※ハピエンです。
※通報しないでね。
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俺は、じゃぱぱ。
今、恋人であるうりの浮気現場を目撃してしまった不幸な成人男性です。
楽しそうに女の人とご飯を食べているとこを見てしまった。泣きそうになったので俺はその場を後にした。
俺は、ただ夕飯の買い出しをしていただけだったんだけどなぁ…。
ほんと、運がない。
最近、毎日ハグやキスをしていたのにしなくなっていたり夜のあれもシてないのは、そうゆうことなんだなって俺は察した、じゃあ俺との関係は?
もう別れないといけないのかな、でも、うりの幸せを考えるならやっぱ男の俺より…女の人の方がいいよね…。
でも、うりから別れを告げられたら俺はもう耐えられないよぅ…、。
こんな…、ツラいなら俺から身を引こう…。
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あの後、俺は家についたら明日すぐ出ていけるように準備をした。
今日は、今日だけ…は、うりとたくさん話したい。
そんなことを考えてるうちに、時間は進んでいてすっかり辺り一面が真っ暗になっていた。ふと、玄関の方から音が聞こえてうりが帰ってきたことに気がついた。
ただいま~という俺の大好きな人の声が聞こえてきた。この声も…明日からは聞けなくなっちゃうんだと思うと悲しくて目が潤んだ。
うりが部屋に入ってくる前に俺は涙を拭いた。
「おかえりなさいー!!」
俺はうりに悟られないように、いつもと変わらない元気な声で迎え入れた。
そうするとうりは嬉しそうに笑った…。
やめて、…なんでそんな顔…。明日出ていくのが嫌になっちゃうじゃん…うりの幸せのためなら俺はいない方がいいのに…。
決意が揺らがないように俺は極力うりの顔を見ないようにした。
「ご飯は、もう食べてきたから今日はいらねぇや。」
うん…。食べてたよね。
「俺もさっきお菓子食べすぎていらないや~www」
ほんとはお菓子なんて食べてない。悲しくて喉に通らないから適当な嘘をついただけ…。
「www」
うりは楽しそうに笑ってくれた。
だめだ、極力うりの顔を見ないようになんてできない。
「あのね、ーー~~~!!!」
「~~~!?www」
この時間が…
「~~~~~~~~ー!!!!!」
「~~~ー~ーーーーwww」
ずーっと続けばいいのに、なぁ
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この幸せな時間が止まればいいって思っても、時間は止まってくれない。
あっという間に寝る時間になってしまった。
お風呂に入った後もたくさんゲームとか話をしたけど、寝る時間となればもうすることは
ただ寝るだけなのだ。
明日になればもう、こんなに話すこともできなくなっちゃうんだ…。
嫌だな…。
「寝よっか~~」
「だな~~」
うりと一緒に寝るのもこれが最後。
今日はうりが寝たらすぐ行かないと…、決意が揺らいじゃう。
うりを手放してあげれない。
「おやすみ!」
「おやすみ~。」
俺は目を閉じて寝るフリをした。
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俺は寝ないつもりだったけど、寝てしまった。今は、午前5時だ。
うりも寝息を立てている。
--ついにこの時間が来てしまったのか…。
俺は意を決めて、布団を出ようとしたらうりが俺の腰に抱き付いてきた。
幸せそうな顔で俺の名前を呼んできた。まさか起きた?と思ったけど目はしっかり閉じられている、じゃあ寝言…?なんで、なんで…俺のことをそんな幸せそうな顔で呼ぶの?うりにはあの女の人がいるじゃん。
俺は泣きそうになったが、すぐうりの手を掴んで放させてベッドに置いた。
「…うり、大好き……ばいばい。」
俺はその一言をうりに告げてそのまま荷物を持って出ていった。
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……あれ…じゃぱさん…?いくら隣を手で探してもいなくて冷たい感触があるだけ。
俺はまだ重い瞼をこじ開けて隣を見ると、いつもいるじゃぱさんがいない。
「……っじゃぱさん!?」
俺は完全に頭が覚醒してじゃぱさんがいないことに気が付いた。
トイレだったらこんなに冷たくはならない、何時間か前にいなくなったんだ、でもなんで?なぜかわからなくて俺はとりあえず電話をかけた。
だけど着信拒否になっていた。なんで、え?俺なんかした?俺は慌ててメールを送ってしばらく待ったが一向に既読がつかない。
どうしてだ?なんでじゃぱさんは何も言わずに消えた?俺が何か無意識に嫌なことをして冷めたとか?でもあんなに楽しそうに話してたのに、なんで…どうして…
俺にはじゃぱさんがいないと…だめなのに…。
じゃぱさんを見つけ出して、次は俺から離れられないようにしてやると俺は心に決めた。
そこからの俺の行動は早かった。
俺は急いでパジャマから着替えて、スマホと財布だけ持って玄関を飛び出していった。
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行く宛もないのに、飛び出てきちゃった…。
どうしようかなぁ…。
とりあえず電車とかに乗りたいけど、この時間って、電車あるのかな?
あ、あるみたい!よかったぁ~、まぁ、とりあえず故郷にでも帰ろうかな~。故郷って言っても神奈川だけど。
そう考えながら俺は改札口を抜けた。ちょうど電車が来たみたいだ、俺はその電車に乗った。
横浜についた。横浜で適当に彷徨っていると気づくと時間は6時半を越えていた。
6時半って案外、人がいないもんなんだな~って楽観的なことを考えてるとじゃぱぱ~!?という驚いたような声が聞こえた。
後ろから俺の名前が呼ばれたので後ろを振り向くとそこには見覚えのある金髪頭の男がいた。
「たっつん!!?」
そう、その男の名前はたっつん。幼馴染みだ、今も連絡を取り合っているぐらい仲が良い。そうだ、たっつんの家に住ませてもらお~。
「やっぱじゃぱぱかぁ~!元気やったか!?」
こんな朝からよくそんな大声出せるなって俺は逆に尊敬した。
「たっつん~、あのさ、~~~~~」
「~~~~~~~~!??」
----まぁ、しばらく話し合った結果。
住んでも良いけど、洗濯物と洗い物をするという条件で住ませてもらうことになった、ちゃんと食費も出さなきゃなぁ…。
良い友達を持ったよ、俺は。
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あれから、1週間が経った。
俺は、たっつんに頼まれた物を買いに行っていた。
ふと、うりがよく聴いていた音楽が流れてきた、その音楽は俺も好きでうりがピアノで弾いてくれてすごい褒めてたんだっけ。
「…懐かしいなぁ」
そんなことを呟いていると、前から見つけたという声が聞こえてきたので見てみると、そこにはやつれた顔をしたうりが佇んでいた。
「う、りっ…!?な、んで…!」
俺はなぜうりがここにいるのかわからなくて、でも今うりに捕まっちゃだめということだけは理解できた。
すぐ俺は後ろを向いて全速力で走っていった。俺は走るのには自信がある。
とりあえずたっつんの家まで戻ろう、買い物は忘れたって言おう。
後ろからうりの声がしたような気がしたが、そんなこと気にしていられるほど今の俺に余裕はない。
はやく、もっとはやく!!
あれからしばらくして、たっつんの家が見えたがここで帰ったら自分がここに住んでるってバラしてるようなもんだって気付いたので近くの路地裏まで走っていった。
近くの路地裏までついて俺は息切れで状態で路地裏の壁に手をついて呼吸を落ち着かせていた。
1人の影が路地裏の入り口で止まった。
「追い詰めたぜ…。」
なんで、そこまでして俺を追いかけるの…。
うりのために身を引いてるのに、どうして…。
俺がそんなことを考えているうちにうりはどんどん俺との距離を積めてきた。やめて、来ないでよ、なんでよ。
「…捕まえた。」
そう呟くと同時に俺の腕を掴んできた。
怖い、うりが怖い。うりはそんな目をしない。そんな…感情が見えない表情なんてしない。
「…帰るよ。」
嫌とは思っているが、抵抗したら何されるかわからないような顔をしている。俺はひたすらうりが怖くてうりに引かれるがままについていった。
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うりは終始無言で家まで帰っていた。
俺も怖くて何も言えずにずっと無言でうりに引っ張られて家まで帰っていた。
うりは玄関の扉を開けたら先に俺を入れて後から自分が入ってきた。しっかり鍵も閉めていた、俺はうりの邪魔にならないように廊下に上がったが靴をぬいだうりが俺の手を引っ張って寝室まで連れていった。
寝室に入った瞬間、俺はベッドに投げ飛ばされた。
「っ?!!」
少し痛かったがうりの顔を見ると何も言えなかった。
すぐうりは俺の上に跨がって
「もう、離れたいなんて思えないようにしてやる。」
そう言って俺の顎を掴んでキスをしてきた。
----スズメの鳴き声が聞こえてきた頃に俺はやっとうりがどんな顔をしているのか気付いた。
うりは迷子の子どものような顔をしていた、だから俺は最後の力を振り絞ってうりの頬に手を当てて大好きと伝えて意識を飛ばした。
意識を飛ばす前にうりは何かを言っていたが聞き取れなかった。
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「ん、…」
体を伸ばそうとしたら全身痛くて動かせなかった。体を見てみるときれいな体になっていて、服も着せられていた。うりがきれいにしてくれたんだろうと考えているとドアが開く音がしてそっち側を見てみるとうりが入ってきたみたいだった。
「おはよ…」
俺は掠れた声でうりに挨拶をした。
「……」
うりは何も言わずに俺の方に歩いてきて抱き付いてきた。
「……捨てないで…」
うりは消え入りそうな声でそう言い、抱き締めてくる力を強めた。少し苦しいぐらいだ。
「捨てないよ…、言ったじゃん…大好きって、」
「じゃあ…なんでいなくなったんだよ…、俺の前から…。」
俺は全部事情をうりに話した。
「…は?」
地の底から聞こえてきそうな声だった。顔はほんとに怖い。
「…浮気なんてしてねぇけど。」
「え、…だって」
「あれは、従姉妹ののあさんだよ…。」
のあさん…?あっ…確かにピンクの髪だった…。
え…てことは全部俺の…俺の勘違いだったってこと…?めっちゃ恥ずかしいんだけど…俺の勘違いのせいでたっつんとかにも迷惑掛けたってことでしょ…?最悪なんだけど…。俺が考えていると
「はぁぁぁぁ…」
うりは長いため息をすると、俺の頬をつねってきた。結構痛い。
「うひっ!!いひゃいよ!!」
うりは泣きそうな声で
「俺が浮気なんてするわけないだろ!!」
「俺は!じゃぱさん一筋だ!!!!」
うりはプロポーズ染みた事を言ってきてつい俺は照れてしまった。
「仲直り…してくれる…、?」
「…当たり前だろ!!」
うりは泣いてはいたけど幸せそうな笑顔でキスをしてきた。
今度はお互いの存在を噛み締めるような優しいキスだった。
----次の日、うりとたっつんに手土産を持って荷物を取りに戻った。
うりはたっつんと仲良く俺が話してると嫉妬したのか、じゃぱさんは俺のだ!!って抱き付きながら言った。たっつんはもう大笑いで俺は少し恥ずかしかったけど幸せだった。
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………なんだこの駄作。
なんでこんな駄作ができちゃったんだろ。
公開するの渋ったくらいだよ。
あ、こんな話より!!
💬くれた人ありがとうございましたー!!
ウェブ版でログインしたため💬返信とかできないですが、少しなら見れるのでモチベになりますー!!!
ゆあじゃぱのやつ続き書いてほしいって方がいたので、頑張って書こうと思いますが下手なんでほんとに…。
そういえば、前回修学旅行行くって言ったじゃないですか。
そのことで昨日準備で服を買いに行ったんですよ。黒の服とズボンは駄目って言われてめっちゃ絶望しました。だって冬服は黒しかないんですよほんとに。
だから買いに行ったんですよ。
で服を買ってから改めて思ったことがあって、ほんとに趣向が男なんだなって実感しましたね。
なんか、普通は女子の服見に行かないとなのに、男子用の服のとこで探しちゃって、なんか男子の服の方が落ち着くんですよね…いや女子の服も憧れるんですけども。
無地とか、シンプルなのが好きでド派手なやつとか後ろに大きいロゴとかがついているのはあまり好まないんですよ…。
そのせいで探すのがほんと苦労しました。
まぁそんな感じで今回は終わります~!!
コメント
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うぇえい最高すぎだろ٩( ´ω` )وなぜこんな神作品を作れるんすか、、?!?!教えてくれ、、😭駄作なわけないやぁぁん!!
神ですか?いや神だ