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「炬燵と蜜柑は冬の風物詩ですからねー」
トラゾーの家に来たらリビングにあったテーブルが片付けられこたつが出されていた。
「ここで作業して動けなくて、寝転んじゃうんですよ」
「風邪引くよ?」
「ふふ、こたつの魔力は絶大ですねぇ。ダメって分かっていてもつい」
対面でぬくぬくしてるトラゾーの顔は赤らんでる。
うずめるようにして体を布団に突っ込んでいた。
「ダメだよ。体も痛めるしやめな」
「だって出られなくなっちゃうんですもん」
みかんどうぞ、と剥いたやつを俺に渡してきた。
「ありがと。……もしかしてこの前風邪気味だったのはここで寝たからだな」
貰ったみかんを一房食べる。
甘い。
「……エ?ナンノコトデスカ?」
ぎくりと肩を強張らせて目を逸らし明後日の方向を見るトラゾーに溜息をつく。
「……全く、」
急に立ち上がった俺を見上げてトラゾーが首を傾げた。
「クロノアさん?水がいるなら俺が…」
「そっから出たくないくせによく言うよ」
「ゔっ…」
図星突かれた顔。
ホントに分かりやすい。
「トラゾーは体調すぐ悪くするのに俺の言うこと全く聞かないね」
トラゾーの背後に座って逃げないように押さえ込む。
「あの、…?」
「何をどう言っても無駄だから身体に直接教えることにするよ」
「え」
何をされるか察したトラゾーが体に力を入れた。
「トラゾーは出たくないんだろ?なら入ってなよ」
「や、やだッ!出ますっ出る!ここで寝たりしませんからやめ…ッ!!」
「ダメ。口では何とでも言えるんだよ。俺はトラゾーの身体にきちんとわからせてどれだけ自分が悪いことしたか反省させなきゃいけないんだから」
こたつ布団の中で下を全部脱がせる。
暴れようとするトラゾーのモノを握った。
「んゃ!!」
途端に力が抜ける隙を縫って後ろに指を挿れる。
「トラゾーのナカ何もしてないのに熱いし、柔らかいね?…こたつの中でナニしてたの?」
「し、してなぃッ…する、わけな、いでしょ…っ!!」
「どうだか。…それとも俺が来るからって準備してた?」
「っな、ち、がいます…!!」
どうやらしてたようだ。
言葉よりも顔を見れば一目瞭然だ。
「可愛いね、ホントそういうとこ可愛がりたくて啼かせてやりたい」
「ひぁッ」
「ほらもう3本も入っちゃってる」
「ゆ、ゅ、び…やです…っ」
「早く挿れてほしいの?」
「そう、じゃなくてっ!…ゃめてって…言ってん、です…!」
きゅっと締め付けてるくせに。
身体の方が正直だな。
ちょっとツンデレっぽいのを啼かすのが楽しいからいいけど。
「ひっ、…な、んか…よか、らぬこと、考えてませ、んか…?」
「うん?なんのこと?」
ぐりっとトラゾーの弱くて気持ち良くなっちゃう場所を押すとすごい締め付けでナカイキした。
「ゃぁぁあッ!!」
「射精さずにイッたの?偉いよトラゾー。布団汚しちゃうとこだったもんね?」
肩で息をするトラゾーはキッと俺を睨んだ。
「さぃてー、です…ッ」
「可愛いだけだから、それ」
俺も布団を汚すのは本意じゃないし、と思ってズボンのポケットからゴムを取り出す。
「トラゾーすぐイッちゃうから被せとこうか」
袋を口で破って、びくびくしてるトラゾーのに被せていく。
「俺が使ってるやつだからちょっと大きいかもだけど」
「な、ん゛…あなたが、着け、なさい、よ…っ!」
「俺はトラゾーのナカで収めるからいいの」
ついでにゴムが外れないようにと、あとは簡単にイけないように根本を縛っておいた。
「は…⁇ちょっと…⁈」
「言ったよね?わからせる為だって。こたつで寝ちゃうのがどんだけ身体に悪いことか教えるんだよ」
まさかホントに、と顔を青褪めさせるトラゾーに優しく(のつもりで)にこりと笑う。
少し腰を浮かせて柔らかいソコに自分の勃ち上がったモノを沈めていく。
「嘘ッ、待っ…ふぁあぁぁ〜〜ッ♡!!」
「、っ…あ、つッ…」
根元まで簡単に飲み込んだトラゾーのナカはいつもよりも熱くてびくびくと痙攣していた。
こたつに入ってるせいで動きが制限されてるから、緩くゆっくり下から突いてやる。
「ひッ♡、だ、め…っ♡」
緩く突かれてる為、トラゾーは確信的な快楽が得られないからぷるぷると肩を震わせている。
「いつもよりナカビクついてる」
「う、ご、ぃちゃ、だめれす…♡!」
「たまにはこうやってゆっくりするのもいいかもね?」
「んぅうッ♡!!」
こたつの天板に伏せって堪えようとするトラゾーの項を噛む。
「ひっ、♡!」
とちゅっ、と深いところを緩く突く度に肩を震わせる後ろ姿に加虐心が湧く。
「あ。そろそろ来るんじゃない?ぺいんとたち」
「っ、♡…ぬい、てッ♡」
「やだ」
「〜〜ッ、ッ♡くろのあさんのばかっ♡変態ッえっち♡どえす、腹黒っ鬼畜…ッ♡!」
「……続けるね?」
もう一回ちゃんと頼んだら抜いてあげようかと思ったのに。
「(まぁ、そうならないように煽ったんだけど)」
「─────ヅ〜〜♡♡⁈」
腰に手を回して完全に抱き込む。
1番奥まで入ったようでトラゾーの身体は大きく跳ねた。
着けたゴムを触ればその中は何かしらの体液で膨れている。
そこでピンポーンと音が鳴り、顔を上げたトラゾーが腰に回る俺の手を離そうと焦りながら踠いた。
「ば、かっ、離せって、ば♡!くろのあさ…んッ♡!!」
「離さない。どうする?こんな顔で2人のこと出迎えんの?」
顎を掴んで振り向かせる。
ぐずぐずに溶けて潤む緑は俺のことを恨みがましく睨み、隠し切れないくらいの快楽で蕩けていた。
「「お邪魔しまーす」」
遠隔で鍵を開けてるからと、スマホでメッセージを送りガチャリと玄関のドアが開く。
面白いタイミングで2人が来てくれた。
びくっとトラゾーの肩が大きく跳ね慌てて顔を伏せた。
4人で遊ぶつもりだったから指定した時間に来たのだけれど、ホントにいいときに来てくれた。
「こたつじゃん!…ん?あれ?トラゾー寝てんの?」
「クロノアさんの膝で寝ちゃったんですか?」
リビングに入ってきた2人が俺と、俺に抱えられて伏せっているトラゾーを見てそう言った。
「うん。まぁ、肩凝ってたらしくてね?揉んであげてたら寝ちゃったんだ。それにこたつ出してここで寝ちゃうことあるらしいから癖ついちゃってるんじゃない?」
緩く下から突くと漏れ出そうになる声を必死で我慢して震えている。
「それでこいつこの前風邪引いてたのかよ。ったく、すぐ風邪引くのにこたつで寝るとかバカじゃん」
「まぁ、こたつ気持ちいいですもんね」
「そうだね、…気持ちいいもんね?」
2人に分からないように腰を掴んで押さえつける。
「〜ッ゛〜〜♡♡!!」
下からの緩い突き上げは止めてないからゆっくりと結腸抜いたらしい。
「家主が寝てんのに遊ぶのわなぁ…」
「いいんじゃない?そのうち起きるだろうし、2人が帰っちゃったらトラゾー寂しがるよ」
「うぅん…」
「まぁ、トラゾーさんの恋人であるクロノアさんが言うなら…」
「うん、俺はこのままトラゾー抱えて2人がゲームしてるの見ててあげる」
きっと伏せった顔は、困惑と快感と絶望と興奮ですごく可愛い顔をしてるんだろうなと思う。
見れないのが残念だけど。
「「じゃあお言葉に甘えて」」
「どうぞ」
こたつを背に勝手知ったるという感じで準備をする2人の背中をじっと見る。
ちらりと視線を下に向ければ、伏せる腕の隙間から涙目の緑がこっちを睨み上げていた。
「……ふっ」
「ッッ〜〜!!」
寝てると思われてるトラゾーは声を上げることも顔を上げることもできないから、俺から与えられる一方的な快楽に堪えるしかない。
きゅぅうとナカを締め付けてもイクこともできず、緩い動きに奥が疼いてしょうがないトラゾー。
この状況に感じてしまっているせいだろう。
だから2人に聞こえないように耳元で囁いてやる。
「トラゾーの変態♡」
「、〜〜ツ、───、─ッ♡♡!!」
びくんと腰を跳ねさせた。
射精すことはできないからメスイキしたみたいだ。
色っぽい喘ぎ声も、荒い息も漏れ出ないように口元をぎゅっと押さえ込み腕に顔を押し付けて頑張って堪えていた。
「…ッ♡!」
それを見てめちゃくちゃに啼かせたいし、ぐちゃぐちゃに乱してやりたい。
今ここで下から思いっきり突き上げればきっとトラゾーは声を抑えることができなくて2人に情けない声を聴かせて、エロい顔を晒すことになるんだろうな、と考えるだけで背中がゾクゾクと震えて、口角も上がっていく。
「ははッ♡…よく我慢したね?いい子にはご褒美あげよっか♡」
吹き込むようにして呟けばびくびくと甘イキしてる。
腰を引き、体勢を少しずらす。
当たる場所が変わってトラゾーが小さく喘いだ。
「ぁッ♡」
「……」
思わず漏れた声にトラゾーはハッとして、震える腕にぎゅうっと顔を押し付けた。
「ん?トラゾー起きた?」
「寝言ですかね?」
「どうかな、…トラゾー?起きたの?」
わざと声を潜めて顔を覗き込めば、涙がボロボロとこたつ布団に落ちていた。
その表情も俺の劣情を煽ってるとも知らずに。
眉を下げて、眉間に皺を寄せて。
唇から血が出るんじゃないかってくらい噛み締めて。
堕ちてるくせに絶対に屈してやるもんかというという顔で俺のことを見ていた。
「(あ゛ー、……ぐっちゃぐちゃに堕としてやりたい)」
それが顔に出てたみたいでトラゾーは怯えるようにしてきゅっと目を閉じてしまった。
「…うん、寝てるみたいだね。寝言かな?」
すっと顔を離して、また緩く下から突く。
「〜、ッ♡♡!、〜〜ッッ♡!!」
「…いや、めっちゃエロい声出すから起きたんかと思って…」
「ぺいんとさん、あんた人様の恋人に何言ってんですか」
「だって……あ!いや、別に邪なことは考えてねぇですからね!!」
「ん?」
俺にしか聞かせない艶のある声を2人に聞かせた苛立ちをぶつけるように座り直しに見せかけギリギリまで引き抜いて1番奥まで乱暴に突き入れた。
「〜〜─────ッ♡♡♡!!!?」
ゴムの中で潮を吹いたトラゾーは小刻みに震えている。
声を我慢できたのはすごいなと他人事のように感心していた。
「ぺいんとは俺のトラゾーをそんな目で見ないだろ?だから何の心配もしてないよ」
「神に誓って!いえ、クロノアさんに誓って!」
「なんだいそれは」
ふふと笑えば、その振動が全部トラゾーに伝わるようでぴくぴくと肩が跳ねていた。
短い黒髪の襟足から覗く項は真っ赤で俺の噛み跡がくっきりと残っている。
「ホント何言ってんですかぺいんとさんは」
冷めた目をしにがみくんがぺいんとに向ける。
「大体、そう思った時点でアウトですから」
「…ぺいんと、トラゾーにそんなこと思ってたの?」
グリグリと奥を抉るように突いてやるとトラゾーのナカがきゅぅっと締まった。
「思ってません!だからそんな人を殺すような目しないでください!怖ぇっす!!」
「自業自得でしょ。あ!僕の勝ち!!」
「あ゛⁈てめぇしにがみ卑怯だぞ!!」
パッと画面に顔を戻した2人。
俺はぴったりとトラゾーにくっついて囁く。
「エロい声だって、よかったね?………声、聴かせたこと、2人が帰ったあと覚えてなよ」
「ヒッ…」
声を引き攣らせたトラゾーは服の袖をぎゅっと握り締める。
何も知らない2人がゲームをする後ろで、俺はというとお構いなしにトラゾーの弱い場所をわざと掠めるように突くことにした。
─────────────────
結局トラゾーは寝たふりを決め込むことしかできず。
2人もゲームで遊んでたもののトラゾーと遊べなかったのがつまらなかったみたいで3時間くらいして、やっぱ帰ります、と言った。
「見送りできなくてごめんね」
「いいっすよ。トラゾーがクロノアさんの膝の上に乗っかって寝てるのが悪いんですから」
「起こしちゃったら可哀想ですし、トラゾーさんも最近また忙しそうですからね」
「…無茶しないようにトラゾーのこと見張っててくださいよクロノアさん」
「うん、分かった。ちゃんと見張ってるから安心して?無理させないように見とくよ」
「じゃあまた!」
「トラゾーさんに帰ったこと謝っといてください」
「ん。今度はトラゾーが起きてるようにしとくね」
「じゃあお邪魔しました!」
リビングから出て行きドアが閉まる。
遠隔で鍵を閉めると同時にトラゾーが真っ赤になって汗で黒髪が張り付いてる顔を上げた。
「あ゛ん、たッ♡、しんじ、られ゛、ねぇっ♡♡!!」
一周回って怒りにシフトしたらしいトラゾーはギッと俺を睨みながら怒ってきた。
「よく我慢したね?びくびくしてるのすげぇ可愛かったよ?てか、超エロい顔♡」
黒髪ってやっぱりいいな。
なんか汚したくなる。
いやトラゾーだからなんだけど。
それに、ちょっと猫目っぽいから睨み上げた緑がキュッて細くなるのが可愛い。
激しい運動をしたあとのように肩で大きく息をするトラゾーはなんの虚勢にもなってない顔で俺を睨む。
「そのカオ煽ってるだけだって何回教えればいいのかな?」
「し、てなぃ゛ッ♡!」
3時間も寸止めみたいな緩やかな快楽与えられ続けたトラゾーのナカはすごい柔らかくてやばいくらい気持ちいい。
「イけなくてつらかったろ?今からいっぱいイッてもいいよ」
根本を縛ってたものとゴムを取る。
「へぇイッてた割にはあんま出てないね。……メスイキばっかして自分で感度上げるなんてトラゾーはド淫乱だね♡」
ぽいとゴミ箱に縛ったソレを捨てる。
柔らかいナカから自身を抜き、こたつからトラゾーの下半身を引っ張り出して上半身を天板に押し付ける
「ほら腰こっち突き出して。…今度は声もしっかり出してもいいよ♡奥、たくさん突いてやるから♡」
「まっ、…ぉ゛れ、いま、らぇ゛…ッ♡」
イキすぎて感度が鋭敏になってるんだろうな。
腰を掴む俺の手を掴もうとするトラゾーの手を天板に縫い付けた。
「覚えてろって言っただろ。あいつらにトラゾーのえっちな声聞かせたの許さないよ?お仕置きね♡」
「くろ゛の゛ぁ、さん…♡!!」
「俺はちゃんと堪えたんだからご褒美頂戴♡」
柔らかくなってビクついてるナカに一気に自身を埋め込む。
「んひゃぁぁああッッ♡♡♡」
声を抑えることができないトラゾーは嬌声を上げ、天板の上に潮を吹いた。
「あはッ♡はしたない声出して…我慢できなくなっちゃった♡⁇」
「ゃり゛ゃ♡、いやぁぁ…ッ♡」
激しい動きに籠に盛っていたみかんが落ちる。
「そう言えば、みかんって風邪予防とか疲労回復の効能あるんだっけ?昔の人はよく考えたものだね」
トラゾーが剥いてくれたみかん。
薄皮が乾いて少し固くなってるそれを、嬌声が漏れ出る口に突っ込む。
「んぅゔッ♡♡!!」
「トラゾーこそ食べなきゃ」
指を突っ込んだままみかんをトラゾーの口の中で潰す。
それを掻き回して口内を弄る。
「ぅ、ンン゛っ♡ふ、ゔ♡!」
「はいごっくんして」
「ん゛ッ♡!」
「トラゾー、オレンジとか好きだもん。嬉しいね♡?」
口端から垂れる唾液とみかんの果汁。
それを舐めとり呼吸を奪うように口を塞いだ。
「(あまっ)」
無理な体勢で苦しいトラゾーはどうにか離れようと身じろく。
右脚の膝裏から手を回して持ち上げ下腹部をぎゅっと押さえ込む。
「ッツ〜〜♡♡♡♡!!!??」
突かれる角度と深さが変わって深イキしたトラゾーの身体はずーっと小刻みに震えている。
ナカもすごい痙攣をしている。
「トラゾー、一回イクよ?俺の一滴も溢しちゃダメだからね♡」
「ま、ゃ、…ま゛ぁぁ〜〜〜っっ♡♡!!!」
律動を激しくしてぐぷりと1番奥に先っぽを挿れる。
そのままトラゾーのナカに白濁を吐き出した。
俺自身もずっと寸止め喰らってたから長い吐精に腰が震える。
「んぁッ、つ、ヅ〜〜〜…♡!!」
びくびくと締め付けてイッてるトラゾーからくたりと力が抜けた。
「こたつに入りすぎて逆上せちゃった?」
汗を流して、はーッ♡はーッ♡と息を荒くしてるトラゾーの上下する肩を掴んだ。
持ち上げていた右脚は力なく天板に乗っかってる。
「でもよかったじゃん♡こたつから出れて♡」
身体を上に向けて天板の上に押し倒し、両脚を抱え上げる。
「俺の射精したやつ溢れちゃってるから蓋してあげる♡」
籠盛りのみかんは全部転げ落ちた。
「ここで寝ようものなら、俺とのこと思い出しちゃうね♡こたつでひとりシてるトラゾーも見てみたいけどそんなことしたらお仕置きするから」
ひくついて物欲しそうにしてるソコにゆっくり挿入っていく。
先まで挿れてはギリギリのところで擦る。
「ゃ゛♡、じ、らさ、なぃぇ゛っ♡」
ちゅぷっという音が断続的にする。
「トラゾーが俺の勝手に飲み込もうとしてる♡淫乱な身体になっちゃったね♡」
「くぉ、の゛あ゛さん、がッ♡おれ゛の、ココ♡♡、そぅ゛、したのに゛ッッ♡♡!」
自分の全体重をかけるようにしてトラゾーの奥を突きまくる。
「──ヅ♡⁈〜〜、─゛〜♡ッ、♡!!」
「うん♡俺がトラゾーの身体をそうしたんだ♡俺ナシじゃ生きていけないカラダにね♡♡」
ぐっと両脚を抱えたまま顔を近付けた。
「ぁあ゛ッッ♡♡」
「でもトラゾーだって、俺のこときみナシじゃダメなカラダにしたんだからお互い様でしょ♡⁇」
「ひゃあぁん゛っ♡!!」
汗で湿る黒髪が張り付く額にキスする。
「で?こたつで寝たことは反省できた?えっちな声聞かせたことも反省してる?」
こくこくと涙の流れる顔で頷くトラゾー。
でも、まだまだ足りない。
もっと、めちゃくちゃにしてやりたい。
「我慢してた俺にご褒美くれる?」
それにも何度も頷くトラゾー。
それを見てひくつくナカから全く萎えてない自身を抜く。
こぽりと溢れる白濁はトラゾーのお尻を伝って天板に滴っていた。
「ふ、ぇ♡♡⁇」
「……」
にこりと笑うと、過去や今までのことから察したトラゾーが俺の射精したモノが溢れるソコを両手を使って広げた。
「く、く、ろのあさ、んのッ♡すき、なように、して…♡」
広げたソコに自分の指を挿れて、出そうになる声を我慢して俺を見上げる。
「ここ、を、あなた♡ので、おくまでっ♡、うめて、ほしぃ…♡!」
「……はッ♡♡ごーかく♡!!」
「ぃっぱい♡だしてくださいッ♡」
反抗的なトラゾーも可愛い。
でもやっぱり快楽堕ちした素直なトラゾーもめちゃくちゃ可愛いや。
自身の猛ったモノで最奥を貫いた。
「〜〜♡♡!、ぁ、ん、♡んっ!き、もちー♡ですッ♡♡」
「こたつでえっちなことしてるから♡?」
「くろのあさんとしてるからっ♡」
「クソかわ…ッ♡!!」
ぺいんとたちには悪いけど、多分トラゾーのこと風邪引かせる。
そして、多分だけど俺も風邪引くと思う。
「あとでちゃんとお風呂であったまって、ベッドで寝ようね」
「♡⁇、えっち、するんですか…♡♡⁇」
「?、……!、っ〜〜!あ゛ー!もぉ゛!!」
乱暴に奥を突くとトラゾーは弓なりに身体を仰け反らせた。
「風邪引かせないようにしようとしてんのに、このッ淫乱♡!!」
「ひゃぅん♡♡!、おれッぃんらん、♡、じゃないぃ」
「嘘つくな♡!…俺の優しさ返せよ。……まぁ、いいや徹底的に啼かして抱き潰す。そうすれば風邪も関係ないよね」
「♡♡?」
頭が快楽でふわついてるトラゾーが目が覚めて思い出して自責の念に駆られる図が思い浮かんだが、それも一瞬で消えた。
「一緒に風邪引いたら、一緒にいっぱい汗かいて早く治そうね♡⁇」
「?、はい…♡」
ふにゃっと笑った顔に、ナカにいる自身がイラッとする。
「(こたつの魔力が絶大なのはホントのことだったな)」
別の意味でね。
結果、風邪を引いたのはトラゾーだけで、俺はピンピンしていた。
ぜーんぶ覚えてるトラゾーは恥ずかしすぎて布団の中に巣篭もりしてしまいなかなかお世話させてくれなかった。
けど、こたつに行く?…と呟いたら真っ赤な顔(熱でね)をして布団から顔を覗かせ俺に渋々お世話を頼んできた。
いろんな感情が織り交ぜてるトラゾーの複雑そうな顔に正直反応しかけたけど、流石に病人相手に手を出すほど落ちぶれてはいない。
「風邪治ったら、ちゅーしたいです…」
きゅっと俺の服を握るトラゾーの手を握る。
「治ったら嫌になるくらいしてあげる」
「嫌になるくらいはいいです……ちょっとで、充分です…」
「遠慮しなくていいよ?なんなら、こっ…」
お腹を布団の上から撫でようとしたらぺしりと叩き落とされた。
「……クロノアさん今のはドン引きです…」
「……めっちゃ喘いでるくせに」
「!!…バカッ!変態っ!さいってー…!」
キッと睨みつける緑が布団の中に隠れてしまった。
「……(治ったら啼かす)」
「寒気がっ…クロノアさん、へ、変なこと考えてるでしょ!!」
布団の中からくぐもったトラゾーの焦った声。
「え、治ったら啼かすって考えてる」
「は⁈あんたバカでしょ⁈」
「…そんだけ叫ぶ元気があるなら今啼かしてやろうか?」
「ひ⁈け、結構です!へ⁈ちょっ、ぁ!布団剥がそうとすんな!はっ、力強っ!!ぇ、あ゛⁈嘘、ちょっと、待っ…」
「待ちません」
剥がした布団はフローリングに落として、トラゾーを組み敷いた。
「宣言通り汗いっぱいかいて早く治してあげるね?」
「ばかぁああ!!」