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女子生徒の話を聞き俺は急いで職員室に向かった。これでもかってぐらい全速力で。
ガラガラッ!!
勢いよく職員室の扉を開ける。他の先生の視線が痛いが気にはしてられない。急いでshkを探す。
kn「えーと、、、いた!shkこっち。」
sh「へ?俺?」
呼び出すと近くの踊り場まで連れ出した。
kn「ねぇ、最近休憩時間に喋りに来る生徒っているの?」
sh「え?急だな、、、まぁ、確かにいる。」
kn「、、、頻度は?」
sh「何の質問だよ。」
kn「いいから、答えて。」
sh「えー、、、まぁ、ほとんどの休憩時間かな?」
それがなに?と言ったような顔で俺を見る。間違いなくその生徒はshkを狙ってる。
kn「もしもだよ、もし仮にその生徒から告白とかされたらどうする、、、?」
sh「お前、ふざけてんのか?そんな事ある訳ないだろ。どうせ面白半分で話しかけに来てるだけだって。」
本当にこの人はっ!恋愛に関してはマジで鈍感だから厄介だ、、、。
sh「だいたい、いつもあしらってるし冷たくしとけば問題ないだろ。」
kn「、、、分かってない。」
俺はshkの腕を力強く掴む。
sh「いっ、、、た、何すんだよ!」
kn「こうやって迫られてちゃんと逃げれる?相手は絶対にshkより力強い。暴走した時にshkはちゃんと逃げれる?」
俺は更に腕を掴む力を強くする。じっとshkを見つめて真剣だって事を目で訴える。
sh「まって、、、腕、痛いから、、、」
kn「あぁ、、、ごめん!」
手を離すと両手で掴まれた部分を摩るshk。少し後退りをしてこちらを見てくる。
sh「、、、わかった。ちゃんと警戒する。」
kn「うん、、、腕ごめんね。どうしてもshkにわかって欲しくて、、、。」
sh「俺は今お前が怖いわ。」
kn「いや、忠告をしてあげたんだって!shkどうせこういうの疎いから。」
sh「疎くねーよ!」
kn「まぁ、とにかく本当に気をつけてね!」
sh「、、、わかった。」
俺はshkに手を振り体育教官室へと戻る。勢いのままやっちゃったけど、手遅れになる前にどうにかしなきゃだったし。
kn「shk、、、大丈夫なのか?」
放課後になり部活動が始まる。いっきに騒がしくなる体育館。明日の予定表を見ながら体育で必要な物の確認をしていく。
表の倉庫に必要な物を取りに行こうと教官室を出た瞬間ーーーー
kn「え!?shk!?」
目の前には少し震えているshkが立っていた。
続く。