テラーノベル
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side.💛
花火が上がり始める10分前。
俺は一心不乱に辰哉を待っていた。
💛『…遅い。』
あの時手首を掴めていたら。
忘れ物なんてしないように、
俺がちゃんと見ていたら。
俺は景品諸々を持って、辰哉が走っていった方向へ向かった。
かなり人の少ない所まで来た。
時間まで、あと1分。
💛『くそ、っ』
ータイムリミット。
花火が上がり始める。
空が明るく染まった。
でも俺の目に映ったのは、花火じゃない。
💛『…は。』
服屋の目黒と、目黒にハグされるようにして花火を見ている、辰哉の後ろ姿だった。
💛『どういう…っ、』
辰哉が浮気なんてするわけがない。
何故か分からないけど、それだけは自信を持って言える。
俺は悲しみと怒り、嫉妬で身を震わせた。
俺は走って、崖上へ向かった。
side.💜
🖤〘綺麗ですね、〙
💜「…ね。」
🖤〘…。〙
俺は照を待たせている。
連絡をいれることすら、目黒は許してくれなかった。
早く終われ。
心の奥で、そう思ってる自分がいる。
そんな時、後ろから聞こえた、大好きな声。
💛『…目黒。』
目黒は照の方を向く。
🖤〘…あともう少し。〙
💛『…俺の辰哉に触るな、』
照の眉間にしわが寄っている。
相当怒っているようで。
🖤〘幼少期に約束したんですって、
…俺が深澤さんのこと、
好きなのも事実ですし。〙
💛『…俺の辰哉だ。
お前には、渡さない。』
🖤〘…花火の20分間だけは、俺のものです。〙
レベルの高い、独占欲同士の戦い。
静かに息を呑んで、
その終始を見ている時だった。
🖤〘…じゃあわかりましたよ、笑〙
junp_Sn-Fk.
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fura
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目黒は最後の悪足掻きに行動する。
彼の唇が、俺の唇と重なる。
そのまま、舌を入れ込まれる。
💛『…っ!!!』
💜「んふっ、っ、んぁっ」
唇が離される。
照にされた時とは違う、苦い味。
🖤〘…笑〙
💛『…お前、!』
🖤〘…もうすぐ20分経ちますよ。
ちゃんと深澤さんは諦めますから、〙
体に力が入らない。
目黒は俺の体を横たわらせる。
憧れだった存在は、近くにいて、好意を抱かれていたようだった。
狸面の少年と目黒は、もう、
大きく変わっていた。
side.💛
俺はとてつもなく、目黒に苛ついている。
辰哉の唇に触れていいのは俺だけで。
💜「ひかっ…るっ、ごめん、」
💛『…守れなかった俺が悪い。』
俺は辰哉を抱きしめた。
💛『…1回だけ、』
そう呟いたあと、目黒とのを忘れさせるように、より深くキスをする。
💜「んぁっ、ふっ、っは」
💛『…。』
💜「っん、ぃっ、」
辰哉は俺の背中をぽんぽんと叩く。
流石に長過ぎたか、そう思い、唇を離した。
💜「…照のばか、」
💛『…ごめん。』
💜「…家帰ったらにしてよ、」
💛『…へぇ?やってほしいの?』
確かめるように聞き返すと、彼の顔はすぐに赤く染まる。
💜「…無理にとはいわない、っ////」
💛『…やらないわけない。』
トラブル体質な彼を守り抜く。
今一度、覚悟を決めた。
コメント
7件
まって、こっち見ないで最終話の方見ちゃった💦どうりで話がバーンて進んだんだ!
まっ───まさかの目黒っち!! 予想外過ぎて!! っちゅうか💛💜のちゅう✨が好きやったぁ〜♪
うわぁ、第6話…!💦 花火のシーン、綺麗なのに心臓ギュッてなる展開だった…。照くんの「俺の辰哉に触るな」って台詞、めっちゃ響いた。独占欲のぶつかり合い、すごく熱かった。目黒くんの狡猾な感じもゾクゾクする…。 最後、照くんが「守れなかった俺が悪い」って抱きしめるシーン、切なすぎて泣きそうになったよ。続き、早く読みたいな…!junpさんの言葉のチョイス、毎回好きです。今日も素敵な物語をありがとうございました🌙