テラーノベル
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続きです
注意書きは1話の方を見てください
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ー伊波side
「……ん、どこだここ、。」
眠りから目が覚める。
どうやらあれから少し眠っていたみたいだ
目を擦ろうと腕を動かそうとする。
だが、
ジャラ
「……!?」
「、え……なんで、、」
オレの腕を見るとそこには壁に繋がれた鎖があった
やばい
もしかしてKOZAKA-Cに捕まった…⁉︎
確かあの時から記憶がない
この圧倒的不利な状況にするりと冷や汗が垂れる
誰か、助けを求めないと……‼︎
誰か、、!!
そう叫ぼうとした直後だった
「あれ〜?ライ起きた⁇
、、もー心配したんやでホンマに、!」
………マナ!!
良かった、、!
助けに来てくれたんだ……‼︎
あ、
でも
あの事マナにバレてたらどうしよう
『オレの秘密』がバレてたらもう顔向けできない
嫌だ……。
マナに失望されるなんて……
絶対。
「………。」
「ラ〜イ。駄目やろあんな奴のところに行ったら、。ライが汚されるの俺イヤやで??」
………⁈
え
もしかして
『オレの秘密』バレ、 た……、?
嘘、そんな。
マナには失望されたくなかったのに…
どうしようどうしよう
頭の中がパニック状態になる。
今すぐここから逃げ出したいのに、この鎖のせいで身動きが取れないからさらにパニックになってもう頭はおかしくなりかけている。
というか、もうおかしくなっている。
ジャラジャラ
「、、!やだ!!鎖取って、。!」
「マナぁ。これ取って欲しいぃ、!」
パニックになった状態でマナに助けを求める。
このおそらくKOZAKA-Cがつけたであろう鎖が邪魔で仕方ない
「まな、マナぁ!助けて??」
そう訴えればきっとマナはオレを助けてくれるであろう。
だってマナは他の人の数百倍オレに甘いのだから、、
「……マナ?これ取れる、。?」
そうやって上目遣いでも聞いてみる
流石にコレは、絶対外してくれるであろう
だが
実際は違った、、
そう思っていた自分が馬鹿だったのだ。
オレはここから逃げ出したかっただけなのに……。
「………。」
「ライ〜?この”鎖”つけたの俺やで♡。」
………
…は?
一瞬脳がフリーズする
マナはオレの味方でいつもオレに優しい。
なのに今こうしてオレを鎖で繋げている
なんで、、なんで……!
……!
やっぱり『オレの秘密』知られたから嫌われたんだ
ああ、
どうしよう
仲間にも嫌われちゃったらいったいオレはどうしたらいいんだ
こんなオレなんかディティカにはいらないしめちゃつえーにもいらないよな
どうしてヒーローになっちゃったのかな
はあ、、
オレなんかヒーローにならなければ。
鎖に繋がっててここから逃げる事ができないから、何も考えないで一旦現実から逃げようとする
もう嫌なことから逃げ出したい…。
夕焼けのように照らされている瞳がどんどん色を失っていく、、
そのとき
オレの首に腕がまわる
「………!」
、ぎゅ
「ラ〜イ。駄目だよ?自分のこと嫌いになっちゃ、。 俺はライの事、、大大大大大好きやからな?」
「俺はライの味方やし、ライの事大事にしたい。だから鎖に繋いでるねん、。お前はいっつも無理しすぎやからな……?」
え……
「マナ、オレの事嫌いになったんじゃないの………?」
「そんな訳あらへんやろ笑。この緋八さんがライを嫌いになると思うか笑??」
あぁ、良かった
マナはオレの味方だ
オレのことを救ってくれる
オレだけのヒーロー。
「なぁ、ライ?またあんなところに戻りたいか……?」
……
そんなのイヤに決まってる
「やだ…。
「オレ、マナと一緒に一生暮らしたい…」
「っ笑。そうやな、一生ずっと一緒に過ごしそう?
………、 ってまぁ俺だけじゃなくてあの狼もおるんやけど。」
「……っえ、ロウも、。?」
「あーいや、ロウは大丈夫。!もちろんライの味方やで。あんな素っ気ない感じしとるけどライの事ちょー大好きやからな!!」
っ………。
そうなんだ……!
よかった
失望されてなかった。
「ラ〜イ♡コレからずっと俺らと暮らして、嫌な事忘れような!」
マナの顔を見ると明るい太陽のようなキラキラした笑顔が見えた
まぁ一瞬怖いドス黒い目が見えた気もしたがきっと幻覚だろう
今頼れるのはマナとロウだけ…
オレは考えることをやめて大きく返事した
「………」
「うん!!」
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ー緋八side
「、ん…♡。、んぅ…♡♡」
はぁ
愛しくてたまらない。
今こうして可愛い声を漏らすライの事を眺めていられるのが本当に幸せだ。
やっぱり俺のものにして良かった。
結構大変やったんやからなライを俺の物にするの………
結果俺だけのものじゃなくて、ロウと俺の物になっちゃったし。
「………♡」
「かわええな〜ライ♡?」
………
今ライはどうなっているのかって⁇
そりゃ体の至る所にローターつけられて嬉しがってますね。
ぐぐぐぐ♡
「、っあ!?!?♡♡♡♡」
「まっ、♡ッてマナぁ、♡♡そこおさないでぇ、…♡♡♡♡(泣)」
ぐっ♡ぐっ♡
「っあ゛♡、、ッあ゛♡♡♡♡!?」
中に入ってるローターがつぶされてイイところに当たったのかとっても気持ちよさそう…
「ライがイヤな事全部忘れたいって言ってたから、俺がたくさん気持ちよくしてあげて忘れさせるな⁇」
「…っえ、。マナちょっ…」
っぐーッッ♡♡ぐっ♡ぐっ、♡
「ぁ゛、。ッっお゛!?!?!?♡♡♡♡」
びゅるるる♡♡
んは♡かわええ
俺だけのライ………
ガチャ
あ、
「もう帰ってきちゃったか」
…ロウ。
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ーー小柳side
「はぁ〜早くライのとこ行こ、。」
急に受け渡された任務のせいでライの元に行くのが遅くなってしまった。
せっかく俺があのときライを監禁したのに結局のところ今はマナに独占されている…。
俺のおかげでライを捕まえることが出来たのに……
俺とマナは仲間として協力している
……が、
「ライを独占されるのは訳が違うだろ」
キレ気味で
周りに聞こえないようそう呟いた。
元々マナは俺と同じようにライに好意を寄せていた。しかし、俺と違ってマナは東にいてライのすぐ近くにいられない。
そんな近くない距離にいたくせして、マナの愛はとてつもなく重かった。
……一目見ただけでわかる
勝てない
………
そう思った。
だから俺が協力してやって、ライが今何してるか、どんな状況か、ライの全てを伝える役に回った
好きな人の情報を与えるのはどうかしてると自分でも思うが……
こうでもしないとマナにライの全てを取られてしまう
だから今回もマナに協力した
協力する事でライの事を手元に置く事ができるから。
…そう
今回ライを監禁しようと提案したのはマナだ。
俺はこの提案を聞いた時は流石に驚いた
そんな事したらライが可哀想だと思うし、ライに嫌われたくもない
だがしかし
監禁したら絶対俺達だけの物にできるというマナの言葉に惑わされて思わず協力すると宣言した
ライを監禁したらいくらでも好きな事ができるし、これまでしたかったと思っていた事もいくらでもできる……!
そんな良い事ができる方法なんてコレしかない
期待が高まる。
帰ったらライをどうしてやろうか……
「……♡」
そう考えていればライのいる場所に近くなっていた
コツ、コツ……
「……ぁ゛♡、ぉ゛!?、?♡♡♡」
ライの甘い声が聞こえる
今はきっとマナがアイツを愛でているのだろう
……
独り占めしやがって、、
そう思いライのいる部屋の扉を開けた…
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すみません一旦疲れたのでここで切らせていただきます🙇
次はバチバチ🔞の予定
なんで毎回こんな長くなってしまうのか…
ちょっと自分でも不思議です
良い感じのストーリー思いついて書こうとしたら毎回3話編成になってしまう…
ちょっと主の体力が今ないのでたくさん♡つけてもらえると励みになります‼︎
そういえば前のアカウントで書いていたruriの総♡数が1500こえててびっくりしました。ありがとうございます😭ランキングにも載ってて嬉しいです。誠に感謝
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