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コメント
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着地点を見失う… ゚✲*☆(๑òᆺó๑)。*゚✲☆キラン それは2人のらぶらぶ💕がまだまだ見れるって事ですね!!サイコーではないですか (;//Д//)ハァハァ あ…今、嬉しくて熱あがっちゃいました-w-w 一緒にいる些細な事が幸せですよね( *´艸)フフ
2人の会話を上手に書けるの素晴らしいです(🫶🏻︎'-')読んでいて幸せになれました♡

「たくさん、未来の話をしよう」
蓮が言ってくれたその言葉。
これまでは未来なんて、望むべくもなかった。この恋はいつか終わりを迎える。そんな覚悟ばかりして、未来のことなんて考えようもなかったんだ。
これからは蓮と一緒に未来を紡いでいける。
そう思ったら、また涙腺が緩みそうになった。
「…もう。本当に目が溶けちゃうよ?」
ふわりと優しく笑う蓮が、俺の瞼にキスを落とす。いつかの会話で瞼にキスをされるのが好きと言ったのを思い出した。
そのまま唇にもちゅっと柔らかいキスをして、蓮が俺の身体を引き寄せる。横向きに蓮の膝の上に乗せられているから、そのまま蓮の肩に頬を寄せた。
ぴったり隙間がないくらいくっ付いて、その温もりに安心する。
「目が溶けるとか、ホラーじゃん」
「こんな場面でホラーとか言っちゃう佐久間くんの情緒面が心配。雰囲気とかあるでしょう。恋愛初心者なの?」
「そういう蓮こそ、笑かそうとして言ってるくせに。そして俺が恋愛初心者だってのも知ってるだろ、お前」
「バレた?」
「当たり前」
軽口のような会話をして、くすくす笑い合う。
合間にちゅっと軽いキスをして、また寄り添って話をする。甘くて穏やかで、優しい時間が過ぎていく。
これまで蓮とは恋人同士がやりそうなことをほとんどやってきていたけど。こんなに甘い雰囲気でくっ付き合うのは初めてで、本物の恋人はやっぱり違うんだなって思う。
それを知ることが出来て、嬉しい。
「それで、決まってるの? 佐久間くんがしたいこと」
「改めて言われると…うーん…」
「急がないから、ゆっくり考えて。こうやってくっ付いてるだけでも俺は楽しいし」
「楽しいのか?」
「うん、楽しい。楽しいし嬉しいし、幸せ。今ここにいるのは、俺の恋人の佐久間くんなんだなって噛み締めてる」
そう言って蓮は、ふわふわと優しく笑う。
言ってる内容は笑顔とは裏腹に意外と重めだけど。でも蓮が好き過ぎて恋人になる契約までしちゃった俺も相当拗らせてるし、だいぶ重い自覚はある。
だから、もしかしたらお似合いの2人なのかもね。
「…そういうの、いっぱい聞きたい。蓮が俺のことどのくらい好きなのか。たくさん教えて欲しい。そしたら俺も噛み締めるから」
「…………一晩語っても足りないかもしれないよ」
「え、そんな? 重っ」
「でも重いくらいがいいでしょ、佐久間くんは」
何でバレてるんだろう。
自分では束縛とかそんなにしない方だし、嫉妬だってするにはするけどかわいいもんだと思う。
でも蓮が俺を独り占めしたいっていうなら。それは心地良いなって、きっとそう思っちゃう。
俺が余所見する隙なんてないくらい、蓮の想いでがちがちに縛ってくれたらって考えるなんて…やっぱり相当拗らせてるよな。
「…分かってるなら、ちゃんと俺のこと捕まえててくれよ」
「自分から束縛してって言う人、なかなかいないよ?」
「蓮だから縛られたいって思うんだから、別にいいだろ」
くすくす笑う蓮に口を尖らせながら反論すると、何度も瞬きをしながら沈黙。そして急にはぁーっと長い溜息を吐かれた。
何かまずいこと言ったかな?
そんなことを思ってると、ぎゅうっと強く抱きしめられた。
「…殺し文句過ぎるでしょ…佐久間くんばっかりずるい」
これは蓮にクリティカルだったらしい。
どこら辺がどう良かったのかはよく分かんないけど、ヒットしたなら良しとしようかな。
「まあ、今更だしね…。それより、他にしたいことないの?」
「ちょっと待て。今更って何?」
「それはまた今度ゆっくりね。今は佐久間くんのしたいことの話が先」
何か納得いかないけど、今は話してくれそうもないから引き下がるか。
首を傾げながら、改めて考える。
俺が恋人としたいこと。蓮と、したいこと。
密着させていた身体を少しだけ離して、じっと蓮の顔を見つめる。相変わらずイケメンなその顔は蕩けるような笑顔で。俺を見てそんな顔をしてるんだって自覚したら、照れくさくて堪らない。
俺、蓮の顔を見慣れる日って来るのかな。
来ない気がする。けど、でも。
願うとすれば、蓮が側にいるのが当たり前な毎日。朝起きて、横を見たら蓮がいて。寝惚けながら「おはよう」って言ってくれて、キスしてくれて。
それにずっとドキドキしながら、でもそれが当たり前な毎日。
俺が願うのは、蓮だ。
蓮の人生、そのものだ。
本編は前回まででほぼ完結してるので、ここからのさっくんのターンはおまけ。一生懸命めめを愛してきたさっくんへの、いちゃいちゃのご褒美みたいなものです。
なので前回までより、ノリがちょっと軽いですw2人の軽口みたいな会話書くの楽しい。
あと、普通に長くてすみません。着地点見失ってました…。