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#おんりー
るま。
67
#ドズル社
雪#雪だるま❄️☃️
938
なななす
1,157
🖤月影紫音🌙
348
3話スタート▶️
キンコンカンコン――。
4時間目の授業終了を告げるチャイムが鳴り響いた。
「よっしゃー! 昼休みだー!」
「今日のお弁当何持ってきたー?」
教室が一気に騒がしくなる。
ドズル社メンバーの周りには、あっという間に人が集まった。「ドズルさんマイクラの建築教えて!」「ぼんさん、今日のギャグキレてますね!」「おんりー、放課後ゲームしよーぜ!」と、教室のあちこちで盛り上がっている。
「おお! マイクラなら任せろ!」
「いや~俺の面白さにやっと時代が追いついたか~」
「MEN、後で学食行こう」
「お、いいねぇおんりー」
みんなが男子トークや雑談で盛り上がっているその隙を、女子グループは見逃さなかった。
(今だ……)
おらふくんがドズルに「おらふくんも昼飯行こうぜ!」と声をかけられ、ほんの少し琥珀から視線を外した一瞬の出来事だった。
女子のひとりがスッと琥珀の机に近づき、折りたたまれた一通の手紙をポンッと置いた。
「……っ!?」
琥珀がビクッと肩を揺らして見上げると、女子はフッと冷たい笑みを浮かべ、指を口元に当てて「シーッ」とポーズを取る。そして、声を出さずに口パクで告げた。
『ほうかご、たいいくかんのうら。こないと、どうなるかわかってるよね?』
女子グループはすぐに楽しそうな声を装って自分たちの席に戻っていった。
誰にも気づかれない、一瞬の暗躍。
ドズルたちの賑やかな笑い声が遠く聞こえる中で、琥珀の手はガタガタと震えていた。
手紙を開くと、そこには殴り書きのような汚い文字で『放課後、体育館裏に一人で来い。逃げたらタダじゃおかないから』と書かれている。
(怖い……っ。でも、おらふくんたちに迷惑はかけられない……。おらふくん、病気で体も弱いのに、私なんかのせいで心配させちゃダメだよね……)
琥珀はおらふくんにバレないよう、ギュッと手紙を握りつぶして制服のポケットに押し込んだ。水色の猫耳が、悲しそうに、そして申し訳なさそうにペタリと伏せられる。
「琥珀、どうしたの? 顔色悪いけど、大丈夫?」
おらふくんが心配そうに覗き込んできた。
琥珀は必死で引きつった笑顔を作り、手をパタパタと振る。
「う、うん! 大丈夫だよ、なんでもないっ! ちょっとお腹空いただけかな……あはは……」
人見知りで、いつも周りを気にしてしまう琥珀のウソ。
おらふくんは胸の奥に小さな胸騒ぎを覚えながらも、「そっか……じゃあ、一緒にご飯食べよ?」と、優しく微笑むことしかできなかった。