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何処かのアジト…
「…久しぶりに我ら7人が集まったな」
1人の男は言う。
「ああ、最後に7人で集まったのは…大体3万年前か?」
「あら、そんなに経ってたのね」
「まあ無理もないさ、俺ら全員が集まるのは相当やばい事態が起きた時以外だしな」
「ってことは、何かあったのか?」
「えぇ、私はヴァロから聞いたけどね」
「それで、何があった?」
すると1人の男は口を開く。
「…この地球に、神がいる」
5人「!?」
「なんで神がこの地に居るんだよ…?」
「分からないわ、でも、兎に角私たちの共通目的は分かっているわね?」
「神の殲滅…だろ?」
「だが、神なんているのか?大きなオーラでわかるはずだが?」
「その事なんだが、どうやら相当な弱体化を受けているらしい」
「弱体化?」
「だから私たちは気づかなかったってわけね」
「そういうことだ…」
「まあでも、さっき俺らで確認しただろ。神の殲滅、それが俺らの目的なんだ、たとえ弱かろうが関係ねぇ」
「そうだな…我ら【終焉の七導人】、及び【終焉の72柱】が神を滅ぼす」
そして1名を除いて、6人はそれぞれの場所へ散った。
「…総裁共、来い」
すると4人の【総裁】と呼ばれる連中が一瞬にして現れた。
「ご命令を、ヴァロ様」
「…1人の弱い神がこの地球にいる。手段は問わない、目的はただ1つ」
殺れ。
「御意、ヴァロ様」
すると一瞬にして総裁の連中は消えた。
「…今に見てろ、忌まわしき神」
必ず我らが殲滅してやる。
子鳥のさえずりが聞こえる。
セルヴェー「…ん?」
僕は眼を開ける。
セルヴェー「…っあ!?」
慌てて体を起こした。
セルヴェー「…確か、僕」
鳳月「お、起きたか!」
セルヴェー「…鳳月、さん」
鳳月「いや〜あの後丸2日は寝てたからびっくりしたぜ」
セルヴェー「…2日も!?」
まずい、両親に迷惑が…
鳳月「安心しな、お前の両親にはもう伝えてあるから」
セルヴェー「そ、そうですか…」
僕はホッとした。
ー5月 17日 昼ー
風月「ただいまー」
鳳月「おかえり、風月」
セルヴェー「おかえり」
風月「お!セルヴェー起きたのか!」
セルヴェー「うん、丸2日はビックリしたけど…」
風月「まあ、それだけ負担がすごいことがわかったな」
すると鳳月さんは言った。
鳳月「よし、セルヴェー、少しでもなにかあった時のために、体術やらの訓練をしよう!」
セルヴェー「く、訓練?」
鳳月「おう!」
鳳月さん曰く、最近地球防衛連合軍でも警戒している敵組織、【終焉の72柱】が蔓延っているらしく、いつ襲われてもおかしくないと。
だから何があってもいいように、少し体術や能力の訓練を行うらしい。
僕と鳳月さんは庭に出て、訓練を開始する。
セルヴェー「そ、それじゃあ、よろしくお願いします!!」
鳳月「おう、いつでも来い!」
鳳月「…ありがとうございました」
セルヴェー「あ…ありがとう…ございました」
夕方まで僕は鳳月さんにコテンパンにされた。
でも、やっている度にほんの少しだけだが、攻撃を避けれるようにはなった。
この勘を忘れないようにしないと。
セルヴェー「…疲れた」
僕は風月の家にあがり、居間にて横になった。
水月「お疲れ、セルヴェー」
雪月「お疲れさま〜」
セルヴェー「2人とも…ありがとう」
どうやら僕が鳳月さんと訓練していた間に風月が呼んでいたらしい。
水月「どうだ?鳳月さんの訓練」
セルヴェー「正直キツイ…もう体中痛いよ」
雪月「だよね〜、私もだいぶ前付き合ってもらったけど、ホントに強いしキツかった…」
水月「まあ、防衛連合軍の中じゃ鳳月さんは世界四強って呼ばれてるぐらいだし 」
セルヴェー「世界四強?」
水月「そ、毎年東京じゃ【WCBT】ってのでいつもベスト4だからな、だから世界四強って呼ばれてんだ」
セルヴェー「ん〜、よく分からないことが多いけど、兎に角強いってことだよね?」
雪月「その認識で大丈夫だと思うよ」
その時だった。
鳳月さんと風月が息を切らしながら居間に入ってきた。
2人「セルヴェーはいるか?!」
セルヴェー「え、どうしたの」
水月「ここにセルヴェー居るけど」
すると鳳月さんは僕の方に近づいてきて、すごい形相で言った。
鳳月「セルヴェー…」
セルヴェー「?はい」
鳳月さんから伝えられた事実は残酷なものだった。
なんでも、僕の両親が1日前に殺されていた。
鳳月さん曰く、恐らく殺害をしたのは【終焉の72柱】と呼ばれる組織の一員らしい。
僕の中には怒りが湧いた。
いや、怒りでは済まない程だった。
でも、ただ一つだけ、ハッキリとしたものはあった。
殺 し て や る 。
To be continued…
次回、第4話「クリスタル」