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前回の続き
苦手な方は見ないでください
「はい、どーも剣持刀也ですよー」
お決まりの挨拶を口にする
ほんとに大丈夫かと不安になってくる
大丈夫…僕は剣持刀也だ
剣持刀也の人物像を思い浮かべる
不安なんて感情はゴミ箱に捨ててしまえ
今、僕にいるのは自信ただそれだけだ
大丈夫と言い聞かせる
なんとか出来そうだ
確信して喋り始める
「今日は~~~~」
「~~~~w」
「~~~~??」
今、何時だ?
ふと、思った
スマホを見ようと手を伸ばす
見たい…でも見れなかった
視界がぐにゃっとまがる
画面がよく見えない
胃から何かが出てきそうだ
苦しさを紛らわすため咳をつく
なにか喋らなきゃ
思い切って声を発する
「ぁ”、ごめッちょっと気管に何…か入って」
「みッず取ってくるッ」
やっとの思いで喋る
気持ち悪い
目を凝らしてミュートにする
息をつく
…吐きそうだ
ゴミ箱を手に取る
キツい臭いが鼻をつく
あぁ、吐いたんだと実感する
今…熱何度くらいあるんだ?
視界が歪む
ぁー、このままミュート外して喋れるか?
考えた結果
配信を止めようと決断する
言い訳は回線関連でいいだろう
すぐに手を伸ばし配信を止める
【すみません、回線が悪くて配信止めました
また、後日やります】
と、ツイートした
頭に痛みがはしる
ぁ、これヤバいな
僕死ぬのかなぁ
なんて、思ってたら意識が朦朧としてきた
そして僕は、意識を手放した
続く