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え、誰ですか100まで押してくれた人…!いや、方か。ありがとうございます😭



















👺「おい、真面目にやれ」

🐦‍⬛「も〜やってるってば〜…しかし、まじなんなの、こいつら」

👺「とにかく…!5日間で6万確定で稼げんだ!!!!!ここ逃したら向こう1ヶ月収入の目処ねえぞ!!!!!!」

🐦‍⬛「そーだった!!!!!!…ま、彼に何かあったらあっちゃん怖いから。そろそろ消えてね」


飯綱の身辺はたかはしと道満に1日12,000円で雇われた烏天狗団(書記は学業に専念中)が警護していた。今も、たかはしを病院内の異常を確認させ、蘭丸と梵丸で飯綱を襲ったものと恐らく同種であろうイキモノを始末していた。危険はあるものの、5日間この謎生物を始末するだけで6万確定、しかもやり切れば成功報酬もだすと言われた。万年金欠烏天狗団からすればこれほど楽に稼げる仕事の方が少ないだろう。それゆえに、蘭丸も気合いは入れていたが、見覚えのあるイキモノであるがためにやる気が今ひとつなのだ。しかし、それさえも吹き飛ばす蘭丸達を雇った時の道満の顔。晴明が生きていた時以来、あそこまで露骨に怒っていた道満は見たこともなかった。梵丸からすれば恐怖以外のなにものでもない表情だったが、蘭丸には全く違う表情に映った。それは長年道満と切っても切れぬ関係を続けてきた蘭丸にとっては子を案ずる親の顔であった。なぜそこまで気に入ったのかは話してくれないが、弟分道満の頼みを断る理由を蘭丸は持ち合わせていなかった
















🐦‍⬛「メガネくん…」

👺「…」


もう3日目になるが、いまだに飯綱は昏睡状態のままだ。たかはし曰く最低でも5日と言っていたが、数ヶ月昏睡状態になったとしてもおかしくないものらしい。毎日荊棘や学園長、晴明と凛太郎は訪れるし、飯綱の兄弟達も毎日違うメンツがきている。花瓶には、花が挿されていた。あれも、荊棘が毎日持ってきている。2人とも、そこまで面識があるわけではない。なんせ、飯綱の毛を刈ろうとしていたのだ。若干気まずいが、精算するには丁度いいかもしれない


🐦‍⬛「あっちゃん、毎日きてるよ…パチンコ、行ってないんだって」

🐦‍⬛「子供くんたち、泣いてたよ」


道満達が毎日やっている近況報告だ。たかはし曰く、意識が飛んだりした時などに1番最初に働くのは聴覚だそうだ。なので、こうして語りかけると言うのはあながち間違いではないらしい


🐦‍⬛「今日もダメか〜」

👺「まあ、まだ3日目ですし。医者が言うんだから間違いな」

🧣「なんで、お前らいんだ…?」

🐦‍⬛👺「っっっっ〜〜〜〜〜??????!!!!!!!!!!」










💉「外は…片付けてくれたね。ん〜しかし、ほんと…コレは解体していて飽きないなぁ♡」


たかはしは、蘭丸たちが始末したイキモノの解体をしていた。なんせ、類似する妖怪がいないのだ。全く自分達とは違う生き物に興奮しないわけがないのだ



ぎゃああああああああああ!!!!!!


いきなり、2人分の悲鳴が聞こえた。恐らく、蘭丸と梵丸だろう。この叫び声からはまったく危ない感じはないが、急いで病院を視るたかはし。そこは、飯綱の病室で。そこには











💉「は、秦中くん?!!!!!!」

🧣「…まともな反応できんだな」

💉「え….いやいやいや!!え、なんで意識戻ってるの?! 」

🧣「うるせえんだよ」


体を起こすのは難しいらしく、飯綱は寝たままいつも通りのことを言う。飯綱がベッド脇に視線を流すと、抱き合う蘭丸と梵丸の姿があった。先ほどの悲鳴も2人だった


🧣「で、おたくらなんでいるんです?てかいつまで抱き合ってるんですか?」

🐦‍⬛「ちょっと!!!!!僕らが異常みたいな顔しないでよ!!!!!」

👺「大体、なんで最低5日なのに3日で起きんだよ!!!!!」

🧣「それは俺も知りたい。で、なんでいんの?」

🐦‍⬛「あっちゃんに雇われた」

🧣「ぁ、たかはし、学園長は?!っってぇ…」


受け答えもしっかりしている。コレには流石にたかはしも引いた。(無論今すぐ診察して身体の隅々までこの目で確かめたい。あのイキモノを解体する時以上に興奮しているが。)そりゃ、半年昏睡してもおかしくないのに3日でおき、あまつさえここまで嫌味やらツッコミを入れる元気も持っている。しかし、身体はまだ万全なわけではなく、しっかり痛いらしい


💉「ほら、痛むなら寝てないと…。学園長も幸い命に別状ないよ」

🧣「っ…けが、したのか…」


瞬間、飯綱の顔が歪んだ。唇を噛み締め、いつもの倍、眉間に皺を刻んでいる


🎭「何を今更ぐちぐちと…」

🧣「学、園長…?」


学園からそのまま来たのか、仮面はつけたままだ。が、口調が混ざっているあたり、動揺しまくって仮面の存在すら目に映らないのかもしれない


🎭「俺の怪我はこの際どうでもいいです」

🧣「ですがっ…」

🎭「…お前、俺との契約覚えてるよな?」

🧣「ぇっと…側だけでも真面目に働くこと…」

🐦‍⬛👺「(え、側だけ?)」

🎭「それは、学園長秦中先生貴方の約束でしょう。今言ってるのは」


そういうと道満は自身の仮面をとりまっすぐ飯綱を見据えた


🎭「今言ってんのは、蘆屋道満秦中飯綱お前の契約のことだ」

🧣「…!」

🎭「忘れたか?」

🧣「いや…」

🎭「言ってみろ」

🧣「…俺は、あんたが背負うものも背負って地獄を歩く」

🎭「そのかわり、俺はお前がお前でいられるように俺の全てを賭ける…そういう話だったろ?」


道満と飯綱はこともなさげに言うが、外野3人にとってはこの上なく重かった。気に入ってるとかそんな軽い理由じゃなかった。しかし、そこには確かに信頼関係があった



🎭「さて、問題は…妖怪省だ」

🧣「っ…!」

🎭「十中八九あっちはお前を拘束するか研究所送りだろう」


そもそも、飯綱のようなかまいたちの資料が伝承しかないのだ。道満は、飯綱と契約したのち調べ回ったがマトモなのが出てこなかったのはよく覚えている。なら、そんな貴重な資料を手に入れようとするに決まっている。何千年という歴史の中でも珍しいどころではない。飯綱の血を引く子供達も例外なく連れて行かれるだろう。父親がそうなのだ。頭の固いジジイどもは子供でも平気で道具にする


💉「あ、妖怪省に取られる前に僕の実験イタチになるってのは?」

🧣「…」


いつもの飯綱なら叫んで拒否するだろうが、今の飯綱にはそれが最善のように思えた。本気で思考し始めた飯綱に道満は待ったをかけた


🎭「迷う気持ちがわからなくもねえがそこはいつも通りにいけよ」

🧣「全力で辞退する」

💉「側だけでも?」

🧣「…」


いつも通り行ったものの、側だけ…それなら…?というような顔をした飯綱に、道満は頭の血管が切れるような音をきいた


🎭「おい、今のお前のご主人サマはそいつじゃねーからな…?」

🧣「え…」

🎭「そこんとこ間違えんなよ…?」

🧣「は、はい…」


容赦なく前髪を掴み、飯綱の視界に自分以外入らないレベルで顔を近づける道満。目にはハイライトが闇に沈んでいた。昔と変わらず、道満のひねくれた性格は変わらないとも蘭丸にはとれた。飯綱からすればいきなりキレられいきなり脅されお前は俺のペット宣言され。もう何が何だか。怯える以外何もできなかった



🐦‍⬛「あっちゃん…」

👺「やべえだろ、アレ…」

🐦‍⬛「なんか、彼の周り絵面すごいね…」

👺「あー…今初めてあんたに意見を全肯定してるわ…」

🐦‍⬛「すごくない?ドSとヤンデレて」

👺「だな…」

🐦‍⬛「いっそのこと彼も勧誘する?」

👺「勧誘話聞いただけであのメガネくんぶっ殺されますって」

🐦‍⬛「確かに…」


真面目(?)な雰囲気の中、全くあらぬ方向の議論を展開する蘭丸と梵丸。もういっそのこと保護という名目で勧誘しようかと考えた。逃げ足は早く、悪知恵も働く(と道満が酔っていた時に聞いた)そうなので、別に問題もないように思えた。が、飯綱は妻子持ちだ。間違いなく荊棘とその弟は敵になるだろうし、このドSとヤンデレを敵に回すのは飯綱のためにも、自分達のためにもやめておいた方がいいのは確実だ




💉「…明日が正念場みたい」


そういったたかはしのスマホには『明日行く』という文字が。差出人は暗。最近妖怪省は会談やらなんやらで忙しかったらしい。毎日ニュースでやっていたから知っている。明日来るということは、ひと段落したということだろう。恐らく、飯綱が退院できるまではこの病院に妖怪省から派遣された護衛という名の監視役がくるだろう。道満は無言でたかはしからスマホを奪い取ると、何かをうち送信した。時間的にそこまで文章量は多くないだろうが、恐らく挑発するようなことを書いたんだろうなとその場にいた全員が察した

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