コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ゼクス『………いい加減離してくれない?』
竜夜『………嫌だな』
ゼクス『笑僕の事嫌ってんじゃないの?笑』
竜夜『………ッ』
僕は、明らかに竜夜が言葉に詰まっている事に気が付いた。
ゼクス『……(´Д`)ハァ………僕もう行くよ』
竜夜『ッ待てッ』
僕は竜夜のことばを全て聞かぬうちに強引に腕から抜けようとした。
竜夜『……ッやめろッ!』
竜夜は直ぐに僕に体重をかけてきた
ゼクス『?!ちょまッ』
僕と竜夜はその場に倒れて、竜夜は僕にほぼ馬乗りになっていた。
ゼクス『(´Д`)ハァ……はやく離れてよ、僕の事嫌いなんでしょ?w』
竜夜『……ッ………ッ』
ゼクス『www何?何か言いたいことがあるなら』
僕の言葉と共に竜夜は僕に口吻をしてきた
ゼクス『ッ?!////』
ゼクス『〜〜〜〜〜〜〜〜っ!…!////////』
竜夜は、僕の唇を舌でなぞって来たりしたが、少し経つと離れた
ゼクス『ッなんのつもり……?』
竜夜『……………』
竜夜は相変わらず黙っている、……嗚呼うんざりした……そんな事を思いながら僕は竜夜の鳩尾に膝を入れ込む
竜夜『ぁ……ッぇ゙………ッ』
竜夜は悶え、僕はその隙に束縛から免れた
ゼクス『……ッ!!』
いきなり目の前が暗転仕掛ける、なんだか頭がクラクラしてきて、痛くて、嫌な感じがする……
竜夜『ッおまッ目の色………ッ!!』
ゼクス『……は……?』
竜夜の一言で気付いた、僕の目の色が青から赤に変わる、すなわち、僕が僕じゃ居られなくなる、そんなのは嫌だ
???『……強欲……嫉妬………独占欲……そして』
デストルドー
???『……君はいい『大罪』の素材になりそうだ……幸せをあげるよ』
嘘つきめ、結局幸せなんて何処にも無いじゃないか、僕が……強欲?嫉妬?……独占欲……?それに……
ゼクス『僕に死への欲望があるとでも言うの?!違うよね?!』
竜夜『?!』
ゼクス『嘘だ嘘だ……!僕は微塵も死にたいなんて思ってない!僕は……僕は……ッ!』
(この親不孝が!!)
ゼクス『ビクッ』
(お前さえ……お前さえいなければ……!!!!)
ゼクス『ひっ……!』
ゼクス『ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!!!!』
竜夜『ゼ……ク……?』
ゼクス『お願いだから!殺さないで……ッ!!!』
(お前の所為でクラスが暗いんだよ!!)
ゼクス『違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う!!!!!』
(全部お前が悪いんだよ!!!)
ゼクス『違う!!!僕は何も………ッ!!!』
ゼクス『…………出来ない………奴………?』
竜夜『……ッ』
………痛い
ゼクス『耳障りだよッ!!!!君等が消えればいいのにッ!!!!!!!』
竜夜『ゼク………ッ』
ゼクス『ハァ………ッハァ』
ゼクス『ケッホゲホッゲホッ!』
僕は口を手で押さえる、小さな僕の手に余る程の量だったらしく、指の隙間からポタポタと血が流れ落ちる
ゼクス『はーっはーーーッ』
僕は身体の中に充満したドス黒いぐちゃぐちゃでどろどろのナニカを全て一気にココロの中に収める、良かった、これで竜夜が傷つくことはない……
ゼクス『ガクッ』
竜夜『ゼク………ッ!!!』