私は月下稚羽(つきしたわかば)10歳だ。
今はいじめられて学校にはいっていない。
自分で言うのもあれだが昔はものすごく明るかった。
でも1人の女、森下千季(もりしたちとせ)のせいで人生が壊れた。
千季は好きな人がいたらしい。その好きな人に私は告られた。
どこから知ったのかは知らないが、そのことが気に食わなかったのか、告られた2日後には机に死ねやブスなどいろいろな落書きがされていた。
それからいじめはずっと続きいやになってずっと引きこもっている。
でもそんな私だが1人だけ私の家に毎日来てくれる人がいる。
その人が今私の隣にいる長島春樹(ながしまはるき)、私と幼なじみだ。
春樹「今日はねーものすごく面白いことがあってー学年集会で校長先生がお辞儀する時に校長先生のカツラがとれたの!」
稚羽「そうなんだ」
春樹「みんな学年集会が終わった後大爆笑だったよw」
毎日、学校が終わった後に来てくれる。
変な話や勉強を教えてくれる。
ものすごく優しいし、普通にわかりやすい。
先生に向いているのではないか。
そんな話が続いて30分ぐらいだろうか。
急に春樹が真剣な顔でこっちを見てきた。
春樹「稚羽は中学にも行かないの?」
胸がドキッとした。
行きたいに決まっている。でも怖い。
またいじめられるんじゃないかという恐怖が毎日私を襲う。
稚羽「行きたくない」
春樹「そっか」
春樹は悲しそうな顔をする。
ごめんね春樹。行けなくて。
コメント
1件
主人公の年齢を変えました。