TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

いつもそばに居てくれる君へ

一覧ページ

「いつもそばに居てくれる君へ」のメインビジュアル

いつもそばに居てくれる君へ

3 - いつもそばに居てくれる君へ 〜第2章〜

2022年11月08日

シェアするシェアする
報告する

「いつもそばに居てくれる君へ」


【第2章】ー私の夢見てた学校はこの学校?ー



次の日から私はどうにかこの学校の

先生や生徒に私のことを認知してもらいたい

と思い、

近々開催する予定の文化祭に

個人で歌を歌いたい。

と話をした。

そして私は先生方に許可を得た。

だが条件付きだった。

その条件は、

「明るい曲や元気な曲にしないこと」

昔から私は悲しい曲や優しさを感じる曲を

いっぱい歌っていたのでそんな条件は

余裕だった。

そして私の決めた曲は

「明日への手紙」

もしかしたらこの学校にも

苦しい人や辛い人がいるかもしれないと思い、

その人たちに届くように

その人たちが笑顔になれるように

心を込めて歌うと決意した。

その日から私は、練習を始めた。



そして文化祭当日。

私は気持ちを込めてこの曲を歌った。

そして歌い終わってみんなの方を見てみると

誰1人泣いていないし

笑顔にもなっていなかった。

私は一瞬何が起こっているのか

分からなかった。

なぜみんなからの拍手がないのか。

なぜみんなは褒めてくれないのだろうか。

色々な考えが頭に浮かんだ。

辺りが静かになり、

最初に発言した人はこう言った。

「え、wwめっちゃ雑魚やんww

もっと練習しろよww

そして明るめの曲にしろよwwww」

その発言をした瞬間、

次々にみんなが口を開いて

私を煽ったり貶したりした。

何本もの矢が

私の心にグサッと深く刺さったような気がした。


文化祭が終わっても私をいじる人は減らず、

増えるばかりだった。

私の目指していた学校が

いつしか私を苦しめるものとなってしまった。

私が目指していた学校は

本当にこの学校が正解だったのか?

毎日毎日考えた。

そして自分を責め続けた。


……To be continued
















追記:明日からの手紙という曲は本当にある曲で私の大好きな曲です。ぜひ聞いてみてください。

いつもそばに居てくれる君へ

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

0

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚