テラーノベル
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※ここから白鳳ミンリの視点になります。
場所はソー・ハインの実家にて
結婚した新婦ミンリは新郎イェ・ウェイの実家に嫁に行き、和気藹々していた。
ミンリ「今日のご飯何にするんや、マイハニー?」
イェ・ウェイ「今日は竹虫の素揚げと穴熊の肉入りのポソレだ!!一緒に食おうぜ!!待っててな!!」
ミンリ「ええの、ほんまに?じゃあ私在宅ワーク少しやるから明日そのラテン料理教えてや!!」
と言ってイェ・ウェイは父親が収穫した害虫の竹虫を右手でフライパンの中に入れ、小麦粉でまぶして「ズーッ!!」とIHで通して焼き、その間にとうもろこしを「スパッ!」と包丁で切り、穴熊の腕と脚の肉を丸焼きにしてポソレが完成するのだった。
ミンリは夫婦の部屋のパソコンでカタカタ打ちながら在宅の仕事に励んでいた。
ミンリの心の声「ここの実家は狩猟で獲った動物たちを無駄なく解体して毛皮は布団や服の素材にして販売するからにゃ。肉や骨は切り分けて、骨は骨格標本にして博物館に寄付するか飾るかのどちらかにゃ。」
その時あることを思い浮かぶのだった。
ミンリの心の声「ハクラン。私は結婚したけどベストを尽くしてにゃ。実家のクリニックでハクラン、あなた医者をしてるけど。ハクラン、あなたは毒舌家で私と口喧嘩してしもうたかもしれへんけど、私を助けてもくれた。最高に嫌な奴で、最高に優しくて大好きな妹やにゃ。今思えば、どんだけツンデレで私のことが好きなんや、あなたは。」
ミンリの回想シーン
(15年前。2018年。実家の2階のリビングにて
ミンリ(当時17歳)の心の声『なんでこんなに生理が痛いんや!!ナプキン当ててるし… 処方された薬も飲まなぁあかんにゃ!!ポテチだって取り上げられるし!!』とおへその下を押さえて目を瞑って痛みを堪えるのだった。ハクラン(当時12歳)『おい、バカミンリ。お前あんまり無理すんじゃねぇぞ。今お茶と粥作るから待ってろ。』ミンリ『ほんまにありがとう!!』ハクラン『礼なんていらねぇよ、バカ。』ハクランの心の声『子宮を縮小させて経血を押し出す物質のプロスタグランジンの過剰分泌が原因か。そのせいで強い痛みを感じる。いくら薬を飲んでもミンリみてぇに痛みが強い場合もあるし…でも個人差があるからな。』ハクランは料理は苦手だが、姉のためにお粥作るのだった。冷蔵庫に保管してあったご飯の中にある茶碗を取り出して、深めの耐熱ボウルにご飯を移し、水を200mlほど「ジョボッ!」と右手でタッチレス水栓をかざすのだった。そしてラップをかけて600w電子レンジで5分程加熱。その後は蒸らして完成。その間にお湯を沸かしてほうじ茶を作り、ミンリに提供するのだった。
ハクラン『出来たからゆっくり食え。』ミンリ『ありがとうにゃ。』と言って両手でコップを『フゥ…フゥ…』と息を吹きかけてほうじ茶を『ジュッ!』と飲むのだった。ミンリ『ファ…美味いにゃ』と言いながらお粥をスプーン持って食べるのだった。)
※経血(けいけつ)は、生理(月経)時に子宮内膜が剥がれ落ち、血液と共に排出されるものです。
回想シーンを終わり、現在の2033年に戻します。
ミンリ「そんなこともあったんやにゃ。」と耽っていた。
イェ・ウェイ「出来たから、もう降りてきな!!」
ミンリ「はーい!!」と。2階から降りて行くのだった。
イェ・ウェイ「よし、穴熊の肉入りのポソレと竹虫の素揚げだぜ!!」と言って夫婦二人で一緒に食べるのだった。
コメント
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もうミンリ視点きた!って思わず身を乗り出しました🧡 新婚生活の和やかさと、思い出したハクランとの過去が切なくて…ああもう、ミンリにとってハクランって本当に特別な妹なんですね。あの♡♡♡痛のシーン、当時12歳のハクランがお粥とほうじ茶を用意してるのがもう、ツンデレすぎて泣ける。「礼なんていらねぇ」って言いながら、あれだけちゃんと作れるのがハクランの優しさそのもの。回想が今のミンリの心にあって、なおさら新生活が温かく感じられました。素敵なエピソードでした。