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4話目えー!
あ”ぁ、🧡🐑君の映画観にいきたいぃ”〜、
誰か一緒に行こぉ🥺
うぅ””〜、
…𝕤𝕥𝕒𝕣𝕥ー
🍵視点__
👑ちゃんの目が揺れる。
「🍵ぃっ……俺……」
震える声。けれど、その言葉は空中で止まってしまった。
🍵「無理しないでいいよ。泣きたいなら泣きな。
俺は、👑ちゃんの味方だから、」
優しい声が、そっと肩に触れる。
その温もりに、👑ちゃんの瞳からぽろっと、一粒の涙が落ちた。
それが、全てを物語っていた。
──やっと、俺の想いが、届いた気がした。
🌸視点__
🌸「……ねぇ、📢!今日の放課後って空いてる?」
昼休み。
教室のドアを挟んで、隣のクラスからこっそりと声をかけた。
少し困惑したような顔で、📢が振り向く。
📢「……ごめん。🍍と約束してる」
その言葉を聞いた瞬間、
胸の奥で何かがパキッと音を立てて割れた気がした。
また、だ。
また、俺じゃない。
📢はいつも、🍍の方ばかり見てる。
どれだけ話しかけても、笑いかけても、
その目には、あいつしか映っていない。
──どうして、俺じゃダメなの?
その夜、🦈に連絡を入れた。
🌸『🍍を足止めできない?』
🦈『なんで?』
🌸『ちょっと、📢と話したいだけ』
🦈は少しだけ考えて、
『……わかった』と短く返してきた。
それだけで、十分だった。
🌸視点__
放課後__
昇降口の前で、📢が立っていた。
スマホを何度も確認しては、落ち着かない様子。
俺はゆっくりと近づいて、隣に立つ。
🌸「……🍍ちゃん、来ないねー、そういえばさ〜 🦈が呼んでたよ🍍の事!」
📢が、言葉を返さない。
代わりに、俺が静かに囁いた。
🌸「……🍍は、📢より、🦈を選んだんだよ?」
その瞬間、📢の目の奥から、光がふっと消えた。
ほんの少しだけ、胸の奥に満足感が灯る。
──壊したかったんだ。
あの無敵みたいな無表情を。
あの、🍍にだけ向ける優しさを。
📢「……ウソだ」
かすれた、けれど確かな拒絶の声。
でも、わかってる。
本当は揺れていること。ちゃんと、わかってる。
だって君は──
”「🍍が一番」”って言ってくれたから。
だからこそ、
その揺らぎを崩せば、君はきっと俺の方を向く。
🌸「……じゃあ、確かめに行く?」
そう優しく微笑んだ。
その笑顔の奥にある黒い感情は、誰にも気づかれないように。
🦈視点__
🦈「🍍君!今日さ、ちょっとだけ付き合ってよ」
そう言った時の、彼の顔。
一瞬だけ戸惑って、それでもすぐに「いいよ」って笑ってくれた。
──その笑顔が、あまりにも優しすぎて、ずるくて。
こっちが苦しくなるくらいだった。
ほんとは、知ってる。
🍍君が向かいたかった場所は、🦈の隣じゃない。
あの人のところ。
📢君のところ、だったって。
でも、それでも🦈は「ちょっとだけ」でいいからって、
強引に引き留めた。
🦈「🍍君…、今日は🍍君以外…誰とも会いたくない気分なの」
そんな嘘。
彼が優しいって知ってるからこそ言える嘘だった。
🍍「……そっか、じゃあ俺も付き合う」
そうやって、何も疑わずについてくる彼に、
罪悪感なんて感じてないフリをして、
🦈は歩くスピードをゆっくりにした。
沈黙が続く。
でも、心だけがザワザワして止まらない。
──どうして、
そんなに無防備に笑うの?
どうして🦈には、
その「特別な顔」を向けてくれないの?
🦈「ねぇ、🍍君」
🍍「ん?」
名前を呼んだだけなのに、彼は振り向いて、また笑った。
俺が欲しかったその笑顔は、本当は誰のためのものなんだろう。
🦈「……📢君のこと、好きなの?」
思わず口からこぼれたその言葉に、🍍くんの足がピタリと止まった。
🍍「…………、なんで?」
その声が少し揺れているのが分かった。
🦈「分かるよ。すぐ分かる」
返ってきたのは、短い返事だった。
🍍「……そっか」
少しの沈黙が落ちる。
そして彼は、ぽつりとつぶやいた。
🍍「……でも、今日は会えなかったな、多分帰っちゃった…」
その声があまりにも寂しげで、
🦈の胸の奥がギリギリと音を立てて締めつけられる。
__あぁ、まただ。
また、🦈じゃないんだ。
🦈じゃ、満たせないんだ。
だったら……せめて今だけでも。
壊してしまえば、
見えなくなるんじゃないかって思った。
🦈「🍍君、今日は……🦈といてくんない?」
小さく、おねだりするように呟いた。
彼は何も言わなかったけど、
それでも、何も言わずに隣を歩いてくれた。
それだけで、十分だった。
──いや、ほんとは……十分なんかじゃなかったけど。
📢視点__
「🍍は、🦈を選んだんだよ?」
🌸の言葉が、何度も頭の中でリピートされていた。
脳みそが重い。
呼吸さえもうまくできない。
放課後、待ち合わせ場所で待っていたのは、俺だけだった。
🍍は……来なかった。
──あいつにとって、俺ってその程度なんだ。
🌸の言葉が、胸に深く刺さったまま抜けない。
だけど、ほんの少しだけ……
「そんなわけない」って、信じたい自分もいて──
俺はもう一度、校内を探しに行った。
どこかで擦れ違っただけかもしれないって、
情けない希望を捨てきれなくて。
そして──昇降口の裏で、見つけた。
「🍍……!」
俺の声に、🍍が顔を上げた。
その顔には、驚きと……どこか安心したような表情が浮かんでいた。
🍍「っ、ごめん……! 遅れちゃって!でも、忘れてなかった、急いでいたよ!」
📢「……俺も、待ってた」
声が震えた。
情けないくらいに、震えてた。
📢「なんで、来なかったの?」
俺の問いかけに、🍍は苦しそうに答えた。
🍍「ごめん……! 🦈に呼び止められて……
『元気なさそう』って言われて、それで……」
🍍が小さくうつむいたあと、一歩、俺に近づいてきた。
🍍「ごめん……でも俺、本当に📢に会いたかったよ!」
……たったそれだけの言葉で、
ずっと胸に刺さっていたトゲが、スッと溶けていくのが分かった。
📢「そっか……なら、いい」
俺は、小さく笑った。
その瞬間、🍍の手が、俺の袖をキュッとつかんだ。
離したくない、そんな気持ちが伝わってくるようで、
俺の胸はまた少しだけ熱くなった。
📢「なんで、断らなかったんだよ、」(ボソッ
自然とこぼれた本音。
一瞬の沈黙のあと、🍍の表情が驚きに変わって──目が泳いだ。
🍍「……怒ってる?」
📢「怒ってない……けど、悲しかった」
俺は正直に言った。
まっすぐ見てほしかった。
言い訳も、嘘も、何もいらなかった。
ただ、俺だけを見てほしかった。
すると、🍍がぽつりと呟いた。
🍍「俺ね、📢のこと、なんか最近ずっと考えちゃうんだ」
📢「……それって、どういう意味?」
照れくさそうに笑って──
🍍「うーん、まだ自分でもわかんない。
でも、📢が他の人といると……モヤモヤするの」
……それだけで、もう十分だった。
胸の奥が、じんわりあったかくなる。
ずっと、欲しかった言葉だった。
俺だけに向けて、そう言ってほしかった。
📢「なら……モヤモヤする暇もないくらい、ずっと隣にいれば?」
俺の言葉に、🍍はパッと顔を赤くした。
だけど──逃げなかった。
そのまま、俺の袖を掴んで、少しうつむきながら笑った。
🍍「……バカ//」
📢「知ってる」
その日は、日が落ちるまで、俺たちは笑い合っていた。
やっと……ほんの少しだけど、気持ちが通じ合えた気がした。
けど__まだ、すべてが終わったわけじゃない。
そのことに、俺たちは気づいていなかった。
──遠くで、スマホの画面を覗き込む誰かの存在に。
🌸🦈「………、」(撮
次!
バイビー👋
(՞ ᴗ ̫ ᴗ՞)🫶
はーといっぱいちょーだい!🥺՞