テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
こんにちは皆様。
ムール様との遊びは楽しめましたか?
楽しめたのなら、皆様に幸せを贈る者として嬉しいです。
今回、皆様に手紙を書いたのは、皆様にお願いがあるからです。
実は私の部下がマジシャンでして、
10月14日の19時にラーカル劇場に来て欲しいのです。
これは部下と私からのお願いです。
私達はある目的のために、絶望という幸せを集めているので…
ナイナ マエ
ワカカ「絶望という幸せ?意味がわからん、とりあえずみんなにこれ見せないと。」
俺は急いでみんなにこの手紙を見せた。
すると、みんなはようやくナイナ マエの情報が手に入ると喜んだ。
カイ「今日じゃん!」
ウルピス「よし、そこに行くぞ!」
みな「いいね!いいね!」
ムール「私の事、操った復讐をしてやる!」
みんなはウキウキしながら、約束の時間まで待った。
19時になり、俺らは約束の場所である、ラーカル劇場の前にいた。
キキネ「みんな、準備はいい?」
そうして、俺らは建物の中に入っていった。
建物の奥に進み、そこへ着くとオペラの劇場のようなところへ着いた。
そこのステージの上には狐耳の金髪の人が立っていた。
俺らを写す、青い瞳はとても綺麗だった。
俺はそんな気持ちを抑え、警戒を始めた。
俺と同じようにみんなは警戒し始めたが、カイとルミと鬼花は別の反応を見せた。
ルミはその人を見た瞬間に怒り狂い、その人への悪口を沢山言っていた。
鬼花は面倒くさそうな顔をして、その人を見つめていた。
カイは酷く怯え、足がガクガク震えていた。
その人はカイを見ると、嬉しそうな声でこう言った。
???「カイくん!久しぶり!」
カイ「…」
???「僕の事、覚えてる?同じ学校だったネロだよ!」
ネロと名乗る人はステージから降りてカイに近づいた。
カイ「来ないで!」
カイはネロを突き飛ばし、ルミの後ろに隠れてしまった。
俺は何が何やら分からなかったが、
少なくともカイとネロの関係はあまり良くないものだと感じた。
そう思った俺は、モーニングスターを持ちネロの頭目掛けてあてようとした。
しかし、その前にネロは不思議な力を使い床に電流を流した。
その場にいたネロ以外の俺とみんなは立てなくなり、倒れ込んでしまった。
そして、みんなは意識を失ってしまったのだ。
俺は意識が無くなる前、ネロが言った言葉を聞いた。
ネロ「これでカイくんと一緒になれる。良かったあの歯車ちゃんに協力して。」
俺はこの言葉を最後に聞いて、
意識を失った。
コメント
4件
続きが…気…気になる…
えぇ…(O_O)なんかやばそうな(?)