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『一章 キボウの学級裁判』
【学級裁判開廷】
モノクマ「え〜、学級裁判のルールは…」
モノクマ「まっ、なんとなくで!」
東「適当すぎませんか?」
兎「モノクマさんも私と一緒で口下手なんですかね…」
音「そうなんじゃない?兎月の方が口下手そうだけどさ」
愛「なんの話してるの」
羽「ちょっと!そんなこと置いといて裁判始めないと死んじゃうよ!」
荒「そうだぞ!まず毒はどこに入っていたか考えないか?」
秘「そうだな。」
東「毒はスープに入ってたんじゃないですか?」
蛇「その可能性はありますね。」
天「まっ、そうだろうな」
飯「…」
音「だねだね〜、その可能性が高いね」
紅「なら意地汚くスープを飲んでいた豚が死んだのですね」
猪「言い方ってもんがあるだろ」
いや、それは違う。
コトダマ→瑞稀が大量に飲んだスープ
秘「それは違うぞ」
猫「うむ?何が違うのでござるか?」
秘「瑞稀はこの裁判が始まる前にスープを大量に飲んでたんだ。だけどこの通り、なんの影響もない」
荒「あぁ!めちゃくちゃ元気だぞ!」
飯「じゃ、じゃあスープに毒は入ってなかったってこと…?」
天「…そうだな、だとしたらなんだ?」
兎「…もしかしたら事前に毒を盛られてたとかですかね?」
羽「どういうこと?」
兎「えっと…パーティの前に毒を誰かに盛られて、遅効性の毒のせいで死んだとか」
東「そうだったとしたら捜査は難航してしまいますね…」
秘「いや、それもないな。アグネスの他に毒を盛られていたんだ」
秘「千代だって盛られてただろ?」
音「おっと、兎月がクロかな?」
兎「毒だったんですか?…食中毒だと思ってました」
愛「生粋のバカだね。」
蛇「じゃあどこに盛られてたんでしょうか?」
秘「俺が思うに…」
秘「紅茶あたりだと思う。」
紅「お紅茶に!?そんなことする馬鹿は吊し上げしてやりますわ!」
猫「し、しかし紅茶ならアグネス殿が自分で用意したもので…自分で毒を盛ったのか?」
猪「アグネスがそんなことするわけないだろ」
荒「確かに、俺もアグネスが自分から毒を盛るなんて思えない」
音「えー、そうかな?出会ってばっかりの人の性格とかそんな掴めなくない?」
天「そうか?」
秘「…いや、紅茶じゃないと思う」
紅「どこですの?さっさと言いなさい。焦らすのは嫌いですわ。」
兎「焦らしプレイが苦手そうですね」
東「ちょっと…」
秘「俺は…」
嫌なことを、最悪なことを考えて口が動かない
冷や汗が首筋に流れる
秘「砂糖…だと思うんだ」