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『夢でまた 。』
皆さんは 、 同じ夢を見ることはありますか ?
見たことない人なのに 、 知っているような
感覚に陥ったことは有りませんか ?
一 、 『運命の出会い 。って …』
皆さんは 、 “夢”ってよく見ますか ? 私はよく夢を見るんです 。
ほとんどの夢って朝になると忘れることが多いですよね 。私は見る夢を鮮明に覚えていることが多いんです 。1つの夢に限っては …
「おやすみ 。」いつものように家族に声をかけて 、階段を登っていく 。部屋のドアを開けて 、吸い込まれるようにベッドに横たわる 。いつもの動き 、動作 、何も変わらない。そして目を閉じる 。またいつもの夢が …
秋の空 。赤く染った葉っぱが私の足元に落ちてくる 。右足 、左足 、一つずつ前に出して歩いていく 。
景色以外に何も無い 。音も 、人も。いや 居る 。後ろを向いて立っている一人の男性 。20代前半ぐらいだろうか 。私に気付かずにどんどん先へ行ってしまう 。
「待って ! 」手を伸ばす 。
最悪だ 。AM:3:00と光っている時計が私の目に飛び込んでくる 。
夢は毎回このタイミングで終わる 。あの男性が振り返ったことはない 。声を聞いたこともない 。手を伸ばした瞬間 。瞬きをする間に切れてしまう 。例え何時だろうと私が手を伸ばしたその瞬間に彼は消える 。なんと不思議な夢だろうと何度思ったか 。何故その夢を見るのかは 、知らない 。いつも秋なのも 、不思議に思っている 。私は何故か秋が好きだが 、それが理由なのだろうか 。
考えても無駄だ。私は重い体を起こして 、静かに階段を降りた 。暇なので私は1時間程ウォーキングをする 。と 、言っても近所の公園を歩くだけ 。広いからちょうど良い 。
靴を履いて 、外に出る 。数分歩くと 、公園に着く 。こんな時間に人なんて居ないし 、人と関わるのが苦手な私にはちょうど良い 。
スマホにイヤホンを繋いで 、好きな音楽を聴きながら歩く 。気持ちがいい 。この夢のお陰で早起きが得意になったと言ってもいいし 、朝が好きになった気もする 。
その時 … ちょんちょんと誰かに肩を叩かれた 。私はイヤホンを外して振り返る 。そこには私と同じ高校生ぐらいの男の人が立っていた 。
「すみません 。落としましたよ 。」手に持っていたのは 、私のハンカチだった 。「すみません 。気づかなくて 。ありがとうございます 。」私は 、その男の人からハンカチを受け取った 。「落としたのが見えて 。それでは 。」男の人はそれだけ言うと 、走り去って行った 。こんなに朝早くから居るんだな 。私もだけど 、ランニングでもしているのだろうか 。それにしても 、身長が高くて正直びっくりしてしまった 。朝から人に会ってびっくりしたな 。そんな朝を迎えて…
「それ !運命の出会い的な !?」「いやいや 。何言ってんの ? 少女漫画の『いっけなーい遅刻遅刻 〜』じゃないんだから 。」私はわざと声を高めて言った 。
「あはは 。そっか 〜 ついに楓葉に彼氏が ! なんて思ったのに 。」「え ? 話進めすぎじゃない ?」「まぁまぁ 。目標はおっきく持っとこ ?」「はぁ 〜 ?」何言ってんの此奴は本当に、学校について早速朝の話をしたらこの 、お喋り大好き 。私の親友の絢香が口を挟んできた 。
「はーい 。HR始めるぞ 〜」先生が言うと立っていた生徒達が次々と席に座り始める 。
「そして 、ビッグニュースだ 。転校生が来た 。」クラス中が大賑わい 。ここは田舎だから転校生なんて珍しい 。「入ってこい 。」
「東京から来ました 。望月 界人です 。」
少女漫画 … 。運命の出会いって こういうの ?
【おまけ】
主人公 清水 楓葉 (しみず かえで)
↓
親友 東雲 絢香 (しののめ あやか)
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