多分軍パロ。
⚠️キャラ崩壊あり⚠️二次創作です⚠️作者は関西人ではありません⚠️腐ではないです
それでもってか、なんでもOKの神様は、このままスクロールをお願いします。
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コネシマside
突然なんやけど、俺は親に捨てられた。それなりに裕福な貴族の家系やったけど、金髪に空色の瞳は気持ち悪いって。
それでグルッぺンに拾われたんやけどな。
その親が、死んだらしい。知らんけど。
ただ、そこはどうでもいい。
問題は、両親が死んでから、体調不良になってきたことだ。
いつかは忘れたが、風を引いたとき。悪夢や幻聴が聴こえた。
なんて言ってるかは、覚えとらん。
それから、寝る時に悪夢。起きてる時に幻聴と、集中できなくなった。
まあお察しの通り、寝不足と訓練での怪我で、体調不良になるんよな。
大先生やロボロも、幻聴やら悪夢やらで色々あったらしいから、相談をしたい。
ただ、ペ神にチクられるかもしれない。医務室は行きたくない。
朝から気分がすぐれなくて、朝食は「腹は減ってない」といい、断っておいた。
「はぁ…」
これから訓練なのに、ため息が出る。
身体を動かしていたら、少しは気が紛れるかな。軽く栄養ゼリーを食べておく。
部屋から出ようと椅子から立ち上がると、コンコンとノックされた。
「誰や?」
「ショッピっす」
「あぁ。ショッピくんか。入ってええで」
「失礼しまーす」と間延びした挨拶をしながら、ショッピくんが入ってきた。
要件がわからないが、ひとまず再び椅子に腰掛ける。
「んで、なんか用か?俺今から訓練なんやけど」
「フラフラしとるのに、訓練出る気なんすか?(笑)効率落ちますよ(笑)w」
いつもはポーカーフェイスなのに、鼻で笑いながら煽ってきた。
「いや、フラフラしとらんやろ」
「してます。まだしんぺいさんに言うつもりはないですけど、理由を言わないつもりなら言うつもりです」
「それは、つまり、言えと?」
聞き返しても、ショッピくんはニコリと笑い、何も言わない。
いい笑顔で脅すなァ…
「はぁ…」
また、ため息が出る。
「わーった。言うから。だから、誰にも言うなよ?」
少し考えてから、諦めて声を出す。
ショッピくん1人にばらすのと、ペ神に言われて全員にしられるの。
迷惑をかけないためにも、この判断は正しいはず。
当のショッピくんは、「やったァー」と言いながら、俺のベッドに腰掛ける。
礼儀の欠片もねえな。あーいや。ノックしてから入ってるし、あるんか。
それから、幻聴と悪夢。親が逝ってからの体調不良。ついでに、親のことも愚痴るように話した。
ショッピくんは、うんうんと相槌を打ちながら、静かに聞いてくれた。
やっぱ、いい後輩やな。さすが俺の後輩。
ひと通り話し終えてから、部屋のミニ冷蔵庫から、お茶を取り出してから、ショッピくんにわたす。
「あざーす」
正直、長々と話して、俺の喉が乾いただけだが。
少しお茶休憩の後、時計を見ると、訓練の時間を過ぎていた。
「やばッ!訓練の時間遅れとる!」
コップを机に置き、部屋を飛び出ようとしたら、勢いよく腕を引っ張られた。
「おわツ!」
派手にコケて、頭と背中を打ち付けた。
いつもなら受け身がとれるけど、体調不良が重なり、受け身を取り損ねた。
「イッテェ…ショッピくん!?」
腕を引っ張っただろう犯人のショッピくんに、問いかける。驚きすぎて、怒鳴り気味になったが。
それでも、ショッピくんは淡々と話す。
「訓練行っても意味ないですよ。あと、今の受け身が取れないなら、訓練行っても怪我しまよ」
「いや、でもさ。遅刻してるし、ゾム達に怒られる前に、行かんといけんやろ?受け身も、今のはたまたまやから…」
話しながら立ち上がるけど、またショッピくんに腕を引かれた。
今度は、ベッドに倒れ込んだ。あーフカフカやー。
「じゃなくて!」
「うっさ」
「いやお前何してぇんだよ!」
あまり寝れてないせいか、ちょっとしたことでイライラしてしまう。
今だって、ほとんど八つ当たりみたいなもんだ。
後輩に八つ当たりとか、先輩としてダメだよな…
頭の中でうだうだと考えていたら、ショッピくんが冷たく、なのにどことなく優しい声色で、1つひとつ説明しだした。
「まず、今日明日は訓練いかなくて良いですよ。朝食の時来てなかったから、体調不良なのかもしれないって、みなさんが休みにしてくださってたんで、今行ったら逆に怒られますよ。あと、俺が伝えておくって言っといたんで、多分誰も来ませんよ」
「…..マジ?」
「はい」
ショッピくんの口から出る衝撃的事実。
俺、今日明日休みなんや。
「なんで、今日は寝てください」
「は?」
「あ、俺は元々今日明日休みなんで、安心してくださいね!」
ニッコニコの笑顔で、補足する。
あっ、俺強制睡眠させられるんや…ペ神じゃなくてよかった…のか?
「つまり、俺を寝かせようと、ショッピくんが来たん?」
「まあそっすね。ついでに休みになったことも伝えに」
ベッド横の床に座り込んだまま、呆然とする。
「てか、ショッピくんがベッド座っとるやん」
俺寝れなくね?
「あ、ホントや」
いそいそと、ショッピくんがベッドから降りる。
「なあ。ショッピくんは、いつ出る気なん?」
うーんと少し考えてから、「コネシマさんが寝てからっすね」と言った。
それから、俺の服を掴んで、ベッドにのせてくる。
「ほら。後輩の休みを増やすために、さっさと寝てくださいよ。じゃなきゃ、俺が怒られるんすよ」
ムスッとしながら、グイグイとベッドに押し付けてくる。
「わーった!わーったから!押すな!」
なぜだかドット疲れが押し寄せてきたし、大人しくベッドに入る。
あーフカフカや(2回目)最高。
「おやすみなさい」
「あぁ。おやすみ」
一応言っておくと、瞼が重くなる。
悪夢、見た無いなぁ。
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ショッピside
目の前で、顔面偏差値114514が寝てる。無駄に顔だけはいいんよな。このクソ先輩。
今は、先輩のイスに勝手に座らせてもらっている。立ちっぱはヤダし。
先輩から聞いた、悪夢や幻聴と体調不良やら。多分やけど、親の恨みかっとるよな。
確か、仲間大好きグルッペンさんが、コネシマさんに内緒で国ごと更地にしたんよな…コネシマさんの両親ってか、親戚は、みなさんと地下で拷…じゃなくて、お話してたよな。
俺は遠慮したけど。更地にして気ぃすんだから。
さてと。原因わかるけど、倒し方わからんな。今のところ、霊も呪いもないし。
あー私怨が募っただけかな。
よし。自作御札貼っとこ。効果あるんかな。これ。
ひとまず、キョンシーみたいに御札を貼っつけておく。起きた時、うるさいからって言っとこ。
スヤスヤと眠るコネシマさんをよそ目に、インカムで軽く報告しておく。
部屋を出ようと、イスから立ち上がると、思っきし腕を引かれた。危うく先輩の上に倒れるところだった。てか、倒れ込んでやろうかな。
腕を見れば、ガッツリと掴むコネシマさんの手が。
「おい、離せクソ先輩」
色々と試してみるが、ビクリともしない。ホントクソやな。
マジでどうしよう。もう、ここで寝てやろうかな。
うん。そうしよう。
先輩を壁側に押しこんで、モゾモゾとベッドに入り込む。
あーおやすみなさい…
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コネシマside
「おいショッピくん。おい。起きろ」
今、目の前でクソ生意気な後輩が寝ている。
起きたら居て、気持ちよさそうに寝ていた。
声をかければ、モゾモゾと布団から出てきた。
「んぅ…なん、すか…?おれ、ねますよ…」
ふぁぁ〜と欠伸をしながら、また布団に潜ろうとした。
「いや起きろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(爆音)」
てか、今気づいたんやけどさ、なんで御札貼ってあんの?
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ショッピside
「で、なんでショッピくんが俺の部屋におんの?」
コネシマさんのベッドを占領していたら、そう聞かれた。
てか、なんなんこの人。騒音糞男が。今だに耳が痛い。地形歪むぞ。
ベッドに潜ったまま、一通り話す。
「アーハッハッハッハッハッ!!」という独特な笑い声の後、楽しそうに言った。
「なるほどな!!そーゆーことか!悪かったな。休み潰して」
「別にいっすよ。寝れたんで」
「ほか。あ、あとさ。俺に貼ってある御札、ショッピくんがやったんか?」
あ、忘れてた。
「はい。幻聴とか悪夢とか言ってたんで。効果あったかは知りませんけど」
嘘はついとらん。はずや。
「へーんじゃあそのおかげか!今日夢見とらんからな!」
「いやーありがとな」なんて、軽く受け取っていた。うーん…これはよかったのか?
…….ま、ええか。
「んじゃ、俺もう行くんで」
「あーそうやな!みんなにも、元気なったって言っといてな!」
名残惜しいが、ベッドから出て、コネシマさんの部屋を出る。
置き土産として、ナイフを投げておく。
「うぉっぶな」
クッソ避けたか。
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後日。何故か知らないけど、俺の部屋に度々コネシマさんが来るようになった。
御札がよかったらしい。
でもさ。毎回俺の部屋で寝ないでくれませんかね。ベッド取んな!寝れないんだよ!!
まあ、コネシマさんが元気になって、皆さん嬉しそうだからいいけど。
あ、コネシマさん来た。
今日は追い返そ。
♡×100
やる気が失せてきた。
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