵はしないよ」
環
「半氷次第だから、、ゆっくり、、考えてくれ」
半氷
「はい、、、」
環
「それと、、荒船くん達には君と会ってもらうから、、」
環
「無理そうなら、嫌と言ってもらっても構わないよ」
荒船
「だ、そうだ俺達も無理時絵はしないからよ」
半氷
「はい、、」
そうして半氷を保護して二日後、、
昼頃にお迎えがやって来た
その報告を受けた環と猫は屋上へ向かうとそこには向こうの世界の荒船達と環達がいた
猫
「よぉよぉ、欠片燃やし損ねた首魁様よぉ迎えに来んの遅かったじゃあねぇーの?」
と猫が首魁、環魁に言うと環魁は言った
環魁
「ぅ、、仕方ないだろう!座標合ったのはいいかを繋がるのに時間を食ったのだ!」
猫
「は!、嘘くせぇー」
猫時
「実際は副首魁らに怒られて、上層部らに怒られて丸1日潰れて、2日にゲート繋げたって感じだしー」
猫
「だと思ったわ」
環魁
「猫ズ!黙れ!」
環
「まぁまぁ、話しは後にして今は、、半氷くんの話しをしよう」
環
「見たところ、、、荒船さん達が来たみたいですね」
そう環は荒船、、荒平行達を見て言った
荒平行
「あぁ、指令達と話した結果だ」
穂平行
「それで、、半崎は保護しているとメモに書いてあったが」
環
「はい、説明は中でと言いたいですが荒船さん達が二人となれば混乱を招くので境界を通って行きましょう」
そう環が言うと猫が境界に穴を開けて環達は入って行った
境界の中で半氷の事を説明すると穂平行が聞いた
穂平行
「話は大体分かった、、だか人間に戻すことは本当に可能なのか?猫と犬の力を使えば可能と言う話しだが」
穂平行
「実際の所、、、どうなんだ?猫?」
猫、猫時
「「ん?、、あー、可能ちゃあ可能だ」」
猫、猫時
『『時間と空間をねじ曲げて、怪異、いわば半崎に中にいる怪異を倒せばな』』
荒平行
「半崎の中にいる怪異を倒す?」
猫
「おう、けどその怪異が大人しく倒されるとは思えねぇーし」
猫時
「時間掛かるかもしんねぇーんだよ」
そう猫ズが説明しているうちに半氷のいる空間へ到着した
環
「荒平行さん達に言っておきますが半氷くんは貴方方に傷つくのを嫌がっています、、ですので、、」
穂平行
「刺激をしないようにだな」
環
「お願いします」
そう環は言うとドアを開けた
ドアを開けると中では半氷が片手に氷を持って立っていた
半氷
「環さん!!、見てくだい!コントロール上手く出来ました!」
環
「良かったね、、けど今回は半氷くんに会わせたい人達がいるんだ」
半氷
「会わせたい人達って?、、」
半氷が聞くと荒平行達が姿を見せた
すると、一瞬で部屋全体が吹雪に覆われた
半氷
「は、はぁはぁはぁ!」
半氷
「な、、何でここに!」
半氷
「来たらダメです!」
半氷
「来ないで下さい!!!」
そう半氷が荒平行達に言うと荒平行と穂平行は言った
荒平行
「大丈夫だ、、もう大丈夫だ」
穂平行
「俺達は大丈夫だ」
荒平行
「だから落ち着け」
半氷
「フゥフゥフゥ、、、」
環ズと猫ズはこれ以上は不味いと思い荒平行達に言った
環
「荒平行さん達これ以上は無理かと」
環魁
「今日は諦めてましょう」
猫
「大丈夫、俺と」
猫時
「ジジイで何とかするからよ」
そう言うと荒平行達は部屋の外へ出て行った
そして、猫ズが環ズに言った
猫、猫時
「「首魁、ジジイ呼べ」」
猫、猫時
「「今日こいつ人間に戻す」」
と猫ズが言うの環ズは分かったと言い部屋を出た
数分後、犬ズがやって来た
犬
「おや、本当猫が居るの」
犬空
「本当じゃあ、猫時がおるわ」
猫
「うげ、ジジイが二人」
猫時
「とっとと始めようぜで帰ろうぜ?」
そう猫ズと犬ズが話していると半氷が言った
半氷
「え?、、、これから何が起こるの?」
半氷
「ちょと、、ねぇって!」
と半氷が言うと犬ズがこう言って半氷を寝かせた
犬、犬空
「「大丈夫じゃあよ、直ぐに分かる」」
トントン
猫、猫時
「「ジジイ、、怖」」
半氷をベッドに寝かせた後に猫ズと犬ズはこう唱えた
猫ズ
《時空間よ!》
犬ズ
《空間よ!》
猫ズ、犬ズ
《《この者の時空間!空間!を歪ませ!》》
猫ズ、犬ズ
《《この者の中に寝る者を連れ出すのだ!》》
そう唱えると半氷の周りが冷たくなり、、部屋の中央に半氷、、、半崎を怪異にさせた怪異、、氷怪異が現れたさかも半崎の姿で
氷妖怪
[へぇ、、俺を呼ぶなんて、、って!貴様らは幻の!]
猫
「あ?、俺らの事知ってるん?」
氷怪異
[知っているも何も!犬!貴様は俺の復讐相手だ!、どうせ俺の事は覚えてねぇだろうがな!]
そう氷怪異に言うわれた犬ズは誰かを思い出している
しかし、全く見覚えがない
犬
「すまないが覚えないのじゃあが、、」
犬空
「同じく、、猫達と間違えておるのではないか?」
そう犬ズが猫ズを見ると猫ズは教えて
猫
「ジジイ、、こいつ、、昔ジジイに因縁着けて殺そうした相手だぜ?」
猫時
「しかもジジイに因縁つけたあげく無罪な犯罪を擦り付けようとしてたじゃん?」
猫ズがそう教えてくれるが犬ズは全く見覚えがない
犬ズ
「「はて、、覚えておらんの」」
猫ズ
「「ジジイ、、とうとうボケた、、」」
そう犬ズと猫ズが話していると氷怪異は半崎の首を掴み言った
氷怪異
[ふざけやがって!!、半崎義人を永遠に怪異にしてやる!!!!!!]
と氷怪異は力を込めようとすると
犬ズ
「「話し合いは、、無駄だったようじゃあな、、残念じゃあ」」
猫ズ
「「消えろ」」
と犬ズと猫ズは言うと氷怪異へ一斉に攻撃をした
そして、、一斉攻撃を終えて奴がいた場所を見るとそこには誰も居なかった
猫ズ
「じゃあ」
犬ズ
「始めるかの」
そうして猫ズと犬ズは半崎に触れた
???
「、、くん、、半、、くん、、」
半氷
「ん?、、」
環
「起きて、、半氷くん、、」
そう環の声で半氷は目が覚めた
半氷
「あ、、れ?、、、犬と、、猫は、、」
環
「犬達ならゲートにいるよ、、」
環
「そんな事より鏡をみてご覧」
と環は鏡を半氷へ見せた
半氷
「ん、、?、、、!!!!!」
半氷は鏡を見ると驚いた
髪は元の色、瞳も元の色、、戦闘服も元の色だからだ
半氷?
「た、、環さん!、、こ、、これ、、!」
環
「うん、、半氷、、いや、、半崎くん、、君は人間に戻れたんだよ」
半崎
「っ!、本当に!」
環
「本当だよ、、来てごらん」
環はそう言うとドアを開けた
するとそこには荒平行達がいた
半崎
「っ!、、、あら、、ふね、、さん、、」
荒平行
「半崎、、おいで」
半崎
「、、、ぅ、、」
環
「半崎くん、、」
環
「君は、、もう大丈夫」
環
「さぁ、おいで」
と環が言うと半崎は環の手を掴んだ
そして、荒平行達の手を掴んだ
半崎
「ぅ、、ぅ、、」
荒平行
「もう大丈夫だ、、帰ろうぜ」
穂平行
「加賀美も待っている」
半崎
「はい!」
そうして、平行世界の荒船達は屋上へと環と共に行くのそこには環魁と猫時がゲート前で待っていた
環魁
「どうやら、終わった見たいですね」
猫時
「早く行くぞ、ゲートが閉じる」
荒平行
「おう」
穂平行
「色々と助かったありがとう」
環
「いえ、どうぞ半崎くんを可愛がってあげてください」
荒平行
「おう、じゃあ、、また」
環
「えぇ、、また」
そう話して平行世界の環達はゲートの中へと消えていき、ゲートは消えた
ゲートを消えたのを確認した環は猫に聞いた
環
「なぁ、、今回の犯人である氷怪異はお前らが倒したと聞いたが、、」
環
「まさか、、わざと倒したのでないだろうな?、、犬との因縁を、、陸達に、、」
猫
「首魁、、それ以上検索すんな、、俺達にも知られたくない事くらいあるんだよ」
猫
「首魁、、お前らだってそうだろう?」
そう猫が言っていると未来と時がやって来た
未来
「あ!、猫さん此処にいた!」
時
「探したぜ?、早く丸二日居なかったんだからクッキー作れ!それと元の姿でいろ!」
猫
「ヘイヘイ、、首魁行こうぜ?多分クッキー多く作ることになるからよ」
環
「そうだな、、行こうか」
そう言って環達は本部へ入って行った
かくして、平行世界との関わりは終わった
彼らのルートはまだまだ沢山あるだろう
だって、、ルートは未知数なのだから
最終章終わり
続く