テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
俺はちょうど一ヶ月前、俺は親父に内緒で夜に散歩をしていた。1人で過ごしたい時間もあるからだ。嗚呼、星が綺麗だ。ベンチで見ていて、そろそろ帰ろうと目線を落とすと…目の前に桃の血まみれの死体、そしてそこにぽつんと1人の子供が立っていた。俺は声をかけることにした。
「おい、大丈夫か?」
「お前、誰だ?」
「お前と同じ鬼だ…親は?」
「いない。会ったこともないし、見たこともない。」
「…じゃあ俺の家に来い。ここにいたらまた桃が来る。」
「その必要はない。」
「はーいダメでーす。強制的に連れていきまーす。」
「は?」
そう言って俺は能力を使って連れて行く。なんで能力は銃なのに連れて行けるのかって?それはシールドを展開させる銃を創造したからだ。このシールドは浮かすことも足場にすることもできる。
「おい。出せ。」
「嫌だね。お前には生きてほしいし、死んでほしくないからな。」
「…」
そのまま、男の子が入ったシールドを浮かせたまま俺は移動した。
「そういえば、お前名前は?」
「何故いう必要がある?」
「俺が知りたいから。あとなんて呼べばいいかわからないからだな。」
「…無陀野無人。好きに呼べ。」
マジかーーー!!ムダ先だったのか!!うそーん。ここで会っちまったよ!!てか今世はムダ先と同い年だったよな?
「だったら無人って呼ばせてもらうぜ。俺は一ノ瀬四季。」
「聞いてもないのに何故名前を言う?」
「俺が知ってほしいから。理由なんでそれだけでいい。」
「…」
そう言いながら俺は家に着いた。
「着いたぜ。ここが俺の家だ。」
そう言ってシールドを解除した。
「…連れてきた俺が言うのもなんだけどさお前なら壊せるはずなのに壊さなかったんだな。」
「あぁ、別に気分だ。」
「そっか…ようこそ我が家へ無陀野無人」
ちょこちょこ書いてたら出来たんで投稿しました!!今回は前半なんで後半まただします!!
そんじゃアディオスヽ(・∀・)
コメント
12件
最高〜〜!ヾ(・ω・*)ノ
子供姿のムダ先を想像したら天使でした… ほっぺ、むにむにしてぇ…
無蛇野さん子供かよ~~!!絶対かわいいじゃんっ!!??