落ちる強豪 飛べない烏

この試合で勝ったら全国

だったのに

なんでこうなったんだ

どうしてどうしてどうしてどうしてどうして

これも全て全部アイツのせいだ……！

｢……あは、ざまーみろ｣

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先生｢えー、今日は転校生がいます｣

日向｢(転校生かー、この時期に珍しいな)｣

女子｢男子ですか！？女子ですか！？｣

先生｢来てからのお楽しみだ 入ってこい｣

カヲ｢はい♡東京にある、梟谷という高校から転校して来ました♡ 末園 カヲです♡ ｣

え、梟谷…て……

日向・影山｢梟谷！？｣

カヲ｢…あれ、知ってるの？♡結構離れてるのに♡｣

日向｢まあ、一応…！｣

カヲ｢……ふーん……｣

男子｢はいはい！タイプ教えてー！！｣

カヲ｢えー？♡タイプはぁ、優しい人♡｣ (な訳ねぇだろ、顔だよ顔♡)

先生｢じゃあ、席は……｣

影山｢……？｣

先生｢影山の隣だ｣

影山｢っぇ！？｣

先生｢お前授業中寝すぎな？その罰とでも思え｣

カヲ｢よろしくね♡影山くん♡｣

影山｢お、おぅ……｣

カヲ｢(影山くんって、よくみたらすっごくかっこいいな……♡隣の席でー、しかも美男美女！相当お似合いよね♡わたしたち♡)｣

日向｢なんか凄い嫌な予感がするな……:(‘-’ ):｣

カヲ｢ねえ、影山くんって、何部？帰宅部？♡｣

影山｢バレー部｣

カヲ｢バレー部かぁ♡かっこいいね♡｣

影山｢はぁ……？｣

日向｢(影山困惑してる！！！！！笑)｣

ーーー時間飛ばします(放課後)ーーーー

カヲ｢(なんでだろ、影山くん全然落ちてくれない。)｣

日向｢影山ー！！部活行くぞーーー！！！｣

影山｢あ、待てゴラァ！！日向ボケェ！！｣

カヲ｢……ふーん、なるほどね♡｣

カヲ｢あ、ねー先輩｣

清子｢？どうしたの？｣

カヲ｢バレー部のマネージャーって、なれたりしますか？｣

清子｢！！！勿論！見学からでも……！｣

カヲ｢確定でいいですよ、今日からお願いします｣

清子｢ほ、ほんとに！？よかった！｣

カヲ｢(◜ᴗ◝ )｣

清子｢と、言うことで、今日からマネージャーになった、末園 カヲちゃんです！｣

カヲ｢カヲです♡よろしくお願いしまぁす♡｣

西谷｢おおお！マネージャー増えたぁぁ！！｣

田中｢しゃぁぁぁぁあ！！！！｣

菅｢うるさいなお前ら笑｣

清子｢じゃあ、ボール拾いとか色々……｣

カヲ｢……はーい｣

ーーーー部活終了ーーーー

カヲ｢……日向くん、今日二人で帰れない？｣

日向｢？いいけど｣

カヲ｢じゃあ、体育館裏で待ってて。あ、誰にも言わないでね｣

日向｢……わかった｣

ーーーーー体育館裏ーーーーー

日向(カヲさん遅いな、あ、梟谷っていってたし、赤葦さんに電話してみよ)

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ

日向｢あ、赤葦さん！｣

赤葦｢どうしたんですか、日向くんこんな時間に｣

日向｢すいません、聞きたいことがあって｣

赤葦｢聞きたいこと？｣

日向｢はい、今日梟谷から転校してきた、末園カヲさんって子がバレー部のマネージャーになったんですけど…｣

赤葦｢！？末園カヲ！？｣

日向｢え、なにかあったんですか？？！｣

赤葦｢…詳しくは言えないのですが、バレー部のみなさんに言っておいてください、彼女にもし、呼び出されるような事があったら必ず、録音などを忘れないこと。と｣

日向｢……っ、わ、わかりました！ありがとうございます 聞きたいことはそれだけなので！失礼します｣

……録音……しておいた方がいいのかな……

赤葦の言うくらいだし、一応……ごめんね、末園さん

ピッ

カヲ｢あ、日向くん、待ってくれてたんだねありがと♡｣

日向｢あ、うん｣

カヲ｢言いたいことがあったんだよね♡｣

日向｢な、なに？｣

カヲ｢バレー部やめて？てか、学校やめてよ｣

日向｢！む、むり、なんでやめないといけないんだよ｣

カヲ｢……ふーん、そうゆうこと言うんだ、カヲに｣

ドサッ (日向が押し倒される)

日向｢っ！やめて末園さん！｣

カヲ｢まずはなに、殴ればいい？｣

ゴッ🤛  

日向｢い、痛a))))｣

ドカッ、バキッ、ゴンッ

カヲ｢はやくやめろよ、ほんと｣

日向｢や、やめ｣

カヲ｢学校やめたら終わるよ♡｣

日向｢む、無理｣

カヲ｢……あっそ｣ 

そういったら、末園さんは自分の事をカッターで切りつけた。

日向｢……え？末園さ……｣

カヲ｢キャーーーー！！助けてー！！！！｣

なにをやっているんだろうと思った 

何回か末園さんが叫ぶと、息を切らしながら走ってきた、烏野メンバー達だった

烏野メンバー｢どうした！？末園！日向！｣

走ってきた影山の後ろに末園さんは隠れ、

カヲ｢助けて！日向くんに殴られたの！しかもカッターで脅してきたり……怖くて……泣｣

日向｢え！？違う！！してない！｣

カヲ｢証拠だってある！｣

清子｢……傷が……凄い……｣

カヲ｢私、怖くてカッターで殴りかかってきた日向くんを突き飛ばしたら、壁とかに当たって怪我をしてて……泣｣

日向｢……違う！ほんとに違う！！｣

   ああ   赤葦さん  録音しとけって

   そういうことだったんですね