〜私と彼氏「好きになりました。僕と付き合って下さい!!」中学校生活最後の日、人生初めての告白……された!!この学年の王子様と言われているほどの人気者男子から告白されるなんて。思っても見なかった、と同時にこんな私でもいいのか、私が釣り合うのかと思ってしまう…でも彼が勇気を出して私に言ってくれたから。それに応えよう。「私で良ければ。よろしくお願いします!!」「ほんっと?!マジでっ……!!」「うん!」「よっしゃー!!!!!!」子供みたいに大きな声で…笑笑こんな一面もあるんだ笑笑「マジでサンキューなっ!」「えっ…と…華帆って呼んでもいい?」「もちろん!」「じゃあ…亮真くん?」「うん!これからよろしくね」「うん!こちらこそ」彼の微笑む姿がすごくいいなと思った。これが恋なのねと思ったのだ。「そういえば高校どこ行くの?」「うーん…俺ね桜花高校行くんだよね」「えっ?!私もその学校なんだけど!」「一緒だね!」「でも、なんでその学校にしたの?亮真君なら違う学校だってあるし、他の友達と同じ場所でもよかったのに…」桜花高校歴史のある学校だ。私のお母さんも行っていた学校。レベルもそこそこ。「うーん。それはね、華帆がその学校に行くって言ってたから、俺もそこにしたんだ!笑笑」「そうなの?!」「華帆って凄いじゃん?みんながやりたくない事とか引き受けて、字も綺麗だし、勉強だってほぼ満点。周りをちゃんとみているしさ。そこがカッコいいと思ったんだよね」私のことその時から、見ていたんだ…。そんなすごくないのに……。「そっか…ありがとうね!嬉しいよ!」「ふふっじゃあまた高校で会おうね!じゃあーな!」「うん!高校でバイバイ!」彼と歩いたこの道…夕暮れの色と共に彼の姿がすごく輝いて見える。優しい人だったなー…。
(あー……言っちゃったよー。良かった。OK貰えて、マジ可愛いかった。緊張した……心臓もたねー……)
いつもの夕暮れなのに、なんだか今日はとても綺麗に見える。楽しみだ笑笑
「お母さーんただいまー」「あらっお帰りなさい!卒業おめでとう華帆!」「うん!ありがとう。お母さん」お母さんに言ったほうがいいのかな…告白されたことまぁ…いっか「お父さんは?」「もう少しで帰ってくるよー」「分かった。着替えてくるー」階段にかけのぼる音。彼女の部屋は2階の部屋1番広い部屋を私にくれた。優しいお母さんとお父さん。感謝しないとなー笑笑
ガチャ…「ただいまー」「あっお父さん!おかえりーお仕事お疲れ様!」「おう!ありがとうな!」「お帰りなさい。貴方。」「おう!ただいま!」「あっ!華帆っ卒業おめでとう!これお祝いのケーキだ!」「お祝いの物買いに行こうな!」「うん!ありがとう!!!」「さぁ、ご飯にしましょう!」
パンっ!「いただきまーす!!」「華帆は、あと少しで高校生かー早いなー。まだお嫁に行くなよー笑笑」「もうっ!お父さん、まだいかないよー笑笑」「そうよ。早すぎるわ。あなたったら」「冗談だってーははっ」
「おやすみなさーい」「はーい」ベットに入るとさっきのことが鮮明に頭に入ってくる。夢のようだ。楽しかったし、嬉しかったなー早く会いたいな……「何を…思っているの。私!」けど思うだけはいいよね?静かに私は眠りについた…
ピピピッー!!ピピっピー!!ポチッ。もう朝か…「んー!ふー。よし!」今日はお父さんとお祝いのお買い物!嬉しいなー
バダバタっ!「準備できたかー??」「んー出来たよー!」「じゃあ行こうか!」「行ってきまーす!」
「なんでも好きなだけ選んでいいぞ!」「えっほんとに?!」お父さんの家系がなんでもすごいお金持ちらしい。何せお父さんは社長何だって、すごいよね!お母さんは、ブランド社長らしいけど、何だか凄いところに産まれたなー笑「あぁ!なにせ今日は特別な日だからな!」「ありがとう!!」
「ありがとうございました〜」「またのお越しをお待ちしてまーす!」たくさん買って貰っちゃった!!嬉しいなー服にコスメにバック、くつ、文房具、本など。「あっ母さんのお土産も買っていこう!」「そうだね!お母さんの大好きなモンブラン買っていこうよ!」「そうだなー。懐かしいな。」「何で?」お母さんとお父さんは、お父さんがお母さんに猛アタックして結婚したらしい。そのおかげで浮気も不倫もされていない。こっちまで一途ナノが伝わる…。「プレゼントで俺が作ったモンブランを母さんにあげたんだよ。その時もすごく嬉しかったな!すごく喜んでる姿を見るだけでも嬉しいくてな!笑笑」「そうなんだ!私もいつかお父さんとお母さんみたいな家族を作りたいなーなんて笑笑」「華帆……お嫁に行くのか?……ぐずっ」「ちよっ……とまだ行くとは決まってないでしょ……」「そうだな。すまん。すまん。つい心配になった。」「もう…、お父さんったら……」
「よし!食べたし買ったし!そろそろ帰るか!」「うん!そうだね!お母さん喜ぶといいね!」
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