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「も、望月さん!?」
橋本くんは随分とぎょっとしている。
「望月…!それは!こいつがぶつかってきてー」
「は?だからって夏目に勝手に触れて、その上には陰キャって表に出して言う必要性があるの?」
青ざめて逃げる橋本くんを見て少しホッとした。
「ありがとう…。」
「別に…。あいつの悪い癖を直してるだけだし。」
あっ!これって友だちになるチャンス…?
「…夏目はさ、バカにされて悔しい?」
え?え〜っと…
「言われるのは慣れたけど…やっぱり悔しい。」
「じゃあ、私がおしゃれを教えてあげる。」
「でも…!私、そばかすあるし、髪も望月さんみたいにサラサラじゃないよ!」
「そう…。変わりたくないの?」
〘変わらなきゃって…わかってる。〙
「変わりたい!私、今のままは嫌だ!」
少し考えた望月さんは、
「よし。早速日曜日が空いていたら始めよう!おしゃれ教育を!!」
「おしゃれ教育…!お願いします、ししょー!」
〘3話に続く〙