NO,nameの本気(一次創作男女の恋愛編)
今回の登場キャラクター
エピソードタイトル
私が好きなのは佐藤 陽丸さん。
29歳の大人で優しい人。
そんな佐藤さんを私は好きになった。
いつもいつも思い続けているけど、思いを伝えるチャンスか中々来なかった。
ある日そのチャンスは突然やってきた。
「アテネ、陽丸と一緒に星を見に行くんだが、お前も行くか?」
学校の先輩の鬼花先輩が突然そんな話をした。
私は何故そんな話をしたのか分からなかった。
だからその理由を訪ねると、とても単純な理由が返ってきた。
「好きなんだろ?陽丸の事。
だから、思いを伝えるチャンスをプレゼント。」
私はそれを聞いて、心臓の鼓動が早まるのを感じた。
佐藤さんに会える、それだけで嬉しいのに、思いを伝えるチャンスもある。
私は鬼花先輩の提案を受け、約束の日を待った。
約束の日。
私は集合場所で2人を待った。
待っている時間私はソワソワが止まらなかった。
佐藤さんと星空を見る事、思いを伝える事。
この未来を考えると私はどうしても落ち着けなかった。
そんな時、誰かが私に声をかけた。
「こんばんは、アテネさん。」
話しかけて来たのは佐藤さんだった。
特徴的な色黒の肌と白い髪はだれが見ても佐藤さんだとわかる。
「こん…は、んわ…」
私は緊張で言葉が上手く言えなかった。
佐藤さんがカッコよすぎるのが悪い。
私は心の中でもそう呟いていた。
「主人は少し遅れるので先に行けと言っていました。」
そう言って佐藤さんは私の手を取り、目的地へと連れてってくれた。
続く
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(((o(*゚▽゚*)o)))