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冷たく、風が強いこの日に
屋上に居るのは私ぐらいだろう
これでいいんだ
私の人生は、ここで終了する
夢「……あーあ、なんで震えてんの、私」
手の震えが止まらない
なに今更怖がってるんだろう
「あんたなんて」 「早く消えてよ」
「夢が居なかったら」
「最低」 「死ねばいいのに」
全部私が悪かった
私がいなかったらあの子も幸せでいられた
“ 私さえ、いなければ。 ”
そして私は、フェンスから飛び降りた
がちゃ
潔「え……ちょ、何してんだよ、!?」
君さえこなければ
否、君がきてくれたから。