コメント
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優しいな〜
まぁ、最高すね★
トレイパイセン。まぁ頑張って立ち直れよ…はは☆
・完全に私の都合の良いように作っています
・創作監督生監督生の性別は
監督生くんちゃんですよ???
ちょっと今回いじめあるから無理な人カムバックゥ
前回のあらすじエーデュースにいただきますとご馳走様を教えた。いじめが優しすぎた。監督生びっくり!!エースがどんないじめなのか聞いてきた。そして多分これから聞いたことを後悔する。
「僕の世界のいじめは、、、あー、ストーリーにした方がわかりやすいな、よし。本として出すわ。」
「作んの!?」
「うん!頑張るンゴ」
「は?」
「は?」
✾・・・・・・・・・
数日後
「できたぁー!!!大量印刷完了!よし!これをサムさんのとこで、売ってもらおう!100マドルで!」
これで売れれば、皆に、僕の世界のいじめのことを知ってもらえて、ついでにお金も貰えるという一石二鳥なのだ!
もちろんサムさんにも、収入は入る。
「抜かり無いんだゾ、、、」
僕は早速サムさんに売ってもらうことにした。
「サムさーん!!」
「hi,小鬼ちゃん!今日はどうしたんだい?」
「これを置いてくれませんか?」
「これは、、、小説だね!なんの小説だい?」
「いじめです!」
「え?」
「僕の世界のいじめについて、ストーリーにしてまとめました!あ、もちろんサムさんにも収入入るので!」
「そこはどうでもいいんだ。いじめについてって、、、」
「あれ?もしかして、ここの世界ってこういうの少ない?」
「そうだね、滅多に見かけないよ。」
「えぇー、僕の世界ではいっぱいあったのに、、、ま、これを機に知ってもらえばいいか!置いて貰えます?サムさん、、、」
「OK~!!小鬼ちゃんの頼みとならばそのくらい容易いことさ!収入はいらないよ!全部小鬼ちゃんの収入だ!」
「えっ!?ほんとですか!?やったぁー!!サムさん大好きぃー!」
こうして監督生は収入源が増えましたとさ。
「あ、ついでにこのpopも置いてください。わかりやすいように!」
「小鬼ちゃんが描いたのかい?」
「はい!こういうの得意なんで!」
「OKOK!この本と一緒に置いておくね!」
「ありがとうございます!!」
✾・・・・・・
そして、後日。
監督生の本を最初に手に取ったのは、、、もちろんマブ。ではなく、トレイ先輩だった。お菓子の材料がなくなり、買いに行った時に本が目に入ったのだ。
「サムさん、これなんですか?」
「oh,これはね、監督生が書いた本だよ。収入は監督生に入るから、買って行ってあげてくれよ。」
「へぇ、監督生が、、、じゃあついでにこれもお願いします。そんな高くもないですし。」
「小鬼ちゃんが皆に知ってもらえるようにって安くしたみたいだね。広めてやってくれ。」
「もちろん。」
そして、トレイは早速、ケーキを焼いている空き時間に、監督生の本を読んでみることにした。その本の表紙にはタイトルはない。
ただ、作者:監督生と、書かれているだけだった。
(本のpopにも書いてあったし、監督生の元の世界の話となると、、、なんだろう、、、想像もつかないな、、、読んで見たらわかるだろう。)
パラッ
1枚めくる。するとタイトルが書いてあった。
『今、あなたに会いに行く。』
何か意味があるようで無さそうなタイトル。このタイトルの言葉からして、恋愛ものであるだろう。と、トレイは、その時まで思っていた。次のページを読むまでは。
『あぁ、朝だ。また、朝が来た。学校に行かなければならない。学校なんて、なければいいのに、朝なんて、来なければいいのに、そしたら、君は、、、君はッ!!』
『生きていたかもしれないのにッ!!』
「────ッ、」
その一文に息を飲む。生きていたかもしれない、?なら、『君』という人は、、、死んでいるのか?恋愛モノだと期待していたトレイからしてみれば、どんなに残酷で、悲しいことか。期待していた分ショックは大きい。これ以上読んだら、もう立ち直れないくらいに重い言葉。
それなのに、そうと分かっているのに、ページをめくる手が止まらない。次々とページをめくり、読んでいく。時間が過ぎるのを忘れて、ケーキを焼いていたことも忘れて。最後まで、読んだ。そして、泣いた。
悲しいっ、悲しすぎる、、、こんなにも悲しい話がこの世界にあるというのか、、、いいや、この世界にはここまでのものは無い。だが、監督生の世界なら?これが一般的なのだろうか。これが一般的でなかろうと、監督生の世界に少なからずともあったことは確かだ。そうでなければ、こんなにも悲しい話を作ることは不可能に近い。監督生はこれを経験したのか、、、?そうというのならどう声をかければいいのだろうか。俺は、その場に座って頭を抱えることしか出来なかった。
ケーキが焦げていた。少しだけ、少しだけだから、焦げている部分を除けばまだ食べられる。だが、俺はその焦げた部分を何故か食べた。苦かった。そして、辛かった。
✾・・・・・・
後日談
「エーデュース!!ねね!どう?サムさんの所に置いた小説!読んだ?どうだった?感想聞かせて!」
「監督生、、、」
「俺らに、もっと頼れよ?」
「え?」
「そんな抱え込まなくていいんだぞ。僕に打ち明けたら少しは楽になるかもしれないだろ?」
「え?いや、なんの事?」
「あいつらどうしたんだゾ、?」
「さ、さぁ?」
あの小説を読んだ人達が、何故か監督生に優しくなった。たまに、ご飯奢ってくれるようになった。
「なんで???なんで急に?」
「どうしちまったんだゾ、、、」
「うーん、、、ま、いいか!利用できるもんは利用してなんぼってな!」
「子分のそういうとこ、俺様憧れるんだゾ、、、」
「そりゃどーも!さーて、今度は何を書こうかなー?」
小説を書くのに味をしめた監督生であった。
壮大すぎたか、、、?まぁ、やりすぎがちょうどいいって言うし??このくらいがいいだろ!!ということで、次回もお楽しみにー!