むかし、むかし
イビト山という山がありました。
その山に登った者は二度と戻ってこないという伝説の山でした。
今から少し前に、一人の少女がその山に登りました。
その少女は山にのぼった後、二度と帰っては来ませんでした。
20x1年
イビト山に二人の兄妹が登りました。
その兄妹はその山の近くで妹が落としたブローチを探しに行きました。
ブローチを探すことに夢中になっていた兄妹は、自分達がどんどん山の中に入っていっているということに気付きませんでした。
やっと兄妹の兄の方が気付きました。
その時にブローチを見つけた妹が兄の方だけを見て走ってきました。
ブローチは鳥が見つけて山の中まで持ってきてしまった様です。
妹がどこからともなく生えていた蔦に足を引っかけて妹の足元にあった大きな穴に落ちてしまいました。
妹の足元の穴の存在にいち早く気付いていた兄は、妹の方に走っていき、妹を空中で抱き締めながら、穴に二人とも落ちていきました。
コメント
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私と違って才能を持っていらっしゃる(➰〰➰)ノ