短編

壁になった気持ちで見てください

頭からっぽにして見てください

rtky

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「レトさん」

「ん？どした？」

「…ハグ、してい？」

「ふふっ、いいよおいで」

「…ありがと」

「…なんかあったん？」

「…うーん、なんもないよ」

「ほんと？」

「ほんとほんと！レトさん不足だっただけで、 」

「！…そっか、ごめんね」

「や、なんでレトさんが謝るのさ」

「けど不足させたのは俺だからさ、 反省してます」

「反省てw、…けど、ありがとう」

「…俺さ、明日予定なーんもないんだよねー」

「え…それって、？」

「…言わせんなよ、ばか」

「ふっ、かわいいねーキヨくん」

「…かわいくねーし」

「そうゆうとこも可愛い 」

「…うるせー。」

「じゃ、ベッド行こ？」

「…うん。」

「結構久々な感じするね」

「久々な感じじゃなくて久々なんだよ」

「あははっ、そっか、どっちも忙しかったもんね」

「…まぁ今日も、 沢山甘えてね？」

「…そゆとこヤダ」

「えぇー、なんでぇ」

「なんか、狡いから…」

「そんな事言ったら優しくできなくなっちゃうよ？」

「…そんな事しないくせに」

「わかってるじゃんー」

「じゃー電気つけたままヤる？」

「つ、付けない！」

「ははっ、冗談冗談」

「でも、明るいとこでも火照るキヨくん見たいなぁー」

「うわ、一生電気つけてヤんねぇから」

「ふふ、まっ俺は一緒になれるだけでも幸せだもん」

「それは俺もだし」

「おっ、やけに素直やん」

「もっいーから！… 沢山、愛してよ」

「足りなかった分以上に、愛してあげる」

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25/07/24 修正しました。