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好きなひとには好きなひとがいて。

第62話 - 第66話

130

2022年10月18日

#BL

#なにわ男子

#Snow Man

#道長

#みちこじ

風雅

大西side

謙杜が意識を失ってから、そろそろ1週間が経とうとしていた。

みっちーは、時間さえあればすぐ病院に行って、謙杜のそばにいた。

そしてこの前、、

みっちーと謙杜の間に起きたことを、みっちーが、教えてくれた。

メンバーみんな、大号泣で。

まだ高校生なのに、、、グループで1番年下のふたりなのに、こんなにも悩んで、すれ違って、すごく辛かったと思う。

謙杜は、、それに耐えきれなくなって、、

きっと命を絶とうとしたんだと思う。

死んでしまえば、、、

この世から消えてしまえば、

もう、、、

なにも、感じなくていいから。

痛くもない。

辛くもない。

苦しくもない、、

でも、、

好きな人と、一緒にいられる喜び。

メンバーで無邪気に笑い合える楽しみ。

それも、もう感じられないなんて、、、

俺は、嫌や。

絶対に。

なぁ謙杜？

大ちゃんから聞いたよ？

耳、、聞こえてるかもしれへんって。

ねぇ聞こえる？

「謙杜、、」

なぁ、謙杜、、

「早く目、覚ましてや、、」

「みっちーがな、、いつも無理して笑ってて。笑わなくていいよって言っても、、無理なんてしてないですって。メンバーのことなめすぎやんな？無理して笑ってることくらい、すぐにわかんのにな。、、謙杜が、目覚ましたら、みっちー、すっごく喜ぶよ。そして、、すっごく安心できるよ。みっちーさ、まだやっぱりちょっと自分を責めてるから、、謙杜にみっちーが必要な用に、みっちーにも謙杜が必要なんやて」

お互いが必要としている。

お互いがいることで、安心できる。

いい、仲間やん？

ふたりは、きってもきれへん関係なんやで？

はやくさ、いつもの道長の喧嘩聞かせてよ。

喧嘩の内容は本当にどうでもいいことだけど、

そのふたりがそこに存在してることは、なによりも尊くて、大事なんや、、

「謙杜っ！泣このまま目、覚まさないとか、怒るよっ泣シンメやん、、7人で踊ろう？7-1=0なんよ？謙杜がいないと、なにも始まらないんだよ？？はやく、起きて、、寝すぎだよ、、いつまで寝てんの、、｣

謙杜、、このまま目覚まさないとか怒るよ、、シンメやん、、7人で踊ろう？7-1=0なんよ？謙杜がいないと、なにも始まらないんだよ？？はやく、起きて、、寝すぎだよ、、いつまで寝てんの、、

流星、、くん？

流星くんの声、、、

あれ、僕、、、なんで、、、