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※フラウィー=フ「」
フリスク=フリ「」
セーブポイントに手を伸ばす。
もちろん覚えてる。
【ボクのせかい】
ワンチャン死ぬかもな。
深呼吸、余裕だな所詮雑草だ。
さてっ、始めるか。
Sans Lv1
アンダインのとうぎじょう
セーブ もどる
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さくじょ されました
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?「一体、どういうことだい?」
声がする、忌々しくそれでいて少し寂しさを感じるその声に不適の笑みで応える。
サ「どうにもこうにも、【たすけをよんだ】声が聞こえた気がしてな。」
目の前のボス、フラウィーいや、『フォトショップフラウィー』に。
フ「何故、お前に人間の『ソウル』がある?『ケツイ』がある?それはボクのだろ!!」
サ「生憎、選ばれたのはオイラだったみたいだな?」
そう言って、大きな花を煽りの目を向ける。今はこれが一番効くだろ。
フ「6つの『ソウル』は入手できた、アズゴアの魂もだ!後はそこの雑魚1人取り込んで、ボクがこの世界の神になるだけだったのに!!」
サ「そいつは残念、その力は今オレが持ってる。一昨日来やがれ。」
フ「ハッ!今セーブとロードはボクが持ってるんだぞ!本当に僕に勝てるとでも…」
サ「さっさと始めようぜ?」
言葉を遮った煽り、ヤツの頭はそこで限界だったらしい。
フ「死ね。」
瞬間、カプセル型の弾幕が3つ飛んでくる。
1つは横っ飛びで、もう2つは骨を使い防ぐ。どうやら能力は問題なく使えるな。
そうして現れる、異形と化したヤツが。
フ「フハハハハハッハハハ!!!」
テレビを本体とし目が4つ、植物でできた触手の腕に、夥しい機械のチューブで体全体を浮かした姿。
一言で表すなら不気味。
次に奇妙。
へへへ、上等だやってやろう。
フ「死ね!」
瞬間、2つの目から手裏剣型の弾幕が飛んでくる、早いが隙が大きい。見て躱せば余裕だな。それなら…
フリ「サンズ…!!」
戸惑いを隠せないフリスクが、こっちに駆け寄ってくる。オレはフリスクを抱きしめ、そしてワープをした。できるだけ遠くへ。
サ「ここで待っててくれ。」
フリ「で、でも!」
サ「大丈夫絶対勝つ。 」
そう言って、フリスクに笑いかける。
そうすると、フリスクも安心したようで、
フリ「絶対だよ!」
そう言って、見送ってくれた。
あとは、有言実行するだけだな。
フ「チッ!めんどくさいことを。」
戻って早々、フラウィーはそんなことを言う。
フ「どうせみんな死んじゃうのにな。」
サ「やってみなよ。」
フ「死ね!死ね!」
火炎放射、のち触手。
炎を骨で防ぎ、触手をワープで避ける。
初めは左に、右、右、左。
次はまた、手裏剣型弾幕。
代わり映えがないな。
そう思った瞬間、
フ「終わりだ!」
異形の顔の口が開く。
そこから覚えのあるチャージ音が聞こえ、
<ビィーーン!>
そんな音が木霊する。
フ「終わったな、」
そんな声とは、裏腹に。
オレは3つのブラスターで相殺する。
フ「小賢しい!」
サ「戦いはそうでなくちゃだろ!」
次の瞬間、5つの骨を地面に召喚し、敵を射止めるために飛ばす。
2本、弾幕に相殺されるが、3本がテレビ画面に命中する。ダメージは無い。
フ「ハッハッハ!そんなもの効くか!」
そう言って、フラウィーの画面が水色に切り替わる。
サ「これか…」
記憶の奥を引っ張り出し、パターンを読む。
避けて、避けて、避け続けた時。
攻撃は終わった。
フ「無駄だ!ボクにダメージは与えられない!お前らはここで死ぬ!」
そこで気付く、打点がない。
どう倒せばいい?火力でゴリ押して勝てるものなのか?
フ「死ぬまで、繰り返すだけだ!」
だが、無情にも勝負は続いた。
そこから数分、続いて数十分。
更には数時間。
オレは終わりのない戦いを続けた。
正確には勝ちのない戦いだ。
終わろうと思った時が終わり。
そんな負け勝負。
ヤツは愉快に笑い、オレは愛想笑いで避ける。火力のゴリ押しはどうやら無駄らしい。
さてっ、どうしたもんか、死んだらヤツは戻すのかな?1度試してみるのも…
そこまで考えた時、視界が変わった。
*たすけをよんだ
サ「アンタらは…?」
6人の人間、何も話さない。
だが、確かに力が溢れる。『ケツイ』が漲る。まだ、戦える。
フリ「サンズー!!」
声がし、振り返る。
そこには、腕を振り上げたフリスクが居た。
フリ「やっちゃえ!!」
そうして振りかぶり、何かを投げた。
バシッとした音と共にそれを受け取る。
金色のロケット。
こいつは、へへへ。
まだまだ、終われないかもな。
*ケツイがみなぎった
フ「なんだこれ!おかしいだろ!こんな事…」
サ「御託はいい、始めようぜ?」
ポケットに手を入れ、蒼い片眼を向け、不敵に笑う。世界と1つになっているかのように、力が湧き出る。
敵の無駄骨を砕こうか。
*フラウィーのぼうぎょりょく が
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