初心者ってほどでも無いですが語彙力がない人間の書く夢小説です
・夢主ちゃん名字固定系
・首領、立原へ愛を語っています
これらが大丈夫という方のみお進み下さい
_7年前_
悲劇系ヒロイン(?)飛鳥○○19歳。
それは突然だった
暗闇にいた私を、更に暗い深淵へとその人は連れ出してくれた
その人の名は______
「○○ちゃん?どうしたんだい」
「申し訳ございません、首領。__太宰様のことを思い出していました」
私は○○。首領の秘書である身だ
たかだか秘書の私にも暖かくお優しい言葉をかけてくださる首領には頭が下がってしまう
「あぁ、なるほど…
そういえば太宰くんが組織を抜けてから4年経ったね」
そう口を開いた首領は寂しそうにも見て取れた
「…太宰様はお元気でしょうか」
「元気さ。彼は君みたいに素敵な子に恋慕を寄せられているんだから、君に会うまで元気でなければ困るだろう」
「気持ち悪いわリンタロウ!いくら○○のことを気に入ってるからと言っても…私の方が○○のこと好きなのにっ!!」
「いいんですエリス嬢
然し、私には素敵なんて言葉身に余ってしまいますよ」
私はお世辞にも可愛いとは云えない顔だと、自分でも承知している
そんな私のことも認めてくださる首領はなんて素敵な方なのだろうか…
首領のためならこの身を捨てても構わない
というか首領イケおじ!だいすき!結婚したい!!
はぁぁあ今日も首領のご尊顔がお美しい♡♡太宰様も美形ではあったけど私のタイプでは無かったんだよなぁ……だけどあの時太宰様に着いてきてよかった首領ほんとにかっこいいぃ!♡♡♡
太宰様に恋慕なんて抱いてないのに勘違いしちゃってるのも可愛い!!嫉妬してるのかな???
ていうかさ!ちゃん付けってことはさ!私の事結構好きですよね首領!
え?!なに?このまま首領とゴールインしちゃう?!!いいねぇ!
「君は本当に太宰くんのことが好きだね。今も彼のことを考えているのだろう?」
いいえ全くもって違います貴方のことです!
「彼に貰った外套も毎日欠かさず手入れしているし」
貴方の秘書である身として汚らしい姿をお見せすることなど出来兼ねますので!
「私のことは見てくれないのかい?」
首領しか見えてません!!♡♡♡♡♡♡
等と考えているのは心の内でのみ
私は、「秘書ですので」と答えただけだった
そう。たかが秘書なのだ
こうして首領の後ろに居られるのも彼の慈悲だし、こんな恋慕を寄せていることを知られたら即馘首……
否、馘首ではすまないかもしれない
「そういえば、今は樋口くんを武装探偵社に向かわせていてね」
「…!
人虎の捕獲ですか」
「芥川くんも一緒に現場へ向かうのだが、少し不安だろう?だから立原くんと着いて行ってくれないかい」
この場合、パターンは2つに分けられる
人虎を捕獲するのに芥川くんの実力では心許なく、彼は暴走しやすいから援護班として行けという意味
武装探偵社は太宰様が籍を置いていると噂されている。なので、太宰様の情報を抜き出し、あわよくば連れ帰れという意味
恐らく前者だろう
「…了解いたしました
では、芥川くんのことを援護する目的ということで間違いは無いでしょうか?」
「うん、そうだね」
ノックが3回響く。彼にしては控えめな声で、任務の始まりを告げた
「立原です。○○を迎えに来ました」
首領が私を見る
私も首領を見る
視線が交錯した
「入れ」
なるべく重厚な声で私が告げる
「失礼します、首領」
立原が部屋に入ってきた
あ”〜〜やっぱり立原私の中で森さんの次にタイプな顔してるぅ〜〜〜
「おーっす立原!久し振りの2人で任務だねぇ!じゃ、行こうか」
私がそう話しかけたことで立原の緊張も少しほぐれたようだ。にっこりと私に笑いかける
やめてくれお前の顔タイプなんだよ
「首領、私たちは1度これで失礼しますので、エリス嬢におやつは食べさせすぎないでくださいよ
今日はホールケーキ1個までです!」
首領とエリス嬢は適当に返事をするが、まあこの後は紅葉様が面倒を見てくださるそうなので大丈夫か
任務開始
立原と私は路地の死角で芥川くんを見守っていた
「あれは、、、幻影の異能者?」
立原が露骨に嫌そうな顔をした。そんな顔もやはり私のどタイプだ
「ッチ、○○がいるから今日の仕事は楽だと思ったのによ……」
でも珍しく、芥川くんが勝ちそうだ
と、思った時だった
後ろから首に手を当てられ、そのまま頭が上へと持ち上がる
「__何してるんだい、○○」
「っか、は、……その、こぇ、はッ」
そこで意識が途絶えた
立原が何かを云っていたかもしれない
私が目を覚ました時には、一体何が起こっているのだろうか……
ひぃ…久しぶりに書くと体力持ってかれる(?)よ……
コメント
18件
ああああいだちゃんの小説だぁぁあ!!!本当にありがとう生きる糧だよ‼️ もう1話から素晴らしかった…文章の作り方とか言葉遣いとか、私には無い語彙力?があって読んでいて頭が良くなりそうだった。最初の深淵でポートマフィアと読むのもかっこよかったし、何より最初はお固め夢主ちゃんかと思いきやぶっ飛びだったのが面白い笑。本当に、私には無い発想だよ😿💕 秘書って立場もかっこいいし、↓↓↓
なるほどそこのポジが首領って結構珍しいですねぇ〜!飛鳥ちゃんは少しマイナー寄りな人物が好みなタイプなんですかね、、私個人としては夢小説では登場率が低い梶井さんが飛鳥ちゃんの好みなのか、太宰さんみたいな感じなのか、私の予想外の関係なのか、とても気になります、、 それはそうと太宰さんがヤンデレな予感がプンプンしてきますが飛鳥ちゃんは無事なのでしょうかね、、まあ最後の人が太宰さんだとは限りませんけど、、
でも珍しく、というのは 首領が援護班を出すほどの時に芥川くんが勝ちそうなのは珍しいという意味ですので芥川先輩を侮辱しているわけではありません‼️😥💦