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会議中の代償
生徒会室には静寂が満ちていた。
木製の机を囲むように、生徒会の役員たちが議題に耳を傾ける。
黄は会長としての鋭い視線で、資料を読み上げていた。
そんな中——机の下で、誰にも気づかれない悪戯が始まる。
赤の足が、そっと黄の足首に触れた。
驚いた様子を見せずに黄は視線を動かさず、しかし少しだけまぶたを伏せる。
——また触れた。今度は、少し長く。膝の辺りを撫でるように。
何気ない顔で赤は足を黄のあそこへと近づけていき、つま先を黄の脚の間へ滑り込ませた
周囲は会議に集中していて、誰も気づいていない。
それが赤を少し大胆にさせていた。
(やりすぎたら、怒られるかな……でも、黄ちゃんなら冷静に流してくれるかも)
その考えが、甘かったと気づくのは数十分後だった。
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会議が終わり、他のメンバーがぞろぞろと退出していく。
「……副会長、少し残ってください」
低い声。
ふり返ると、黄が扉に鍵をかけていた。
カチャン……という音に、赤は息をのむ。
扉の鍵がかかる音が、赤の背筋を冷たく撫でた。
さっきまで会議で見せていた、涼しげで理知的な顔――
それと同じ顔のまま、黄は赤を壁際へと静かに追い詰める。
「ちょ、あの、会長……さっきのは、冗談で、ただのちょっかいで……」
「そんなに誘うつもりだったんですか、副会長」
黄がゆっくりと近づいてくる。
普段と変わらぬ無表情――けれど、瞳の奥に微かな怒りと熱が宿っていた。
「っ……ちがっ、ほんとにそんなつもりじゃなくて……っ」
「“冗談”って言えば、許されるんですか?」
ぐっと背中を壁に押し付けられる。
すぐ目の前にあるのは、顔を近づけてきた黄の冷たい目。
「会議中にあんなふうに触ってきておいて、無事に済むと思わないでください」
「ひっ♡……やっ、ちょ……///そこっ、っ、んぅっ……!///」
ワイシャツの上から胸元を指でなぞられ、赤の身体が跳ねる。
黄の手が冷静なまま、容赦なく弱いところを探しあてていく。
「誘ったのは、あなたですよ。だったら、責任取ってもらいましょうか」
口調は穏やか。けれどその指先と唇は、明らかに怒っていた。
「や……やめて……///ここ、生徒会室、だよ……っ///」
「じゃあ、場所を考えてから触れるべきでしたね」
黄の声は低く、けれど優しかった。
その“優しさ”が、逆に怖かった。
「い、いつも真面目な顔してるから……ちょっとだけ、反応見たくなっただけ……っ///」
言い訳を飲み込むより早く、黄の指先が赤のネクタイにかかる。
「ふっ、く……///あっ♡やらっ……///
そこ……っ♡」
首元のボタンを外しながら、肌をなぞる。
何気ない動きに見えて、触れてくるのはすべて“弱いところ”。
「赤から触れてきたくせに、こんなに敏感なんですか?」
「ほら、赤の可愛いとこ、もうぴんってなってる。」
きゅっと挟んで、わざとゆっくり引き上げる
「んあっ♡♡///」
小さな先端をつまんで、反応を見るように指で遊ぶ黄。
つままれるたびに、そこから熱が広がってく……
――意地が悪い。
でもその声が、表情が、どこまでも冷静だから。
赤は余計に抗えなかった。
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生徒会室の静けさが、少しずつ夜に溶けていく。
赤は乱れた制服のまま、黄の腕の中で肩を震わせていた。
熱い吐息を交わしながら、何度も名前を呼んでしまった。
涙目で謝って、許しを乞うたーーでも、黄の「お仕置き」は、まだ終わっていなかった。
「今日はもう…..許してくれる…….?///」
赤がか細く問いかけると、黄はしばらく黙ったまま見下ろしてーー
「…..ダメです。まだ足りませんから」
それだけ言って、赤をひょいと抱き上げた。
驚いて声を上げる赤を、淡々としたまま黄は生徒会室に併設された仮眠用のソファベッドへ運ぶ。
「っ、まって…….ここで、ほんとに……?」
「さっきのだけで済むと思ってたんですか。」
黄の声は穏やかだけど、完全に怒っていた。
けれど、そこには「好きだからこそ」の独占欲が滲んでいた。
「……足、触れてきましたよね。会議中に。
…じゃあ僕も、ちゃんと “触れないど”。」
「んぅ…/// ふ……ぅ♡、ん……っ///」
黄はキスをしながら器用に赤の服を脱がせていく。
指先が吸いつくような、雪のように白く透き通った肌が徐々にあらわになる。
黄は赤の手をとって自分の胸元に置かせる。
「あぁ、赤のせいで心臓……うるさいんですけど」
胸がきゅうっと締めつけられる。
赤の指が、シャツの下の黄の熱を感じる。
ーーいつも冷静で、誰にも動じない生徒会長。
でも今は、自分のせいでこんなに熱くなっている。
「黄ちゃ…..反省してるからっ……///(涙」
「…..もう、かわいすぎて、我慢できないんです」
その言葉と共に、黄が赤の胸元へ唇を落とす。
舌先で、肌をなぞる。歯を立てて軽く噛む。
びくんと跳ねる赤の腰を、片手で押さえて逃がさない。
「んっ、♡やっ、そこっ…..///
ひやっ♡…..ああっ……!///」
乳首を甘噛みされながら、腰の奥まで疼く感覚。
「な、なんで、そこばっかり…….」
「ここ、赤好きでしょ……?」
黄の舌が、執拗にそこだけを責めてくる。
赤はよがり声を必死で噛み殺すけど、身体がもう熱くて堪らない。
「黄ちゃ、///やだっ、やんっ……♡
やあっ、つ、あぁ…..!///」
足を開かされる。
恥ずかしくて目をぎゅっと閉じた赤の耳元で、黄が囁く。
「ぜんぶ、見せてください。……どこが気持ちいいのか、ちゃんと知りたいから」
そして、指先がそこに触れた。
赤の声が、抑えきれずに漏れた。
「つ、あっ……///や、だめっ、そこ…..♡
指、だめぇ…….つ!♡♡///」
「……可愛すぎますよ、赤♡」
「もっと、乱れてください。僕にだけ見せ
て一ー」
赤の身体が小さく震える。
机の下でこっそり仕掛けた火種は、今、誰もいない部屋で燃え盛っていた。