コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
🎭「飯綱、今日手伝え」
🧣「…生ゴミ放置で匂い取れないとかじゃないですよね? 」
🍶「なんやて?!どうりで今日の学園長臭い思いましたわ〜」
🍶「ぐすん😢」
🎭「可愛い顔しても無駄だぞコラ。おい、なんとかいえよ。あ?クソガキ 」
放課後。凛太郎は綺麗な正座で学園長…蘆屋道満に詰められていた
☀️「飯綱くんそこまでしてるの?」
🧣「まあな…気になんだよ」
☀️「匂いが?」
🎭「あ?」
☀️「ぴぃっっっっっ!!、!」
妖怪顔負けのスピードで飯綱の背に隠れる晴明。後ろには、凛太郎の遺体が転がっていた
🎭「ったく…。…匂うか?」
🧣「…耳を」
🎭「あ?」
🧣「酒とタバコの匂いが…服に…」
🎭「…」
これから服は別の場所に置いて喫煙するようにしよう。そう心に誓った道満だった。服はやばい。動物妖怪も多いのだ。飯綱が気を使ったということは、動物妖怪が気づくレベルでだが、気づかれるということを意味していた。つまり、教育者として詰む
☀️「い、づなくん…?」
🧣「ん?」
☀️「学園長黙っちゃったけど…何言ったのさぁ」
🧣「…変なこと言ってねえけどな」
🎭「…とにかく、後でちょっと手伝え」
🧣「へいへい」
☀️「僕も、手伝いましょうか?」
🎭「片付けできんのか?」
☀️「そ、それは…」
わかりやすく萎れるアホ毛とともに、表情…で終わるわけでもなく、モジモジし始める晴明。何か面倒を起こされて物が壊れる前に晴明に凛太郎の死体を担がせ、帰らせた
🎭「さて、と。行くぞ」
道満は飯綱を連れ、おもむろにため息をついた
🧣「…繁華街…えらく人目につきますけど、大丈夫ですか?」
🎭「路地に連れこみゃあ誰も来ねえってことだろーが」
🧣「あぁ〜…。8時と3時の方に2人ずつ…はいますね」
🎭「よし、4時と9時だな」
飯綱は、時計は読めるが時計を用いて表現はできない。ただ、左右が違うだけなので、反転させてやれば本来どこをいっているのかはわかるのだ
🧣「…次の角曲がって連れ込みますか」
🎭「だな」
「おい、確かこのあたりでまがっ…」
「おい、どこ行った?!」
「がはっっっ」
「おい、どこだって?!」
🎭「いるか?」
🧣「ありがとうございます」
つけてきていた奴らを路地に連れこみ、学園長と飯綱は数十秒かからずに全員のした。今は気絶した奴らの上でタバコを仲良くふかしている
🧣「学園長。こいつらは…」
🎭「…わりい。勘付かれたかもしれねえ」
🧣「、…どこに?」
🎭「上」
🧣「…」
🎭「ただま…なんだ。これも俺の仕事だ。お前は今みたいにお前の仕事をしろ」
🧣「…はい」
🎭「…送ろう。おら、家族サービスしてこい」
🧣「…フゥー…それじゃ、お先にです」
🎭「ゆっくり休め」
飯綱の背を見送った後、道満は伸びたやつらの衣服を漁った。どの妖怪も、戦闘力をもった種族だったが、伝説のかまいたちと元大陰陽師にかかればただの雑魚だった。今どき、戦闘経験…戦闘慣れしている妖怪なんて飯綱と凛太郎くらいだろう。道満は、もうようはないとばかりに2本目を取り出し、伸びた奴らを放置して表へ出た。やけ酒でもしたいが、明日飯綱に怒られるのが目に見えている。ただでさえ空き缶の山ができているというのに
🧣