Bad end
それでは、どうぞ…!
※無理だなと思う方はここで閉じてください
Y「……ふはっ…」
俺の持ったナイフは兄貴の心臓に突き刺さり、たくさんの血が溢れた。
S「あ…ぁぁぁぁっ…!」
Y「……千ト、」
S「ゆ…左手くっ…!何しt………!?」
俺は気が狂ったのか千トのことまで刺してしまった。
S「……ど、う…して……」
Y「………あーあ、…(2人も✖︎しちまった…)」
目の前は血で真っ赤になっていた
Y「……もう少し、トドメを刺さないとな…」
兄貴の心臓を何回も何回も刺し続け、千トの喉を刺し続けた
近くに行き、息の根が止まっていることを確認した
Y「……これで、“ナイトアウル“は解散だな…」
俺は自分の心臓を刺し、そのまま目覚めることはなかった……
三途の川
Y「………(ここ、どこだ?)」
M「左手…?」
Y「……兄貴?」
M「なぜ…ここに?」
Y「……さぁな、」
M「…どうやら、あちら側が天国、こちら側が地獄のようですね、」
Y「……ふーん」
M「……左手?」
Y「兄貴はあっちに行け、」
M「……は?」
Y「俺は2人、人を✖︎したんだ天国になんか行けねぇ、」
M「……」
Y「じゃあな、兄貴、」
俺は地獄の方へと足を進める
その時だった、
M「左手は……小さな頃に約束したこと…覚えていないんですか…?」
よく見ると、兄貴の目には涙が溜まっている
Y「…あ、兄貴?」
M「“地獄に堕ちるなら2人揃って、天国に登るなら別々に“と…!」
Y「……!(そういえばそんなこと…)」
M「左手が地獄に行くなら私も地獄に行きます…左手を止められなかった私自身にも責任があります…」
Y「…兄貴…」
M「それに…あの記憶の中で私が左手を✖︎そうとしたことも事実です…」
Y「……」
M「今は違いますけどね…?時が経つにつれそんな感情は消えていきました…」
Y「……俺を、許してくれるのか…?」
M「…えぇ、世界にたった1人の弟ですし…これでお互い様です…」
その瞬間、俺の目から何かが流れ出てきた
Y「ふはっ……ほんと…兄貴って真面目だな…」
M「左手が不真面目すぎるだけです……」
Y「…さーて、行きますか、」
M「…えぇ、」
Y「……そういや、千トは?」
M「今頃、天国で楽しんでいるでしょう…私たちを待ちながら…」
Y「…なんかわりーな…」
M「ふふ、そうですね」
俺たちは地獄の方へ向かっていった……
天国
S「……(右手くん左手くん…いつ来るんだろう…)」
僕は2人が来るのを待っている
S「……あ…(もしかして…2人とも地獄に…?)」
左手くんに刺されるとは思わなかったけど…
S「ふふ…2人とも…一緒になれてよかったね…」
寂しいけど…仕方ないよね
S「ねぇ、天使様、」
「どうかしましたか?千トさん、」
S「地獄にいる大切な友達2人に手紙を渡したいんだけど…いいかな?」
「かしこまりました…便箋を取ってくるので少々お待ちください」
S「ありがとう、」
住む場所は違うけど、お互いに幸せになれたらいいなぁ
そう思う、僕だった…
後日、3人の死体が発見されたが、皆微笑んでいたという……
ここまで見てくださり、ありがとうございました…!
無事完結することができました…!
最後まで見てくださりありがとうございました…!
もしかしたら番外編を出すかもしれませんが…その時はまた見ていただけるとありがたいです…!
では、また次の物語で会いましょう…!
コメント
3件
わーー(泣 三人共逝っちゃったけど微笑んでいたのか…、 とても面白いストーリーだったです! これからも頑張ってください٩( 'ω' )و