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あれから毎日、支那は私から離れなった。
トイレへ行くにもご飯を食べるにも放課後も何をしていても、隣に支那が居る。
こんな幸せなことがあるだろうか。
「……日真ぁ……どこぉ……ひぐっ……」
私の家に遊びに来て支那が寝ている間にトイレに行ったら……
私を探して泣いてくれてる。
「……支那。ごめんね、トイレ行ってたの。」
「……!日真ぁっ……!日真もいなくなっちゃったのかと思ったぁっ……!ひっ……うぐっ……」
「大丈夫、私は支那から離れないから。」
本当に可愛い。
私を探してくれた。
ねぇ支那、私の気持ちを受け入れて。
「……支那、私と付き合って。」
「……そしたらずっと一緒にいてくれる……?」
「うん、ずっと一緒。」
「付き合うっ……付き合うから一緒にいてっ!」
「約束、ほら指切りしよ?支那、これ好きだったでしょ?」
「うんっ!ゆーびきーりげーんまーん嘘つーいたーらはーりせんぼんのーます、指切った!」
支那は可愛いなぁ……
指切りだけで喜んでくれるんだ。
もう……
_誰にも渡さない。