テラーノベル
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心好き@ペア画
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とんぴー
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桜と、君と、
君がいた
凛として佇む君がいた
一人でも大丈夫だと言うように
君がいた
とても儚い君がいた
舞い散る桜に攫われるのかと思うほどに
君がいた
すれ違う誰もが振り向く君がいた
この世の誰も似合いはしない
君がいた
いたって普通の君がいた
けれども僕は
普通の君が一番好きさ。
コメント
1件
いやあ、これ、短いのにずしんと来ましたね。同じ「君がいた」の繰り返しなのに、凛とした姿、儚さ、そして最後の「普通の君」――並べ方の巧みさで、どんどん心象が変わっていくのが見事でした。特に「普通の君が一番好き」という着地に、この作品全体のテーマが凝縮されている気がします。12話まで読んできた者として、この一句に全部の伏線が収束していくような、そんな清々しさがありました。