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〜高校生活と恋愛〜桜が満開で天気もすごくいい、入学式にはもってこいの天気だなーー「あっ!」彼と目が合って手を振ってくれた!「あっ、、!!」ボソッ「あとでね!」「っ!うん!」
「新一年生の皆さん、入学おめでとうごさいます。」「勉学と恋とスポーツを楽しみながら、高校生活を送って下さい。」ザワザワ……ザワザワ……ザワザワ恋っ?!何言ってんのあの校長先生は?!「これで入学式を終了します。みなさん速やかにご退場してください。お忘れ物もないように。」「終わったー」「ねぇ君!名前なんて言うの?」「えっ!柳 華帆です。」「やなぎかほさんね。おけ!ありがとう。私は胡桃 麻友よ!よろしくね」「はい!よろしくです!」「じゃあまた明日ね!」くるみまゆさん。かわいらしい人だったなー、初めての友達!!また明日って言われちゃった!!「はい!」「よっ!華帆っ!!」「あっ亮真くん!」「一緒に帰れるか?」「うん!帰れるよ!」「そう!よかった」あっまた笑った。よく笑う人だな笑笑「何組だった?俺、4組」「あっ私も4組だった!同じだね!笑笑」「っ!おうっそうだな!」あっぶね……あの顔は反則だろ…あんな顔もするんだな「なぁ…この後予定とかある?」「えっ…特にないけど…」「そっか、ご飯食べにいかないか?」「あっうん!いいよー!ちょうどお腹空いてたし…」「よかった。じゃあ行こうか。何食べたい?」「うーん、特にないけど…亮真くんは?」「俺…は肉が食いたい!」「おけーいいよ!いこっ!」「おう!」
ガチャ…カランカランっ「いらっしゃいませー何名様ですか?」「2名です!」「あっはい!今ですね恋人の方限定30%オフなんですよ〜お二人はカップルですよね?」「あっはい!」どうしよう…私たちカップルに見えるんだ〜「はい!俺たちカップルです!」「あっはい笑笑ご案内しまーすね!」
ボソッ「ちょっと、あんな大声で言わなくても…恥ずかしいよ。」「ごめんごめんっつい…な!」「でも、安くなるのは俺らにとっては嬉しいよな!実際カップルだし…。」「まぁ……そうだけど」「食おうぜ!何食べる?」「カルビ!」「俺もカルビ食いてぇーな、」「よし!注文完了とっ!」口一杯入れて食べてる笑笑可愛いな…「なんだよ…食べないのか?」「ううん。食べるよ!美味しいねこれ!」「そうだな!」
「ありがとうございました〜」「ふぅー食べた食べた!」「おいしかったね!」「またこような!」「うん!この後どうする?」「うーん。どっか行くか!」「どこがいいかなー」
付き合って一年経つのに、私はまだ彼とキスもしていない。本当はされそうになった時は何回かあったのに。私が拒んでしまったんだ。あの時の彼の表情は今でも忘れられない。ごめんね。でも彼は「ゆっくりでいいよ。いつでも待っているからさ、そんな悲しい顔しないで…」亮真の方が悲しい顔だったはず、傷付いたはずなのに、何でそんなに私に優しくするの?
「うん……ご…めんね…。」「謝らなくていいよ。俺が焦っちゃただけだから。」「うん…」「送ってく」「ありがとう…でも今日は大丈夫。お母さんが家にいるから、まだ伝えてなくて…ごめんね。」「そっか…俺もまだ言えてないな笑気をつけてね。」「うん。また…いや。」「お邪魔しました」「…おう。……」
いつからだろう彼からまた明日と言われなくなったのは、私も言わなくなったのは、毎日彼と会ってる。なのにこの胸の中は満たされない。ぽっかり開いたまま。
「好き……。愛している…。」軋むベットの上で彼が私にそう言った。そのあと彼の手が私の頬に寄り添って唇に口を重ねようとしたら、私が思わず彼を押して拒んでしまった…。彼はひどく驚いていたが、そのあとすぐ笑顔になって私にごめんと言って微笑んで抱きしめてくれた。ハグも手を繋ぐことは平気なのに。なのに、彼が私の唇身体に触れようとあの時の恐怖が襲ってくる……!彼には何度も申し訳ないと思っている。こんな私でごめんなさい。汚い私でごめんなさい。愛してくれて、好きでいてくれてありがとう。とても感謝している……。
「何でこんなってしまったんだろう…」次の日彼はいつもと変わらず、明るく「おはよう!」と元気に微笑みかけて私にあいさつしてくれた。
あぁ……、良かったと思ってしまうほど、普通なのだ。同じクラスだった胡桃麻友さんに「ねぇ、華帆って亮真くんと付き合ってんの?」「えっ?…」「あー大丈夫狙っていないから、ていうかわたし彼氏もういるし。」「あっそうなんだ。うん。付き合っているよ。なんで?」「だって噂になっているよ。最初は何人か狙っていた子多いけど彼女をみて、諦めたそうよ。みんな。」「えっ?私が?」「良かったじゃん。華帆は可愛いってことだよ。実際可愛いし!」「いやいや、そんなことないって、麻友の方が綺麗だよ!」そうなの?!私が可愛い?そんな事初めて言われたよ。「なーにーよー?!自慢ですかなーーそんな子には…」腰のあたりに手を置かれて。「こちょこちょの刑だー笑!」「ちょっ…やめ…あはっ!…くすぐったいてばー笑笑!」
良かった。元気そうだな…。俺普通の顔できたよな…