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ある夏の日です。
貴方は汗をかいたのでお風呂に入ることにしました。
脱衣所で服を脱いでいると、玄関から鍵が開く音がしました。
彼が帰ってきた、そう思って「おかえりなさい」と言おうとしたら、脱衣所の扉が勢いよく開けられました。
般若「あっちぃ、風呂入…」
般若が、下着姿の貴方と目が合い、しばらくの沈黙の後、すぐに扉が閉められました。
般若「ごめん!居たんだな!俺は後でいいから先入ってて!」
そう言われたものの、さっきの光景が頭に焼き付いてしまった貴方は、のぼせてもいないはずなのに顔が真っ赤です。
シャワーだけ済ませてリビングに戻ると、般若はソワソワしながらソファに座っていました。
般若「あ…」
再び目が合い、少し気まずそうに目を逸らす般若。
般若「えっ…と…髪、乾かしたげる」
貴方は般若の前に座り、般若は目の前に居る貴方の髪をドライヤーで優しく乾かします。
般若「えっと、さっきは悪かった。ほんとごめんな」
「大丈夫だよ」と貴方が答えると、般若はホッとします。
般若「さっきアイス買ってきたんだけど、一緒に食おうぜ」
お風呂上がりの、般若と一緒に食べるアイスは格別に美味しかったようです。