テラーノベル
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日本「兄さん!早く行かないと遅刻しますよ!」
日帝「すしぐさをするぐ向かう」
桜が飛び巻く階段を登りながら俺は弟である日本と一緒に学校に向か
今日は新しい学校に転校することになった。
俺が転校したのにも理由がある…前の学校で俺は何度も盗撮、盗聴されたり、ひどい時には誘拐された。そんなことがあり、俺は兄弟たちが通っているカンヒュ学園というところに転校してきた
今は弟である日本に道案内をしてもらっている
日帝「……(本当に大丈夫なのだろうか?)」
不安を抱えつつ、階段を登ると大きな学校が見えて来た
日本「見えてきましたよ!」
日帝「……(すごい大きいな)」
校門だけでも大型トラックが何台も入りそうなぐらい大きかった
日本「さて行きましょうか」
日帝「ああ」
校門をくぐり、広い敷地にはいる
校門から下駄箱はそれなりに距離があった…その間の道にはたくさんの色鮮やかな花が生き生きと咲いており、とても美しい景色が広がっていた
手入れが行き届いているのだろう
そうこう見回しているうちに下駄箱についていた
日帝「どこに靴を入れればいいんだ?」
日本「兄さんは…2年生なのであっちです」
日本に言われた場所にいくと「日帝」と描かれた下駄箱があった
日本「よし、じゃあ次は職員室に行きますよ!」
日帝「分かった」
履き慣れていない上履きで職員室に向かう
日本「後そろそろで着きますよってもうこんな時間!!」
日本は手につけていた腕時計に目をやり、驚いていた
日帝「どうかしたのか?」
日本「その…私はもう教室に行かないと遅刻していしまいます…」
日帝「それはマズイな…日本、教室に行ってこい」
日本「ですが……それだと日帝さんが……」
日帝「問題ない……何かあっても鍛えているから大丈夫だ」
前の学校で色々あったため俺は体を鍛えていて人並みには動ける大抵のことは対処できるだろう
日本「わかりました、職員室はまっすぐいけば着きます」
日帝「分かった…ありがとう日本」
日本「どういたしまして、ではまた後で!」
日帝「ああ!」
そう言うと日本は急いで教室に向かった
俺も職員室に急ぐ
日帝「ここが職員室か」
しばらく歩くと職員室に着いた時間もないため
ドアに手を掛けようとするが…
日帝「……(なんて言って入ればいいんだ?とりあえず最初は失礼しますって言えばいいよな…その後は…どうすれば!)」
悩んでいると後ろから声が聞こえた
???「こんなところで何やってるんだ?もうチャイムはとっくになったぞ!」
後ろからいきなり声をかけられ肩を震わす
振り返ると背の高い眼帯をつけた国が不思議そうな目でこちらを見ながら立っていた
日帝「!あ…の」
???「お前…見ない顔だな…もしかして転校生か?」
日帝「は…はい!そうです」
???「お!やっぱりか、でも報告に聞くと男だって聞いたんだが…」
一瞬空気が凍りついたように思えたが、気にせず俺は呆れた口調で話す
日帝「……俺は男です」
???「!?お前……男なのか?」
先程まで無表情だった顔が今では瞳孔が開き、口が開いていた
日帝「そうですよ…正真正銘男です」
???「てっきり女かと…」
日帝「いつもそれ言われます」
???「申し訳ない」
謝罪を受け、この国はまともなのだと判断する。一見当たり前のように思えるかもしれないが大抵の奴らがそれができない嫌な記憶を思い出し、少し気分が曇る
日帝「いいえ、いつものことなので気にしないでください」
???「そうか…ほんとにすまなかった(いつものことなのか)」
日帝「それと学校に着いたら職員室に来るように言われてるんですが…」
???「ああ、そうだったな入っていいぞ」
???「!どこ行ってたのプロイセン!」
職員室に入った瞬間両目に眼帯をつけた国が大きな声を出して、俺の隣に立っていた国に声をかける
「眼帯をつけている教師の比率多くないか?」と少し思ってしまった
プロイセン「見回りだ」
???「全く、転校生が来るっていうのに!」
プロイセン「それならもう来たぞ」
???「へ?」
両目が眼帯で覆われた国はやっとこちらに気づいたようで驚いたようなしぐさをする
一体どうやって見てるのだろうか?
日帝「どうも」
???「え!もう来てたの!?早く言ってよプロイセン〜」
プロイセン「別にいいだろ二重帝国」
二重帝国と呼ばれている国がこちらに近づき、背をかがめて俺の目線に合わせる。すると俺の顔をじっと見てきた
二重帝国「にしたって物凄くべっぴんさんだね可愛い〜!」
日帝「… は?」
プロイセン「……一応言っておくが…こいつは男だぞ」
二重帝国「!?お、男の子!?」
日帝「そうですよ」
プロイセン「俺と同じ反応だな二重帝国」
二重帝国「それはそうでしょ、こんなに可愛いんだからてっきり女の子かと思ったよ……信じられないから服脱いでくれない?」
日帝「セクハラで訴えますよ」
二重帝国「冗談だよ〜怖いな〜」
プロイセン「冗談でも言っていいことと悪いことあるだろ変態」
二重帝国「変態って僕の事?」
プロイセン「お前以外誰がいるんだよ」
二人はとても仲がいいようだとても楽しそうに会話する
しかし俺は一刻も早く教室に行きたかったため会話に割り込む
日帝「あの…俺のクラスは?」
二重帝国「ああ!ごめん。君の学年は2年だね…名前は日帝でいいんだよね?すぐ案内するよ」
日帝「わかりました」
???「なら私が案内する」
また後ろから声が聞こえる
振り返るとまた身長の高いモノクロをつけた国が立っていた。ここの学校の教師皆身長高くないか?
二重帝国「やだ!僕が行く!」
プロイセン「駄目だ、お前には今日までに提出しないといけない資料があるだろう」
二重帝国「あ!そうだった!早くしないと国連に怒られる!」
プロイセン「馬鹿だな」
???「ということだ、私が案内してもいいだろう?プロイセン」
プロイセン「……正直癪だな。今はお前しか動ける奴がいないからな…本当は俺がついていきたいところだが…予定があるからな。くれぐれも変なことするなよ大英」
大英「そんな言い方しなくてもいいだろう?」
どうやらこの二国はあまり仲が良くない、睨み合っている
大英「さて、私たちもそろそろ行かなければな」
日帝「……そうですね」
プロイセン「日帝!そいつ何かされそうになったら思いっきり顔面を殴れよ!」
日帝「……え?わ、わかりました」
大英「失礼だなそんなことはしない」
プロイセン「私はお前の事を信用してないからな」
大英「まあ、戻ったらまた話をしようか?プロイセン」
プロイセン「勝手にしろ」
俺は職員室を後にする。正直この国と一緒なのは少し気まずいが…
プロイセン「ふーっ、やっと行ったか。ここに露帝がいなくてよかったな」
二重帝国「そうだね!露帝なら絶対あの子のことを襲ってるよ!」
プロイセン「いいからお前は書類をやれ」
二重帝国「はーぁい!」
静まり返った廊下を二国で歩く
特に話すこともないので、余計気まずく感じる
大英「日帝?で合ってるよな?」
日帝「はい…そうですが……」
大英「……いい名前だな」
日帝「え?」
急に何を話してきた方思えば、名前を褒められたため少し戸惑ったが悪い気はしない。
大英「それにしても、随分と綺麗な瞳だな」
日帝「?どうも」
意図が分からない。俺を褒めて一体何になるのか分からなかったからだ
大英「実はな、私は変わった趣味を持っていて…綺麗な眼球を見るとつい欲しくなってしまうんだ」
日帝「……」
嫌な予感がした。背筋が凍りついたような感覚になる。そういえば教師で眼帯をつけてる国が多かったのは……
大英「大丈夫だ。今は取りはしない、江戸の子供だしな」
日帝「冗談やめてください…」
大英「まあ、そう受け取ってもらっても構わない」
不敵な笑みを浮かべる大英に俺は絶対に近づかないと決心する
そうこうしているうちに教室に着いた
大英「ここが日帝の教師だ。ちゃんと覚えろ」
日帝「はい…担任はあなたですか?」
大英「残念ながら私ではない。もしも私がいいならそうするが…」
日帝「いえ、遠慮しておきます」
大英「即答だな」
日帝「これ以上迷惑をかけるわけにはいけないので…」
本当は眼球を取られたくないだけだが、口が裂けてもそんなことは言えない。もし口にしたら何されるかたまったものではない
日帝「俺の担任は誰ですか?」
大英「お前がよく知ってる人物だ」
江戸「儂じゃよ」
教室からドアを開けて、俺の担任が話しかけてくる。俺がよく知ってる人物だ
日帝「!父上」
江戸「陸!元気にしておったか?」
日帝「はい!」
まさか担任が血縁なんて思わなくて、俺は驚きと嬉しさを隠しきれなかった
大英「私はもう行く。最後にこれをやろう」
ポケットから小さめの赤薔薇のバッチを取り出した
日帝「?なんですかこれ?」
大英「お守りだ。大切に取っておけよ」
日帝「え?ちょっと」
大英「じゃあな」
俺が返そうとする前に大英はもういなかった
さっきまで目の前にいたのにだ。幽霊かなんかなのだろうか
江戸「まあ、とりあえずつけておけ。せっかくもらったんじゃしな」
日帝「とは言っても物凄く高そうですよ!」
装飾を見ると縁は金色に染まっており、薔薇は非常に繊細で細かな部分まで再現されていて職人が作ったような美しいものだった。俺が着けるには勿体ないぐらいの代物だ
江戸「まあ、あやつにも考えがあるのじゃろ。つけないほうが勿体ないぞ」
日帝「そこまで言うのなら…」
俺は自分の胸元に薔薇の飾りを付ける
似合ってるかどうかは別として制服は一層豪華になったと思う
江戸「さてそろそろクラスのことについて教えよう」
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匿名
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コメント
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すごくいいです!