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レタス
903
#にじさんじ二次創作
おばけさん
292
Yu
1
勇斗side
家に帰り、お風呂に入るため、ズボンを脱ぐ前にポケットを探る。
ない。
チラシが、ない。
勇斗「やべ。どっかに置いて来ちゃったかな。」
今日の朝チケットを発券したため、あれにはチケットも挟んである。
勇斗「うわ〜。まじで最悪。」
「学校の忘れ物のとことかに届いてるかなぁ…。」
一見ただのチラシのため、もしかしたら捨てられているかもしれない。
勇斗「はぁ…。」
明日、学校で探してみよう。
それまでは分からない。
翌日
勇斗「おはよ〜。」
俺は挨拶をしながら教室へと入る。
すぐに友達が近くに来て話始めたため、朝のうちはチラシを探すことが出来なさそうだ。
昼休み、ご飯を食べ終わった後、チラシを探しに行こうと一旦友達の輪を抜ける。
廊下に出て、少し歩いたところで「あの、」と声をかけられた。
振り向くと、昨日保健室へ運んだ吉田くんがいた。
勇斗「?どしたの?」
仁人「あのさ、これ、昨日置いてった?」
吉田くんの手にあったのは、俺が探し求めていたチラシだった。
勇斗「え!!これどこにあった?」
仁人「保健室の机に…。」
勇斗「そっか〜!そこか!ありがとう!今から探そうとしてたんだよ!!」
仁人「いや、元々は俺が倒れて保健室で待たせたせいだし…。」
勇斗「そんなことないって!俺が勝手に忘れたんだから。」
仁人「…。」
「あのさ、そのバンド、好きなの?」
勇斗「そう!めっちゃ好きなんだよね。え、知ってんの?」
仁人「うん。俺も好き。」
勇斗「まじ!?全然このバンド好きな人俺の周りにいなくてさ〜。」
「めっちゃ嬉しい!!」
仁人「俺も、嬉しい。」
初めて仁人の笑った顔を見た俺は、少し胸の奥がとくんと跳ねた気がした。
この時俺は、ただ仲間が見つかった興奮ゆえだろう。と、そう思っていた。
勇斗「ね、このライブ行くの?」
仁人「うん。行くよ。」
勇斗「せっかくだから一緒に行こうよ!!」
仁人「へ!?」
勇斗「いや?」
仁人「全然嫌じゃないけど…。」
勇斗「じゃあ決まり!連絡先交換しよ!!」
仁人「うん。」
俺がスマホでQRコードを差し出すと、仁人はそれを読み取って俺の連絡先を登録してくれた。
勇斗「じゃあ集合時間とかは追々連絡するわ!」
「まじでありがと!!」
俺が手を振ると、吉田くんも控えめに手を振り返してくれた。
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