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鬼ごっこが開幕。
[今からいきまーす！ワンツースリー！スタート！]
とにかく生き延びなくては。
こういうのは隠れながら進むのが有効的だ。
全校生徒で鬼ごっこをするのは前々から夢だったが、こんな形でこなわれるとは。
[ねえ、君]
男の生徒の声。
[なんでしょう]
[共同線を組まないか？]
さっきからそればかりだな。デスゲームなのに共同線共同線。
何のゲームかわからんよ。
[まあ気にしないでくれ。一緒に逃げよう]
とかいっていざ鬼が来たときには俺を犠牲にすんだろ？
知ってるさ。俺だってそうする自信しかない。
[無言かい？まあ、共同線でなくてもいい。友達になろう]
[友達、ね。怪しいけどいいや。なってやるよ仕方ねぇ]
こうして、俺に友達ができた。
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