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51
あかさたな
87
洋食派‼︎
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36
この物語に、政治的意図・戦争賛美の意図はありません。
また、現実とは関係はありません。
旧国が出てきます。
性的な内容が含まれます。
・大日本帝国・陸軍(h世界線) 語り手
この世界線では、大日本帝国・陸軍は女性である。
h世界線…
history(歴史)世界線とされる。
死んだ国の化身は、蘇らない。
この世界では、国の化身は『不老』であり、『死を持つ』生物である。
神話的事象…すなわち、黄泉から現世への帰還や神々の救いの手など存在しない。無責任に創られ、『創造主』に放置された世界線とも言えよう。
視聴している者たち
性質は、『我々』の世界と酷似している。
それでもいい方は、ご覧ください。
「…あ〜あ。何で、あたしはこうなっちゃったんだろ。」
あたしは大日本帝国・陸軍。この世界の、ね。
いつからだろう。あたしの周りから『者』が消えたのは。
いつからだろう。あたしが『魔女』のような存在になったのは。
…いつからだろう。あたしが『託された』のは。
もう、思い出せないや。
「……。」
今、あたしは、夜風に当たってこんな事を考えている。後ろを向くと、畳の上に敷かれた布団で、日本がすやすやと寝ていた。
「…あ〜。あたし、何してんだろ。もう…あたしは、必要ないのに。」
ポツリと呟く。
だって、そうだろう。生きている旧国は隠居し、目立たないようにと過ごしている。
…だが、それはほんの一部。
ほとんどの者は、もうこの世にはいない。
あたしには、目立たないようになんて立場上出来ない。過去の清算は事実上は出来たけど、駄目だ。まだ、あたしは…。
こぷっ…
腹の方から音が鳴る。
「…っ゛……ん゛ぅ……」
まだ、残り香が残っているらしい。
…あたしは、大戦の罰の一部として、『ご奉仕』した。いや、させられた…?それは、現在も、続いているのだ。習慣的に。
痛かった。でも、気持ちいい。しかし、気持ち悪い。生々しいそれが、今も腹をえぐり続けている。
「……。もう、嫌だなぁ。でも、あたしがいなくなったら、日本は… 」
ずっと、思っていた。もう、あちらに行こうと。
…日本は…どうするのか。ちゃんと、『いつも通り』となったそれに慣れてくれるのか。
傷の感覚。あの日のフラッシュバック。
そして、未だに残る、『枢軸国』と『連合国』という区分け。
「(それに、囚われて、自由が無くなるくらいなら…)」
「もう、あたしも…」
「年貢の納め時。もう…日本だけでも、やってけると思う。」
なら…。
「やめて。まだ、陸は… 」
「生きて。」
幻聴。あたしが作っているだけの、幻聴なんだろう。
…ああ。あたしはいつまで…
こうやって、こっちにしがみついているんだろうね。
コメント
1件
最新話読んだよ…めちゃくちゃ重くて苦しいけど、目が離せなかった。陸の「もう嫌だなぁ」って呟きがずっと胸に刺さってる。幻聴で「生きて」って声が聞こえるのも切なすぎるよ…。アマさん、この空気感すごいわ。続きも気になるけど、無理しないでほしいな。